先日に日本美容外科学会,JSASがありました。我が国には同名の日本美容外科学会が二つあります。一方の形成外科医が作ったのがJSAPSで、もう一方は非形成外科医が作ったJSASです。JSASはビジネス系でチェーン店やその出身者がほとんどで最近では美容皮膚科医も参入しています。JSAPSは大学病院等で、最低でも6年間は形成外科を研修してからでないと正会員になれないので、学門的です。最近は二股の医師が増えましたが、数年前までは一方しか入れませんでした。私の父はJSAS側でしたが、JSAPSと二股でした。私は大学で研修しながら当初からJSAPSに入会し、10年目にはJSASにも入会しました。
ビジネス系なら、患者(彼らは客、またはクライアントと呼ぶ)を増やすために、やはり”切らない”痛くない”
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男性でもハンサムで若造りな症例は、こめかみリフトで目元をさらにキリッとさせるのが効果的です。
何か変な題名ですが、私には、昔から男性患者さんが多く罹りました。銀座美容外科医院では20%近かったと記憶しています。それは、特有の地域性かもしれません。美容医療は昭和53年までは美容整形と呼ばれていました。敗戦後に占領のために進駐してきた連合国特に米軍によって、形成外科医療が指導されました。日本人女性の一部は米軍人にモテるため(食わせてもらうため)に、外人に似させる美容医療、主に重瞼術と隆鼻術が流行りました。父が銀座で開業した昭和36年は高度成長期に入り、銀座の飲食店(クラブ)は盛況となり始め、ホステスは稼ぎを上げるために、こぞって美容整形を受けました。クラブ歌手出身の芸能人も多かったです。Dさんは典型です。それなら銀座近辺の華やいだ地域で働く男性の中でも、当然ハンサムを売りにする人が多くな
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何箇所かの美容外科手術を私が施行してきて満足されたから、いよいよ上口唇短縮術を施行します。
私の患者さんはリピーターが多いのですが、理由が幾つかあります。
美容医療を金儲けを目的にしていません。多くの美容外科(美容整形屋)に「女性が好きかお金が好きか?。」と訊くと、95%以上の医師は「美容外科はお金が儲かるからです。」と答えます。私だってもちろん稼がないと暮らせませんが、当院では私以外に医師が在籍していて、”私は手術をメインに、他の医師は美容皮膚科治療や手術以外をメインに”と棲み分けしていますから、手術の価格設定は低めにしています。私はあくまでも、女性(男性も少なくない)の美しさを向上させて、喜んでもらって”なんぼ”なんだと思っています。その上美容医療は楽しんでもら痛いと思っています。私自身も楽しんで、患者さんにも楽しんでもらう様に努めています。その様な私の姿勢を楽しみにリピ
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保険診療の眉下切開術の掲示。同い年の患者さんに皮膚と皮下脂肪をたっぷり切除したら、同じ様にぱっちりしました。
無理にお願いしてモニターになってもらった症例です。ただし英語のMonitorは、訳すと本来は監視装置や傍受です。医療者が患者さんを観察するのはモニタリング,Monitoringと言いますが、それでは対象が逆です。人に魅せて参考にしてもらう為の画像、または経過や結果を収集して提示するのはTesterで、患者さんが対象です。本来は受益者が見せてくださることです。そして受益とは本来、金銭的な対価=”得”を伴うはずですから、美容形成外科での自費診療では割引して、画像を使わしてもらいます。ただし保険診療では、法制上割引出来ません。お願いするだけです。更に個人情報保護法が制定されてから、画像提示は確実に承諾書を要します。学会発表でもかなり厳しく制度化しています。今回、手術直後の結果に大喜びされた症例の患
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鼻唇溝プロテーシスは若年者でも適応します。
鼻唇溝はほうれい線と称されますが、線でもシワでもありません。英語では,Naso Labial Fold,略してNFLですから溝または窪みです。若年者でも目立つ人が居ます。そこには骨格も影響します。顔面の立体構造はバリエーションがあり、上顎骨と頬骨=Malar complexと下顎骨の前後関係や幅は鼻唇溝の深さや向きを変えます。本症例では溝の線は浅く、角度も広がっていて窄まっていませんが、Malarに対して上顎歯槽部が前傾していて、噛み合わせは合っているから下顎も前突していて、つまり鼻唇溝の上方部が、鼻翼の横の三角形から折れ返った様な窪みになっている骨格です。
そうであればやはりこれ!。鼻唇溝上方のプロテーシスの良い適応です。画像をご覧になれば納得される事でしょう。読者の皆さんも理解出来
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