2013 . 12 . 12

まぶたの機能と美容医療 発展編Ⅰー重瞼術は必要。埋没法がいい?、切開法がいい?。どっちも可愛い!ⅱ

このまぶたのシリーズで2例は切開法、1例は埋没法の症例提示をいたしました。どれもが、眼頭切開を併施しています。たまたま、必要とするケースだったのですが、実は眼瞼下垂を伴う一重瞼の症例では、目頭切開を必要とする率が高いからでもあります。フィギュア―スケーターが典型ですよね。視野狭いでしょうね。もっとも、彼女は上を見る競技ではないので、影響はないのでしょう。

切開法と埋没法の選択は難しく、重瞼術はするべきだとしても、メリットとデメリットのバランスから、選択に困る事が多いのです。何度も言いますが、重瞼術は受けるべきですが、どの方法を選ぶかです。

重瞼術等を受けたくないなんて言う日本人は、低機能を甘受しているという意味で、美しくない日本人を認めている事になります。

とにかく、前回のまぶたの症例の1週間後の経過を提示します。あるべき形と機能を得られました。まぶたの形態は合格です。機能的には見て下さい!。術前には上下の幅が6.5㍉しかありません。現在の数値は8㍉以上あり、人としての正常範囲です。もちろん、横幅も得られ、縦横のバランスが理想的と言えます。まず、術前の写真からご覧ください。

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切開法でも、1週間でこの程度まで腫脹が取れます。傷跡は抜糸し手もまだよく見れば判りますが、メイクすれば判りません。

写真を撮る際には、レンズを見つめているので、目が強く開いていて強すぎますが、実は、ちょうどいい開きが作り出せています。術後早期は、挙筋の引き締めが効いていてオーバーなのでもありますし、腫れも30%ほどは残っていますから、ギョロッとして見えます。

眼の間は、術前39ミリが36mmとなり間が抜けた感じがなくなっています。眼裂横径も25.5㎜から27ミリになって、縦横のバランスも取れています。細い目が、クリっとした目になっています。

さてもう一度術前と比較してみましょう。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAIMG_1922

それなりに変わっているし、そう望まれたケースです。どっちがいいかは、もちろん手術後の方がきれいで、目力が入って、吸い込まれそうな魅力さえ感じさせますよね。

今回は、切開法と埋没法の選択基準については詳しく述べませんが、症例を見ていただければお判りの様に、中期の結果は、そちらも同じになります。違いは初期のダウンタイムの差と、持続性の差です。

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