カテゴリー別アーカイブ: 皮弁

2018 . 11 . 28

眼瞼下垂手術に目頭Z-形成術は定番化!?。

ブログで強弁して来たからか、やっと眼瞼下垂症にZ−形成法の目頭切開術を併施する希望が増え始めました。後天性腱膜性眼瞼下垂症に対する手術は、切開法で筋を縫縮して強化して、重瞼も固定して強化し、シミュレーションで蒙古襞の拘縮が診られたらZ−形成法で目頭切開して緩めて自然な形を作り出す。これらの手術法の併用はブログで何症例も提示して来ました。自然な形態と良好な開瞼機能が得られて目力も着いて明るく、つまり溌剌とした若々しさを醸し出す。こんないい手術はないかも知れません。ただし誰でも出来る手術ではありません。特に非形成外科のビジネス性美容外科チェーン店の医師には、技術的にも学術的にも経験値からも、出来ないか知らないか危ないかのどちらかでしょう。その意味では、私達形成外科出身の美容外科医の独壇場でありま
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2018 . 11 . 23

先日口周り、今回目頭修正だから、全顔面提示の症例です。

最近症例がいっそう増えています。口元の手術を毎日しています。他の眼瞼や鼻の手術やリフトの手術は糸だけでも入りません。当院は手術時間を3時間45分しか設定出来ないので、白唇部短縮術+口角挙上術は日に一例しか受けられません。対して白唇部短縮術単独は日に二例出来ます。こうして週に7例の口元の手術をした事もあります。その中でも特に結果が可愛い症例です。実はどの症例も可愛くして、どの症例も悦びますが、本症例は特に悦んでいました。 そして今回は時間と費用の関係で他院での目頭切開の修正術をその2週間後に行ないました。これからは全顔面を提示して、口元と眼瞼の経過を同時進行で見ていきましょう。 症例は34歳、女性。本年6月に来院。眼瞼の相談から入った。10年前他医(実は大学形成外科医局の同期生)で
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2018 . 11 . 19

今夏は手術が多かったので、術後3か月の完成!、が続々?

夏休み期間はダウンタイムを過ごせるので、病悩期間の長い手術を受ける患者さんが多かったのです。切開法の眼瞼形成術は代表的です。腫れたり内出血したりで対面する仕事は難しいので、夏休み期間が最適なのです。日常生活はサングラスでカムフラージュすれば可能でした。今年は特に温暖化で日差しも強く、サングラスして歩き回っている人を目にしました。その様な訳で眼瞼形成術が続きました。本症例はいつもの手術が適応です。 症例は24歳男性。先天性一重瞼で皮膚が下垂している。LF,Levator function 挙筋筋力(活動距離):11mmで先天性の筋性下垂に後天性腱膜性眼瞼下垂も伴う。眼裂横径25mm:内眼角間36mm:角膜中心間64mmなので縦横比からして筋性眼瞼下垂の程度は軽い。遺伝子的に先天性一重瞼な
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2018 . 10 . 4

たまにはブログに切らない眼瞼下垂手術と目頭切開の手術と図を載せましょう。蒙古襞の拘縮解除の為のZ-形成法は自然!

たまにはって言っても、症例は沢山ありますが、ブログに載せる、所謂モニターになる症例が少ないだけです。部分的画像提示で20%オフですが、切らない眼瞼下垂手術だけなら、大概の人は希望しません。目頭切開の症例はどうせ切るなら、眼瞼下垂手術も切開法になる人が多く、ブログにも沢山提示しています。 今回は訳が有って、切らない眼瞼下垂手術と目頭切開の併施となりましたし、眉下切除術までを予定をしているので、今後にかけてブログ提示を申し出られた有り難い患者さんです。たまにブログ提示するので、詳しく説明して行こうと思います。前段で目頭切開、後日切らない眼瞼下垂手術を書き加えます。その後眉下切開後にも説明を加えたいとと思います。 症例は32歳女性。何回か来院してから、この手術の好きな私の下に辿り着きま
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2018 . 9 . 27

口周りの手術3点セットが流行り始めました。ターイヘン!でも結果良好か?。

口周りの手術に邁進しています。先ず人中部の白唇長を測り、15㎜以上は手術適応とします。その上で顔面縦長と上中下の比率を測ると、面長の人でも丸顔の人でも下顔面が中顔面より長い人がほとんどです。C−カールの程度も相談します。 人中やCupid's bow,赤唇縁の弓形も好き嫌いに応じます。その後口角の評価をする際には顔面部品の横幅を計測するのですが、鼻翼が大きい特に内眼角間距離と違い過ぎる場合には指摘しています。鼻翼縮小術をお奨めするのですが、白唇短縮術後に鼻翼縮小術をすると人中部が膨隆してしまうので、白唇部短縮術の際に鼻翼縮小術を併施して、ずらして縫合した方がよいのです。 こうして口周りは相関しますが、最近では鼻翼縮小術は皮弁法を頻用して後戻りもありません。すごい事です。三つの手術
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