2014 . 4 . 6

美容医療の’真髄Ⅳ 非眼瞼下垂構造だと、やはり美しい。テレビで滝クリ見ていて感じました。

滝川クリステルさんは、フランス人と日本人のハーフですよね。白人は、日本人にとって憧れであるのですが、差が大きすぎます。ハーフですと部分的に白人ですが、部分的にはアジア人ですから、アジア人の私どもにとって、親近感があるのは当然です。実はその感情は評価をする際に必要です。あまりにも違う形態機能の白人を見ると、目がくら美、評価をできないのですが、ハーフだと私達に近い形態機能と、白人の特徴的な形態機能が混在していて、細かく言及できます。

突然、話は飛んで、”ザワチン”を知っていますか?。”ともちん”のまねを売りにしたダミーでした。顔面上2/3を似せたタレントで、確かに似ています。顔面1/3は伊達マスクでカバーしておいて、結構マスコミに露出しています。自らのメイクでの変身も研究して、様々なタレント(特異的形態を言います。)に化けて、書籍にもしています。ネット上でも、話題になっています。実は眼瞼挙筋の縫合をしているから、まぶたの開く能力が高く、いろいろな人をまねる際に、よく開くまぶたを真似られるのです。その一つに滝クリのダミーも本に載っています。

滝クリの特徴を一言で表現すれば、外人の優位的形態機能を備えながら、形態的には完全に白人でないでない変遷性があるから、ハーフは安心だという事です。まただから、”ザワチン”が真似できるのです。

滝クリの特徴、優位性はいくつもあります。まぶた、鼻、小顔、正面輪郭。いくつもありますが、典型的白人の形態ではないと思います。ただし、アジア人よりは白人に近く、中間的な部分もあります。一つ一つ評価してみます。

まぶたは本題なので最後にします。

鼻は高いに違いないのですが、白人平均よりは高くないと見えます。段鼻ではありますが、これは鼻骨の成長での発達の差で生じ、骨ですから栄養が影響します。日本人でも、経済成長期に育った我々の世代では、鼻が高くなって来たデータがあります。でもあくまでもアジア人ですから、白人並みにはなりません。その点で、ハーフさんは、進化した日本人と白人の中間くらいで、見た感じがちょうど良く格好いいから美しいのでしょう。滝クリの鼻は美しくも、憎くないサイズです。

小顔は、頬骨の幅のサイズが決めます。頬骨の最大幅簿部分が130㎜を超えると顔が大きいと言えます。画面画像で見ると、滝クリのサイズは推定125㎜と見えます。私は26年間患者さんをことあるごとに測ってきましたし、その結果、見ただけで推測できます。これは前々回の顔面輪郭の部で説明しました。いずれにしても滝クリは小顔でしょう。決して8等身だからではありません。ハーフですから。

結果正面輪郭が、卵形です。画面上では正面を見せる際には卵形です。一世を風靡した45度斜め像でも卵形です。卵形の反対はごつごつ顔です。進化していない人類=北京原人の様な原始的な骨格を呈している人です。いますよねエ!。こめかみが狭く、頬骨が横に貼っていて、ほほ肉がこけていて、エラが(人間にはエラは無いが、下顎骨角部をそういう、胎児期にはエラになる筈だった部分)張っている。こんなヒトは進化に取り残された形態と言えます。日本には、少なからず存在します。白人にはこのバランスの個体は少なく、数字で異常範囲が設定されています。ところでハーフでは、、、やはり滝クリの形態は卵形の優しい輪郭です。

ザワチンと滝クリの話ですから、なんと言ってもまぶたの特徴が、今ネット上で話題沸騰の様です。当院の切らない眼瞼下垂がいかに有用か、有用性は形態だけでなく、機能面でも。さらに押し売りになりますが、機能とは見た目の動きだけでなく、社会に於いて以いかに皆に受け入れられやすいか?、いい人、美しい人と捉えられる形態機能か?、ひいては経済的効果も見られるか?。この点までも人の機能と言えます。表情や、物腰。動いている=ダイナミックな人としてのレベル。これを説明して行きましょう。次回請うご期待。

 

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