カテゴリー別アーカイブ: 鼻尖(鼻の頭)縮小術

2020 . 6 . 10

口周りは口から鼻まで。骨、口、鼻翼、鼻尖の順に来て、引き続き鼻唇角プロテーシス(ネコ手術?)を挿入しました。

本症例は上の題名にある様に口周りの手術に邁進してきました。それもこれも上下顎分節骨切り術の影響で、バランスが崩れた口元を治したかったからです。口はストンペタっとするし、頤は綺麗なのですがE-ライン的に鼻の高さが足りない。鼻翼は骨切りの結果大きくなった。バランスを取るのが難しい症例です。でも一つ一つ治して来て、今や素敵な中下顔面を造り上げられました。その一部始終を魅せていってくれる。とても為になる患者さんです。前段にこれまでの手術経過を載せます。ネコ手術を見たい読者は下段だけ見て下さい。 当初口周りの手術3点セットも適応でしたが、初回は白唇部切除術と口角挙上術に専念しました。人中部白唇短縮術の結果は21㎜だったのを5㎜切除して術後3ヶ月で16㎜と後戻りゼロで満足されています。実は初回手術
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2020 . 3 . 16

細面の優男は鼻もツンっと高くなくちゃ似合わない。

昔私が美容形成外科医になった30年以上前に、先輩上級医に、「鼻の手術を求める男性は精神的に病んでいる事が多いから気を付けろ!。」と念を押されました。それは誤認でした!。大間違いです!。 私の父は今から60年近く前の昭和36年に美容整形医院を開業し、その後Tクリニックがチェーン展開するまでは芸能人を始め銀座のホステスはみんな患者さんで、その世界の先駆者でありました。通常美容外科の患者さんの中で男性は平均的には10%とされていますが、銀座美容外科(昭和53年に美容外科が標榜科目となり、その頃から私も関与していました。)では20%近かったのです。父は鼻の手術に於いては本当の外人の様なアップノーズを作れる名人とされていました。更に個人差のある好みを汲む、美容的な知識に長けていたのでバリエーショ
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2020 . 2 . 26

鼻の形は千差万別。希望も個人差。本症例の患者さんはよく理解しています。=実は前回もブログ提示したかったのですが、改善の余地があったので今回から=

題名が長ったらしいのは、巧くいかなかった症例の説明だからです。まあ!、言ってみれば言い訳です。初回の手術時から、ブログ掲載のモニター契約だったのですが、口角挙上術を載せ始めて1か月後から鼻の手術になりました。ところが!!、鼻の手術の経過が思わしくなく、私はブログ提示しなくなりました。そうこうしているうちに口角の画像も消してしまいました。 当然に修正手術を予定します。もちろん料金不要とします。ただし追加の面白い手術も検討しました。そこは費用の負担して頂いて、私も患者さんも、より素晴らしい結果を造り上げたくなりました。こうして今回画像提示致します。画像が沢山有りますから、当初から載せていきます。 症例は48歳女性。私の評判を聴いて約1年前に来院しました。ご多分に漏れず、先ずは口周りの
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2020 . 2 . 1

口周りの手術の集大成。初めての鼻尖増高術と口角挙上術に続けて、人中部白唇短縮術。

このところ二次修正手術が増えました。口周りは私が上手だとの評判が立っているから、様々な点でのお治しが求められます。このブログで偉そうに書いているだけでなく、読者の皆さんが理解されているからで、修正術が増えるのは、私としては仕方ないというか自業自得だと考えます。いや患者さんが修正術を受けられることによって安心されるなら、私も嬉しい限りです。 もう一つ真面目なんです。診察と計測を丁寧に時間をかけてします。その上30年以上の美容外科医の経験から美容学が身に付いていますから、その観点に基づいた顔面の形態とバランスを詳しく説明し、診断に基づく治療をしています。 近年何とかミクスのお陰で、美容医療の患者さんが増加傾向です。当院でも最盛期です。私も過去30年で一番、父の時代を含めても50年ぶり
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2020 . 2 . 1

鼻は口周り。可愛くする方法の一つです。

本症例は初診時には楽しく診療しました。結構フランクですが、やりたいことの主張が強く、巷間いわれているように私もそうなので、二人で丁々発止の診察でした。こうして密な診療の結果、適応が高いと考えられ、手術に至りました。術前の計画は看護師に任せて静脈麻酔の希望も汲み、麻酔医が立ち会えるようにスケジュールを立てました。 ここでいつもの私のモットーです。美容外科治療は人格を豊かにする為にあります。美容医療を何らかの目的を持って受けても、目的を達成出来るとは限りません。例えば可愛くなると稼げるかと言っても、私は銀行員ではありませんから出来ない相談ですし、可愛くなってもてたいと言っても相手を充てがう事は出来ません。ただし内面的人格が高くても、外面的人格つまり美貌が足りないと感じている人は沢山居ます。
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