8年次の私は(まだまだ20年前の話です。)、茅ヶ崎徳洲会総合病院形成外科医長として、待望の4年生の医師と共に診療に没頭します。待望とは?、そりゃそうです。レジデント教育の機会であり、認定医試験も終わったから余裕ができるし、下がいれば自由な時間が作れるからアルバイトも出来る。大学医局が人事配分を決定するのは前年の12月ですが、その時点は学会認定医取得前ですが、見切り発進で研修医の派遣が決定されました。しかし同時に、学会の認定医認定施設も申請認可されないとならなくなります。研修医は認定施設か関連施設で研修しないと、研修の年次数にカウントされないためまずいことになるからです。その為に症例数の閾が設定されます。だから、より張り切って診療して行きます。
イニシャルを出しますと、Ym先生が来る事に
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カテゴリー別アーカイブ: 日本美容外科学会(JSAS)専門医
眼頭切開が評判です。当院独自のZ-形成法による蒙古襞解除術はこのような症例にも使えます。
これは難しい。形態をどれだけ作り上げるかは、デザインが60%以上の割合で左右するのですが、他院の修正手術では限定されるからです。しかも前医が医局の先輩で知り合いなだけに、逆に聴きにくいから詳細が不明です。手術当日中に解ってくる事がありました。
症例は35歳、女性。3年前に他院で目頭切開を受けたが、効果不足との訴え。
内眼角間距離39㎜ 眼裂横径26㎜ 挙筋筋力は13㎜だが、腱膜性眼瞼下垂症に対して切らない眼瞼下垂手術を受けている。顔が横に広がっている感じなのでもう少し目の窓を寄せたい希望に対して、一辺4㎜のZ−形成法による目頭切開を予定しました。
上左図が術前、上右図が術直後です。充分に効果が得られています。計算通り目頭が1.5㎜ずつ開いて内眼角間距離は36㎜にな
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鼻の手術なら、私達に任せてよ!1週間でイケてる。
今回の症例は27歳、女性。18歳時にS美容外科でI型プロテーシスによる隆鼻術を受けている。
自覚的に次第に短縮してきた。太い思うとの訴えで来院されました。
他覚的には棒状でその割に鼻根が低く、またプロテーシスが短い。鼻稜が太い。鼻尖が上向いて、その下が平らで、鼻尖が角張っていて、横四角形。触診すると骨膜上に入っている。
そこでプロテーシスを作り替えて、軟骨2枚でダイアモンド型の鼻尖を形造る事を提案しました。
上記画像は上の列が正面像、下の列が左側面像です。どちらも左が術前(側面像の画像データが壊れたので斜位)、中が術直後、右が1週間後です。
上に記載した問題点を改善出来ました。過剰書きします。1、棒状でその割に鼻根が低く、またプロテーシスが短い。
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鼻の手術なら、私達に任せてよ!
今回の症例は27歳、女性。18歳時にS美容外科でI型プロテーシスによる隆鼻術を受けている。
自覚的に次第に短縮してきた。太い思うとの訴えで来院されました。
他覚的には棒状でその割に鼻根が低く、またプロテーシスが短い。鼻稜が太い。鼻尖が上向いて、その下が平らで、鼻尖が角張っていて、横四角形。触診すると骨膜上に入っている。
そこでプロテーシスを作り替えて、軟骨2枚でダイアモンド型の鼻尖を形造る事を提案しました。今回は先ず、取り出したプロテーシスを画像提示します。
ご覧の様に太く、短く、しかも硬い。前医は一生懸命作ったのでしょうが、美容外科的センス、形成外科的素養に欠けるのでしょう。ちなみによく取り出す、S美容外科のプロテーシスの色です。
その為、術前の形態が格好悪い
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鼻翼縮小は計測が生命−1週間で経過観察中。患者さんは大満足。私も安心して診ています。−
1週間前に切らない鼻翼縮小術を行った症例の経過をお知らせします。
術前は鼻翼幅39㎜
手術直後幅35㎜
翌日幅37㎜
1週間後37.5㎜
今回は数字を提示するに留めます。
次回どれだけ戻っていくか?、止まるか?。それが問題です。「これで丁度いいです。」と、患者さん。さあて、数字がお楽しみ。次週止まる事を期待します。
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