お勉強シリーズも、6回目になりましたが、遂に、Full Text;全文を手に入れられる事になりました。当院に美容外科研修(バイト)に来られている大学病院の形成外科医の方にお願いして、大学図書館から取り寄せられる事になりました。
そう言えば、私も北里大学医学部形成外科を12年前に退職する際に図書館の利用権のIDを貰っていたんだ。どこに行ってしまったのでしょう。もう無くなってしまいました。
今や、インターネットで図書館の所蔵論文を見つける事は容易です。これまで載せて来た抄録はUSA のNIH, National Institute of Health 訳すと国家健康研究所とでも言いますか?がインターネット上に提供しているPubmed というオンライン図書館検索システムから取って来たものです。でも、全文は提供されていません。クレジットカード(AMEX に限る)で払えば、空輸してもらえるのですが、とても高価です。実は日本の大学図書館は、かなりの所蔵品がありますので、買いに行こうと思っていました。当院のバイト医師に感謝します。
学問の世界、特に医学の世界では、学会発表と論文掲載が科学的有用性を証明します。医学生物系には判っていない事が沢山あります。でも、理論に基づいた手技、検査等の方法の有用性の証明には、統計的な処理を得て、容易です。