外鼻は形態だけでなく、量的な差異が美しさに繋がるものです。そして、鼻の中でも上から下まで各部位のバランスと周囲との調和が、顔全体の美しさと大きく関わる部品なのです。
上から眉骨(眼窩骨上内側縁)と眉間の隆起、鼻根(鼻骨上縁)へのYの字の連続性。鼻陵=鼻筋の通ったしかし斜めから見ればカーブを描くライン。鼻尖の上から鼻尖が立ち上がって鼻柱に向かって急激に落ちるカーブ=はっきりした鼻尖。鼻柱はスッと直線的で、鼻唇角ははっきりしている。
こんな美しい鼻の形を持っている人は日本人ではいないかも知れません。日本人をはじめとした、東アジア人つまり非白人の外鼻の特徴として、絶対的に低い。幅がある。さらに周囲の顔面も抑揚のない平板。これが標準的な東アジア人なのです。またぞろ、形態人類学の論議になり
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カテゴリー別アーカイブ: 鼻の美容外科
切らない手術と普通の手術
このところ、切らない眼瞼下垂手術や、切らない小鼻縮小術を紹介しました。 その際、持続性については、あいまいにしているのはお気づきでしょう。そうなんです。 切らない手術=糸で形を作る手術は、必ずある程度の後戻りをしますが、その程度と時期は個体差があり、予想が難しいのです。 切る手術=普通の手術は、余分を取ったり、癒合をさせたりするので、効果の程度は取る分量により決まります。持続は初期の後戻りはないとは言えないのですが、その後は効果は定着します。 まずは切らない手術の代表4法について説明していきます。二重を作る埋没法MT法や、切らない眼瞼下垂手術LT法は眼瞼の皮膚と挙筋を糸でつないだり、挙筋を糸で畳んでまぶたの機能を助けます。糸は永久に残ります。もちろん害はありません。なぜなら、糸は身体との反応
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美しい女(ヒト)のプライド
これまでも、2回登場していただいた、美しい女(ヒト)の何年前からの経過をすべて同時掲載するのは不可能に近いのですが、今回先ずはほぼ手つかずの状態から、掲載させて頂けることになりました。
20年近く前からの美への飽くなき欲求が、ここに披露されます。
決してマニアックな人ではありません。ましてや、生来高得点の造作です。そして、滲み出る内面の美、いい女でいたい気持ちは至高の輝きを感じさせます。言ってみれば、夜の蝶(古い言い回し!?)の最高峰みたいな女の極みなんですが、実は単なる主婦です。
どうして、美容医療を受けたいか?。患者さんに聴いても心を明かして答える人は少ないのですが、私は時に突っ込みます。別に、容姿で稼ぐためでもでもいいでしょ。旦那をつなぎ止める為でもいいでしょ。でもさ
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切らない鼻翼(小鼻)幅縮小術は、簡単に受けられます。
今回切らない小鼻縮小術をご紹介します。まずは症例を提示します。
上2枚は術前、正面で鼻翼の最大幅を図ると37㎜です。あぐら書いた鼻と表現されますよね。
術後は正面では33㎜にしました。下方からの写真を比べると差がよく見えますよね。
鼻翼とは、その名の通り、鼻の両側の翼上の部位をいいます。飛行機のそれも戦闘機の三角形の翼見たいですよね。鼻の孔のトンネルの入り口に見えます。ところで巷では、小鼻ということもありますが、それは小さいのがいいという意味でしょう?!。
私は鼻翼縮小術は2種類を使い分けています。鼻翼のでかいという人には2つのパターンがあります。
1:鼻翼の幅が距離として長い人。その中で最大幅が頬との付け根にあるケース。
2:鼻翼の最大幅
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