”直美”や”転科医”は、今に始まったことではありません。いやその前に、近年美容医療が喧伝されて隆盛していますが、美容医療も今に始まったものではありません。昭和51年に形成外科が、昭和53年に美容外科が標榜科目(看板に書いたり広告に載せられる診療科目名)となる前から、美容医療に携わる医師は居ました。すでに100年以上前の戦前に、ごく一部の眼科医が眼瞼(主に重瞼術)、耳鼻科医が隆鼻術を手術していました。アジア太平洋戦争を挟んで、80年前の戦後すぐから、整形外科医院を標榜して、美容整形屋が横行していました。昭和40年代には既に、山手線の各駅(29駅)に美容整形医院が開設されていました。父もその一人でした。さらに東京駅の周囲には、5院ありました。昭和50年代に入ると、チェーン店が横行します。新幹線セ
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カテゴリー別アーカイブ: 広範囲剥離
リフト手術は部位を分けて。顔の大きさは頬骨最大幅=133m mはやや大きく、こめかみリフトが適応します。
何回も書いてきましたが、(フェイス) リフト, Face Lift 手術は部位を分けて施行しております。【Face Lift】を訳すと、【顔 持ち上げる】ですが、顔を持ち上げても意味がない?!。顔は部分的に、皮膚や軟部組織が伸展して弛み、重力により支点から下垂します。支点は頭蓋骨に付着している部位ですから落っこちませんよね。また表情筋は覚醒時に正立している際に、トーヌス(精気のある顔を保つ)を持って緊張して、重力に抗っています。加齢で表情筋も弱って重力に敗けます。骨へ皮膚を吊る支持靭帯も伸びます。ですからリフト手術は、顔の一部を頭蓋骨に向かって持ち上げます。従って支点を探します。すると表情も精気を取り戻します。張りが醸し出されます。
上からまず、前額部は、頭皮が頭蓋骨を帽子のように覆っ
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5年毎にリフト出来ますと書いたら、本当にしますと嬉しい一言。確かに一部落ちてきましたね。
本当にしますって希望されて嬉しい限りですが、私としては困惑しています。「そんなに落ちていますか?。」との迷いは感じますし、「じゃあよく診ないと!。」と真面目に診なければならないし、いざ手術となれば「一所懸命に挙げなければ!。」と気合いを入れたくなります。
これまでにブログで書いて来たことですが、私はリフト手術を複数回繰り返すことが出来ます。いつも付け加えるのですが、8回フェイスリフト的手術を施行した患者さんが最多です。とは言っても父が5回、私が3回です。対して、昨今の”直美”や若造、ビジネス的チェーン店の非形成外科医は、複数回リフトを避けたがりますし、むしろ危ないし、無理です。
その点本症例の患者さんの様に、外面的にも内面的にも美しい人、さらに社会的にも豊かな方は、いつまでも心の
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3回目のこめかみリフト。下顎に向かって更に引き上げます。
先日、当クリニックグループにおいて、私の美容医療教育が功を奏した同僚である吉沢医師が、私に近づいて忠言してきました。「先生がいずれは引退したら、ここで(当グループという意味)リフト手術、特に切開リフトをちゃんとしっかりできる医者がいなくなりますよね?。」次いで「出来るだけ僕が、先生の手術を見て勉強しますかね?。」と訊きます。そこで私「まだまだやるよ!。要は診察と手技の両方が必要だろ?。幾つもの方法を使い分ける知識が求められる訳だね。」と答えました。その点で今回まさに診察が重要な手技でした。さらに彼は「だって軽い侵襲の治療や非切開手術が多くなっているけれど、患者さんのニーズに応えられないことがありますよね。」と讒言を垂れますから、私「患者さんの裾野を広げるためにはダウンタイムの軽い診療が求めら
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まだまだ流行りのこめかみリフトで下から上に向けて挙げます。
リフト目的の症例が続きます。フェイス リフト,Face Liftとは、読んで字の如く、顔を持ち上げることですが、顔を持って持ち上げても意味がないので、顔の組織のどこかの一部を、どこかに向かって持ち上げます。具体的に皮下リフトでは、どこかを切開して、持ち上げたい部分の皮膚、軟部組織を剥離(ポケット状に剥がすこと)して、切開線の皮膚をほぼ上に引っ張り上げてみて、ポケット状にした皮膚、軟部組織に張りを造ると共に、ポケットの先端まで引き上げる作業です。引っ張り挙げて余った皮膚、軟部組織は切除して、上の頭側の皮膚と縫合して支えます。
ここで手術のポイントを三つ述べます。
まずどこを持ち上げたいのか?:これはポケットの先端です。現在私は、ブログにもある様にJowl(マリオネットラインの外のた
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