お約束通り、小顔の症例の2か月後と、ボトックスの説明をいたします
まずはもう一度、咬筋のボトックスと、脂肪溶解注射の経過の写真をお見せします。
術前術後1ヶ月
いかがでしょう。顔面下1/3の幅が明らかに細くなっています。
前回小顔とは?Ⅰで説明しましたが、顔面の大きさは横幅です。そして、上、中、下の3点で評価します。つまりこめかみ、頬骨、エラのそれぞれの幅を、絶対値、相対値で評価するとどこを修正していくべきかが診断されます。前にも言いましたが、骨、筋、脂肪の3要素を使い分けます。
今症例では、下顎角部の幅が100㎜を超えていて、頬骨最大幅も135㎜を超えているのですが、頬骨部は骨の幅ですから、修正が難しい部位です。それに髪で隠せます。それに比して、下顎角部は骨の
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小顔とは?Ⅱ -症例提示ー
小顔の画像提示が遅れてしまいました。
今回は、咬筋のボトックスと、脂肪溶解注射の経過の写真をお見せします。
術前術後1ヶ月
いかがでしょう。顔面下1/3の幅が明らかに細くなっています。
前回小顔とは?Ⅰで説明しましたが、顔面の大きさは横幅です。そして、上、中、下の3点で評価します。つまりこめかみ、頬骨、エラのそれぞれの幅を、絶対値、相対値で評価するとどこを修正していくべきかが診断されます。前にも言いましたが、骨、筋、脂肪の3要素を使い分けます。
今回の症例は、エラです。アッまた人間には鰓は無いのに、エラと言ってしまいました。すみません。下顎角部と言い直します。
今症例では、下顎角部の幅が100㎜を超えていて、頬骨最大幅も135㎜を超えているのですが、頬骨部
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引き続き黒目整形=夏休みに殺到中
夏休みだから瞼の手術を受ける患者さんが殺到しています。先ずは症例提示を。
術前 術直後
1週間後
今回提示させていただく症例は、他院での切開法と埋没法の術後です。ご覧のよう眼瞼下垂があるのに、手を打ってもらえなかったそうです。挙筋筋力(挙筋滑動距離)が12mmと正常下限で、眼裂縦径が7mmと小さい。MRDは2mmです。さらに眼裂横径が24mm、内眼角間距離が36mm。
要するに眼瞼狭小気味で、蒙古襞の被さりや、拘縮(突っ張り)が強く、いつも私が言う「水かき状」になっています。よく見ると、傷跡があり、目頭切開も受けたとのこと。私は「ゼーンゼン治っていないじゃない。」と叫びそうになりました。目頭切開
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生来の美容医療ファンが20歳には重瞼術。生涯一美容外科医師がお届けします。
今回はよく行われる埋没法の重瞼術の症例です。経過を継時的に提示します。なんと経過が楽なんでしょう。ダウンタイムが皆無に等しいといえます。
まずは下左図が術前で、目を開くのが辛そうです。下右図が術直後です。ちょっと腫れています。
下左図は術後約1時間で腫れもほとんど見られません。下右図は1週間です。可愛いですね!。
美容医療とは形成外科と美容外科を主体として考えればいいのですが、本来、美容医療とは、形態(見た目)の改善を目的とした医療分野を総称して言っているだけで、標榜できる科目名ではありません。但し数年前に標榜科目名の認可法が変更され、組み合わせで科目名を標榜することが可能となったので、美容皮膚科という科目名も使えます。皮膚科医療では、重度の疾患の頻度が低い
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おすすめの美容再生医療=PRP療法=
いまどきPRP療法を提示しても「知ってるよ!」という方々が多いかとも思いましたが、そういえば1回も説明をしたことはないので、若干の記述をしておきましょう。
上の写真はいつも診療場面で使っている症例で、これを見ると皆さんすぐ受けたくなるのです。
注入部位は、上から、①頬瞼溝=目の下の半円形のくぼみ、クマともいう。目袋の下の折れ返りでもある。②鼻頬溝=ゴルゴラインともいう。頬骨の幅があり、頬前の平坦な顔の人に起きる。③鼻唇溝=法令線とは人相学の用語。上顎(口)の出ている人は深い。小鼻の横が窪んでいる。④こけた頬=影があり、女性らしい丸みが失せている。注入量は4CCとしました。
さてPRP療法とは、Platelat Rich Plasma の頭文字です。訳すと多血小板血漿
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