その後の私の行く末を決めるアルバイト先を得ます。さらにアルバイト人生は、教授も巻き込み進行します。それが私の進路となります。銀座美容外科で非常勤での診療も継続していました。父も体力が落ちて来たので、継承について検討し始めましたが、その際大きな障害がありました。今回は、いよいよ16年目以降への布石となるアルバイトの件です。
そして北里大学形成外科・美容外科医局から退局します。もっとも、医局制度とは公的な団体ではなく、教授が責任を持つ講師陣とレジデントの教育、研究、診療の集まりです。大学病院に於いては、科目ごとに診療の責任を持つ。卒前教育は科目ごとに時間割が割り当てられるし、卒後教育は診療に於いてまねて学んでいく徒弟制度で、自分で座学するのは、未経験の症例が来て切羽詰まった際に論文を読み漁
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カテゴリー別アーカイブ: 日本美容外科学会(JSAS)専門医
この鼻なら、この手術の組み合わせが効を奏する。お任せあれ!
顔面の大きさに比して、外鼻が大きく鷲鼻であるのが残念な症例です。鷲かオウムか知りませんが、鳥の嘴状に鼻尖に向かって低くなっている形態は品が無く、しかも大きい。鼻翼は付け根は大きくないのに丸く張り出していて、鼻翼基部が鼻柱より下方にあるややアグラ型で野暮ったい。それは数字が表しますが、それより何より、形態をすっきりする方が似合う人格です。
先々週に手術して、先週に術前と術後と術後1週間の比較を載せました。その後1週間経て更に膣が進み形態が見えて来ました。また移植軟骨のシェーマは解り易かったと患者さんにも好評を得ましたので、2週間毎比較して再掲します。患者さんとしては術前の形態を見ても面白くないかも知れませんが、読者の皆さんにちゃんと経過を見せて行くのが私の務めですからお許しください。
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黒目整形は内側が重要です。追加手術を希望されました。でも私も患者さんも更に拘ります。
黒目整形は切開法も非切開法も含みます。どちらも、眼瞼挙筋の強化を目的としますが、挙筋の強化法には二種類あります。
先天性眼瞼下垂症に対しては皮膚側から切開して挙筋腱膜の直接の短縮を要します。後天性腱膜性眼瞼下垂症に対しては眼瞼結膜側から結膜とミューラー筋および腱膜を縛る方法=LT法で腱膜と瞼板の連続性を再建する方法で可能です。
二つの方法を使い分けています。医療に於いて診断は治療手段の選択のためです。ですから手術法の使い分けには診断基準を確立しなければなりません。そうでないと患者さんの状態に合わない治療をしてしまう事になります。
これまで何度も記載して来ましたが再掲します。まず第一に既往歴です。幼少時の記憶がなくてもも左右差の印象を覚えている人も居ます。もちろん治療歴も聴き
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黒目整形で暗い目元を知的な目元に!、術後の方が自然です。
皮膚性筋性併存の眼瞼下垂症手術切開法と目頭の蒙古襞による拘縮解除術Z−形成法は究極の黒目整形です。まず術後2週間と4週間の経過画像の提示をします。術後経過を追ってみましょう。
読者の皆さんには参考になると思います。経過が判れば治療計画が立てられるので受け易いでしょう?。これを見てまた、患者さんが殺到しそうな予感がします。
なかなか明るい目元。2週間と4週間では微妙に変わりました。目の開きと視線と顔がこちらを向いています。意図的に開いて撮影してくれた様です。
では術前術直後の画像を再掲示します。
症例は21歳、女性。先天性一重瞼。アイプチでは挙がらない。かといってPuffy eyeではない。眼裂横径23.5mmと小さく、角膜中心間距離が56mmと眼球位置
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眼瞼下垂症と横径が小さいのは眼裂狭小症といいます。経過が長いでしょう。そこで最近の症例と比較してみます。
今回の症例がダウンタイムが長いのは精神的問題でしょう。術中からビビって話しも出来ない様だとこうなります。症例は18歳、女性。眼瞼狭小症です。下に画像を並べます。左が術前、上中が術直後、上右が術後1週間です。一週間後の方が開いてはいますが、内出血も増量し、腫脹で重瞼が広くなっています。
では皆様の為に他の症例も並べてみます。画像の揃った半年前からの症例を6例供覧します。
上の症例は早く治った症例です。30歳代のですが、右の画像の通り2週間目にはメイクしてきれいに見せています。広めの二重を希望されました。気に入っているそうです。
上の6枚の画像は40歳代の女性。上中の術直後より、上右の翌日の方が腫脹と内出血が増量しているのは通常で、下左の如く抜糸時にはか
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