鼻中隔延長術は一時流行りました。私も10年前くらいに何例か手術しました。鼻中隔とは、両側の鼻の穴の間の壁です。鼻尖や鼻柱には、(何故か)鼻翼軟骨と称する軟骨があって、鼻尖の形を造り、位置を決めますが、触ると判る様に鼻尖はゆるゆる動きます。それは、硬組織としての鼻中隔の軟骨と鼻翼軟骨は連続していないで、隙間があるからです。そこで鼻中隔軟骨の下端に軟骨を継ぎ足して、それを挟んで鼻翼軟骨を縫合すれば、鼻尖や鼻柱の位置を変えて固定出来ます。これが鼻中隔延長術です。ただし、延長する軟骨の材料には限りがあり、鼻尖を前に押し出すか?、下に下げるか?、鼻柱の途中まで下げるか?、等々鼻尖から鼻柱基部までの全体を下げられません。また余り硬い材料だと、鼻尖付近を全く動かせなくなり、ちょっと触ると痛みます。結果的に
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カテゴリー別アーカイブ: 鼻唇角プロテーシス
他院で富士山型にされました。修正が不足でした?。鼻翼も挙げて鼻翼下も切除。口角挙上術の追加。更に鼻唇角プロテーシスで鼻柱を下げて。組み合わせて効果バッチリ!。
症例が増えるごとにいろいろなことが解ります。富士山型が増えています。どうしてか考えました。私は今や最多症例でしょうが、SNS上では私以外にもたくさんのクリニックが載せています。流行を作った訳ではないのですが、私の症例が評判で他のクリニックも追随しようとしているのでしょう。ただし所詮真似っこですから、細かいデザインは間違うし、術前診察が稚拙なのでバランスが崩れる症例が多発しているのでしょう。残念ながら今時の若い医師や新参医師には、素養と技術、医学的知識を兼ね備える暇はないようです。ましてや、なんとかミクスに乗じたビジネス的非形成外科医には無理難題でしょう。
今回の症例は私が口周りを三回目の手術をする人です。前回のブログも前々回のブログもあります。追加修正手術と別の手術を同時に行います。な
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口周りは口から鼻まで。骨、口、鼻翼、鼻尖、鼻唇角プロテーシスの順に来て、白唇短縮術を追加しました。
本症例は上の題名にある様に口周りの手術に邁進してきました。それもこれも上下顎分節骨切り術の影響で、バランスが崩れた口元を治したかったからです。口はストン、ペタンっとするし、頤は前にあるのですがE-ライン的に鼻の高さが足りない。鼻翼は骨切りの結果弘がった。バランスを取るのが難しい症例です。でも一つ一つ治して来て、今や素敵な中下顔面を造り上げられました。その一部始終を魅せていってくれる。それより何より、私が行う白唇短縮術の結果に満足しているから、今回追加切除を希望された訳で、では人中を含めた白唇短縮術の説明を下に加えます。
これまでの手術経過から載せます。当初口周りの手術3点セットも適応でしたが、初回は白唇部切除術と口角挙上術に専念しました。人中部白唇短縮術の結果は21㎜だったのを5㎜切除
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他院で富士山型にされました。修正が不足でした?。鼻翼も挙げて鼻翼下も切除。口角挙上術の追加。更に鼻唇角プロテーシスで鼻柱を下げて。
症例が増えるごとにいろいろなことが解ります。富士山型が増えています。どうしてか考えました。私は今や最多症例でしょうが、SNS上では私以外にもたくさんのクリニックが載せています。流行を作った訳ではないのですが、私の症例が評判で他のクリニックも追随しようとしているのでしょう。ただし所詮真似っこですから、細かいデザインは間違うし、術前診察が稚拙なのでバランスが崩れる症例が多発しているのでしょう。残念ながら今時の若い医師や新参医師には、素養と技術、医学的知識を兼ね備える暇はないようです。ましてや、なんとかミクスに乗じたビジネス的非形成外科医には無理難題でしょう。
今回の症例は私が口周りを三回目の手術をする人です。前回のブログも前々回のブログもあります。追加修正手術と別の手術を同時に行います。な
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口周りは口から鼻まで。骨、口、鼻翼、鼻尖の順に来て、引き続き鼻唇角プロテーシス(ネコ手術?)を挿入して、再び白唇短縮術を追加しました。
本症例は上の題名にある様に口周りの手術に邁進してきました。それもこれも上下顎分節骨切り術の影響で、バランスが崩れた口元を治したかったからです。口はストンペタっとするし、頤は綺麗なのですがE-ライン的に鼻の高さが足りない。鼻翼は骨切りの結果大きくなった。バランスを取るのが難しい症例です。でも一つ一つ治して来て、今や素敵な中下顔面を造り上げられました。その一部始終を魅せていってくれる。とても為になる患者さんです。前段にこれまでの手術経過を載せます。ネコ手術を見たい読者は下段だけ見て下さい。
当初口周りの手術3点セットも適応でしたが、初回は白唇部切除術と口角挙上術に専念しました。人中部白唇短縮術の結果は21㎜だったのを5㎜切除して術後3ヶ月で16㎜と後戻りゼロで満足されています。実は初回手術
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