16年次に美容外科クリニックを請け負いました。A美容外科グループといいます。主宰者のK氏は、本来美容外科院の事務を執っていましたが、一般男性と違って診療内容に興味を持ち、徐々に勉強していきました。学んでいきました。勉強というのは一から始めて積み重ねていかなくては理解できません。学生の勉強でも、一度つまづくと派生する知識が理解出来ないため進みませんよね。狭い領域である美容外科医療の知識でも深くしなければ仕事になりませんし、個々の症例に対処出来ません。要は経験がものを言います。座学での知識がないと新しい知識は吸収出来ませんが、それは専門用語の問題です。Technical Term といい、専門用語の特に洋語は医学知識には欠かせません。それがないと最先端の医学を学べないのです。しかし臨床医療に於い
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眼瞼の作る窓の形態は重要で、機能を司ります。
今回の症例はPolysurgeryとなっている患者さん。まず機能的改善が不足なので、私共としてもやるしかないのです。結果的に形態的にも良好といえない状態ですから、とにかくきれいにしましょう。とはいってもそれなら、機能と形態の持続性も求めたくなるのは人情というものです。症例は36歳、女性。先天的には狭い二重瞼で、15年前に他院で埋没。ラインは浅く残るが、皮膚が弛緩したため、5年前に当院で眉下で皮膚切除して、開きやすくはなった。その際の画像でも既に瞼縁は挙がっていない。つまり眼瞼下垂を呈していた。その後徐々に眼瞼下垂に気づく。一度「情熱です。」で、なんたってな切らない眼瞼下垂手術を受けたが、開かなかった。萎える!
LF12mmと正常下限。眼裂横径27mmと標準的、内眼角間は既術にも拘らず3
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若返り手術の第一段階は黒目整形から。やはり黒目整形は機能的手術です。形態的には皮膚の余剰を除去しないと・・
まずは画像を提示します。
上の画像は、上左が術前、上右は切らない黒目整形手術後、下左が眉下切開直後、下右がその後微調整した後です。
上は現在の近接画像です。とにかく目が大きくなって二重はよくある幅で若々しい像です。
症例をもう一度説明します。58歳、女性。先天的には奥二重だった?。一度埋没法で二重を広げている。ハードコンタクトを30年、ソフトコンタクトを10年装用してきた。LF:挙筋筋力(滑動距離)13mmと先天性筋力低下ではなく、後天性腱膜性眼瞼下垂症である。シミュレーションしてみると、重瞼線を1mm挙げれば弛緩した皮膚を持ち上げられるし、形態的にやり過ぎ感も呈さないことが見て取られた。本症例は切らない眼瞼下垂手術が黒目整形として有用な患者さんだと判断しま
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可愛い目元はこれだ!、黒目整形切開法と目頭Z−形成の組み合わせは至上の手術です。1週間後で結果が予想されます。
今回の症例は20歳代後半の女性で美容に対する意識が高い患者さんです。これまで8年前にS美容外科で重瞼術埋没法。3年前にPクリニックで目頭切開Wー形成法。3年前に当院で両側NILT2点(切らない眼瞼下垂手術=黒目整形)1年半前に左が緩み、1年前に左右内側1点追加。やはり緩んだ。なかなか定着しない、特に内側が挙がらないため、今回切開法をして定着させましょうということになりました。形態的にも改良を計りたい希望です。
他院で受けた目頭切開手術はW−形成法ですから、蒙古襞のの拘縮が解除されていない為に目頭の位置が下にあるため、吊り目に見えるのがキツい感じです。やはりZ−形成法による拘縮解除を求められました。実は別の診療でも当院に通われていて、当院を気に入られて当ブログをひもといて、目頭切開の症例
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鼻はDiamond型の鼻尖(鼻の頭)がポイントです。
今回の症例では、まず術後4週間の画像で美しい外鼻形態の説明をします。ポイントはダイやモンド型の鼻尖です。外鼻は全体のバランスが求められますから、目隠しで鼻稜まで描出します。
正面画像でのダイヤモンド型とは鼻尖の周りにある影がタイやモンド型です。上左画像で鼻尖真ん中にあるハイライトが凸。両側ダークです。影の形は上方に向かってすぼまり、下方は鼻柱に向かって細くなるのですぼまっています。上右図はこれをトレースしました。
鼻尖を下から見てもダイヤモンド型です。前方凸はもちろん強調して作り上げました。鼻尖の両側のくびれから鼻柱に向かっては細くなるので影ができます。鼻柱の皮膚は濃いので逆ハート型みたいになっていますが、ダイヤモンド型にカットされた形と言っておきます。
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