このところ二次修正手術が増えました。口周りは私が上手だとの評判が立っているから、いろいろな面でのお治しが求められます。このブログで偉そうに書いているから読者の皆さんが理解されているからで、修正術が増えるのは、私としては仕方ないというか自業自得だと考えます。いや患者さんが修正術を受けられることによって安心されるなら、私も嬉しい限りです。
もう一つ優位性があります。診察と計測にを丁寧に時間をかけてします。その上30年以上の美容外科医の経験から美容学が身に付いていますから、その観点に基づいた顔面の形態とバランスを詳しく説明し、診断に基づく治療をしています。
近年何とかミクスのお陰で、美容医療の患者さんが増加傾向です。当院でも最盛期です。私も過去30年で一番、父の時代を含めても50年ぶり
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カテゴリー別アーカイブ: 鼻の美容外科
鼻尖と鼻翼の手術はセット。鼻陵が不要の症例もあります。
外鼻の手術は、種々あります。ところが顔の形態は個体差が大きいのです。鼻は特に足りないところと足りているところのバランスを取りたいのに一部の足りないところだけ欲しがって、例えば鼻陵(鼻スジ)は通っているのに鼻尖(鼻の頭)が下がってしまい鷲鼻(Drooping nose)になったり逆に鼻尖だけ高いアップノーズを越えたファニーノーズになってしまった症例をまま見かけます。
最近はヒアルロン酸等での治療が主体になっています。ところヒアルロン酸での治療中にも、患者さんが費用をケチったり、変化を少なくしたがって却って不自然な外鼻になってしまう事があります。これは患者さんの側が造る問題でもありますが、経験の足りないチェーン店系の若造の美容整形医師は美容学を学んでいないからでもあり、患者さんの言いなりに
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鼻の手術は美しくするのが面白い。標準的な楽しい結果で綺麗!
これまでにも美容外科治療を受けて来た患者さんです。眼瞼は見事に出来ました。綺麗です。あくまでも違う板に載っています。
当初から、鼻根が低く・・、1年前から当院でヒアル、糸を入れてみたが消失。 鼻尖二分軟骨。縫合要。鼻稜の延長線上に高くしたいので軟骨2枚。鼻稜はプロテーシスを鼻根まで欲しい症例。
顔の部品は、両側から内側へ向かって移動して作られていきます。胎児の成長は動物の進化に沿ってくるのはご存知でしょう。魚類から爬虫類、哺乳類、霊長類と進化していく課程を追って人間になっていきます。お魚は目が両側にあります。もっともヒラメとカレイは片側にあってこれは進化です。爬虫類、哺乳類になると目は前に来ます。でも草食動物は肉食動物から逃避する為に広い視野を確保するために、まだ目は離れています
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鼻翼挙上術はこの様に手術します。
標題にある様に鼻翼挙上術の症例ですが、これも標題にある様に、画像を見せながら手術法の説明から入ります。またこの部位の形態は、美容形成外科的診療に於いて、周囲とのバランス(=比率)がいかに重要かも説明します。美容医療は技術だけではありません。空間認知能力つまり視覚的認知能力とそれを処理する頭脳的知識と経験がものを言います。この面で私は、31年の美容外科・形成外科医のキャリアーを持ちますから、学問的知識と診療経験を積み重ねてきて身に着けています。チェーン店にいる様な、医師になったばかりの若造には備わっていない素養です。
症例は30代の女性です。目を凝らしてご覧になればお判りの様に、口周りの手術も受けていますが、私の手術後はよく判らないでしょう?!。さらに鼻唇基部(=鼻唇角)下制術(=実はプ
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鼻尖の手術は細かく調整して面白いけれど難しいよ!
症例は24歳男性。2年半前に鼻翼縮小術と鼻尖形成術を施行しました。その前には上歯槽分節骨切り術。鼻中隔延長術。鼻翼切除術。鼻翼外側切除。
鼻尖がオウムで丸かった。前回手術は鼻尖に10×15mmの耳介軟骨。鼻翼三日月型に最大幅3.5mm切除。形は格好よく、満足だった。
昨年末に来院。鼻柱が鼻中隔延長術で下がり、鼻尖は軟骨移植で前に下からその中間が平ら。でもそこに足したら長すぎる。鼻柱に入っている縦の軟骨を短くして取ったものを鼻尖に入れて1mm高くするプラン。鼻翼はさらに外の張り出しを取りたい希望。
その後もう一度診察し相談。鼻尖の移植軟骨が反ってきたのが見える。縦に沿って横に丸まった模様。鼻中隔軟骨の修正時には私の軟骨を一度外すので形を修正出来る。
多岐に渉り細かい点を
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