美しいヒトのミニリフトの経過です。2月10日に手術。
上左図は術前、上右図は術直後です。前に提示しました。術直後は腫れてますが、顎のラインが変わっているのが判ります。手術は銀座院で受けられました。
2月17日抜糸しました。耳の前の傷跡は、斜め前からよく見ると、まだ分からなくはないという感じです。でも顎のラインの違いは見えます。ちなみに術前の耳前のラインの線はデザインですよ。
術後9日目である2月19日にもう一度大阪院に来ていただけました。実は、ご子息の手術に付き添っていらっしゃったのです。ついでに正面写真だけ撮らせてもらいました。遠方から3時間近くかけていらしたのに、疲れも見せずに協力してもらえました。まだ腫れが残っていなくはないですが、耳を出していても、傷
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カテゴリー別アーカイブ: フェイスリフト
美しい女(ヒト)の楽しみ-ミニリフトから-
私が10年以上治療させてもらってきた患者さんですが、このたび上口唇短縮術とミニリフトを施行しました。
ところで、口唇とは赤い唇だけでなく、医学的には鼻の下の皮膚も口唇とです。赤い唇を赤唇、肌色の唇を白唇と言い分けます。ですから、上口唇短縮術はどこかを切除縫合することになります。昔20年ほど前までは、父は赤唇縁とその上の皮膚を切除する手術をしていました。私が引き継いだ患者さんのうち何人かも受けています。口紅をしていればよく判らないのですが、よく見ると赤唇縁の微妙なカーブが消失しているため何か不自然です。
そこで、最近学会でも報告されているのですが、鼻翼基部から鼻柱基部の外鼻孔底の堤状の高まりの下に傷を持って来れば、折れかえり線なので傷跡が見えにくくなると考えられ、そこで切除するよう
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フェイスリフト;FL の合併症→治しました。術後1か月以内に結果が出ます。
前回提示した症例です。本日悦ばしく、最終結果をお見せします。その前にこの様なフェイスリフトの合併症を起こす原因を考察しましたので、掲載します。
よく行われるフェイスリフトでは、①耳の前後ろで皮膚が切開されます。②そして、通常皮膚を剥離します。引き上げやすくするためです。③その後、筋膜等を引き上げます。④すると弛んでいた皮膚に余剰を生じますからこれを切除し、⑤縫合します。
基本的にこの手順です。ここでそれぞれの手技に対応する合併症とその原因をあげます。
①切開位置が不適切だと耳は変形するし、傷跡が目立ちます。いまどきこんな手術する人はフェイッスリフター失格です。②皮膚剥離は皮膚を引き上げ、真皮縫合をかけやすくするためには必要です。剥離した皮膚が引き上げた位置で面で癒着しますか
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切らない手術と普通の手術
このところ、切らない眼瞼下垂手術や、切らない小鼻縮小術を紹介しました。 その際、持続性については、あいまいにしているのはお気づきでしょう。そうなんです。 切らない手術=糸で形を作る手術は、必ずある程度の後戻りをしますが、その程度と時期は個体差があり、予想が難しいのです。 切る手術=普通の手術は、余分を取ったり、癒合をさせたりするので、効果の程度は取る分量により決まります。持続は初期の後戻りはないとは言えないのですが、その後は効果は定着します。 まずは切らない手術の代表4法について説明していきます。二重を作る埋没法MT法や、切らない眼瞼下垂手術LT法は眼瞼の皮膚と挙筋を糸でつないだり、挙筋を糸で畳んでまぶたの機能を助けます。糸は永久に残ります。もちろん害はありません。なぜなら、糸は身体との反応
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フェイスリフト;FL の既往が判る変化→治しました。いいでしょ?。
私の父は、それこそ大胆に引き上げるフェイスリフトを常々行っていました。このため、耳がエラまで伸びてしまうケースが多く、ちょくちょく私が治させられました。もっとも困った症例は、銀座美容外科の看護婦長のケースで、父がいろいろの方法を実験してましたから、(スタッフはモニターで、いろいろの手術を受けていました。)私が耳を治したら、数か月後にまた、フェイスリフトを追加して、伸ばす。しょうがないから、また私が治したのに1年後にはまた引っ張る。いたちごっこでした。但し、私はそのたびに、手術法のディテールを工夫して、回数を重ねると、より効果的な方法を身に着けました。この様な経験は誰もしていないでしょう。逆の意味で、父に感謝しています。
今回、この症例を治す機会ができたのは、看護師さんが見つけ、私も指摘
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