突然歴史から離れて、勉強の成果を披露したくなりました。それと言うのも、先日滅多にない経験をする機会を得たのです。新鮮な御遺体の解剖をさせてもらう事が出来ました。わざわざハワイまで2泊4日の強行軍で50数名の医師が勉強に行って来たのです。
上の画像は、終了後の集合写真です。古くからの(歴史上ブログにも登場したことのある医師)友人や後輩の医師や学会でも売れっ子の医師。前列中央に今回手術シミュレーションを実演してくれたリッツの広比先生、挟んで私と池田先生がおります。それに加えて今回は情熱系の若い医師が軍団で参加しました。
一般人は解剖というと、怖いと感じるでしょう。精巧な模型はあるし、画像なら精密な図譜も3Dの画面もあるのに、何故今時解剖実習が必要なのかと思
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若返り手術の第一段階は黒目整形から。やはり黒目整形は機能的手術です。形態的には皮膚の余剰を除去しないと・・
まずは画像を提示します。
上の画像は、上左が当初、上右は切らない黒目整形手術後で眉下切開前、下左が眉下切開直後、下右が眉下切開術後1週間です。
約1か月前に黒目整形から始めた患者さんの第二弾手術を施行しました。黒目整形はその名のとおりに、黒目の露出を増やす手術です。視界が良くなり、眼を開きやすくするという意味で機能的手術です。上の2枚画像はその術前術後ですが、上の左右の画像は同じ正面視でも眼球の露出サイズに明らかな差が見られます。
しかし、皮膚の余剰は二重を広げて持ち上げただけなので、余分な皮膚が上に行っただけですから、上が膨らんでいます。それにやはり、機能的にも邪魔ですから、眼を開く際に前頭筋が収縮する反射運動はそのまま残りました。この状態に対しては当然、皮膚の余
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上口唇短縮術と口角挙上術の組み合わせは時間経過を要します。もう1か月ですが、まだまだ魅せます。
本症例は遂に、4週間を経ました。いかがでしょう?。症例説明はコピペして、画像を並べました。
症例は40歳前後の女性。顔のバランスとして下顔面の割合が長いタイプである事を治したいと来院されました。いきなり、「見た中で一番形がいいし、創跡の位置が適切で、それでいて創跡がほとんど見えなくなっているのはこちらだけです。」とお褒めに預かりました。
サイズ計測に入ります。鼻柱基部〜Cupid's bowの底を計りますが、15㎜でした。これまで書いて来た様に15㎜が基準です。実は私、一目見てあんまり長くないかも、でもなんかモッタリしている口元だなあ、と思ったので計ってみたんです。口角だけが薄く寂しいからでもあり、下がっていないのに暗い感じがもします。なんかモソっとした口元が治せないか考えました
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可愛いくて綺麗で知性的な症例はより向上を。目は大きい方が視界も広い。魅力的!
先週の症例の患者さんは黒目整形が似合う。可愛さアップだけでなくイメージを汲み取ってのデザイン調整が功を奏するからです。知性的でキリッとした雰囲気を作り出せました。
まずは画像をご覧下さい。
左画像は1週間後です。
症例説明はコピペします。22歳、女性。先天的には狭い二重瞼。3年前他院で埋没法。ソフトC.L.を1年間装用した。埋没したら右の下垂が露見したとのこと。肩凝り、頭痛も生じてきて自ら眼瞼下垂症を疑われたそうです。LF14mmと正常範囲だが、MRDは2.5㎜と落ちている。つまり後天性腱膜性眼瞼下垂症でしょう。眼裂横径25mm、内眼角間33m、角膜中心間57mm。蒙古襞の被さりは多くないが、拘縮は強い。前回は平行のラインにデザインされているが、埋没では緩んだし、目頭付近の
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上口唇短縮術と口角挙上術が流行っていますが、術直後はすごい画像です。
何故か口唇短縮術と口角挙上術の組み合わせのブログ提示が続いています。ブログ提示の承諾(いわゆるモニター)を得られれば20%offとなり、経済的に有用だからです。しかも口周りの手術は、局所画像だけなら顔が判らないので、ばれない部位の手術でもあります。 いやいや、それだけではないと自負します。私は形成外科と美容外科を30年診療してきました。形成外科医の創傷治癒の特殊性と美容外科医の形態に対するこだわりを備える本邦では数少ない医師です。日本美容外科学会JSAPSと日本形成外科学会の専門医(後者がないと前者が取れない。)を共に取得した医師は100人以下です。だからなんだの話は後段で書き連ねます。 症例は26歳、女性。ご覧の様に歯列矯正中ですがそれは前後位置で、上下長を治したい形態。内眼角間30mm、
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