カテゴリー別アーカイブ: 日本美容外科学会(JSAS)専門医

2016 . 3 . 3

鼻翼縮小は計測が生命−1週間で経過観察中。患者さんは大満足。私も安心して診ています。−

1週間前に切らない鼻翼縮小術を行った症例の経過をお知らせします。 術前は鼻翼幅39㎜ 手術直後幅35㎜ 翌日幅37㎜ 1週間後37.5㎜ 今回は数字を提示するに留めます。 次回どれだけ戻っていくか?、止まるか?。それが問題です。「これで丁度いいです。」と、患者さん。さあて、数字がお楽しみ。次週止まる事を期待します。
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2016 . 3 . 3

当院の眼頭切開術はすべての日本人に適応します。形態改善の目的のみならず、機能改善の目的ですから!

今回の症例は、23歳、女性。二重瞼で、挙筋筋力もLF13mmと充分ですが、37/24末広型の二重瞼のラインを平行型にしたいとの希望で、来院されました。 とにかく術前と術直後の画像を提示します。美容的な改善は明らかです。その上眼裂も大きく見えます。さらに二重のラインを目頭まで出せて、平行型に出来ました。 実際には術直後は局麻の影響と疲労で開瞼の向上がはっきりとは見られません。ただし、黒目の内側の隠れ方が違います。術前は黒目の上にかかるまぶたの縁が斜めなのに対して、術後はほぼ水平です。それだけ黒目の露出面積が増えたということです。 当たり前ですよね!。目頭切開=内眼角部の蒙古襞による拘縮解除術は黒目整形の効果を与えます。術前の画像で見ると判ります様に、目頭に縦方向の弓状
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2016 . 2 . 25

美容医療の神髄40-歴史的経緯第40話- ”口頭伝承”:父は美容整形屋、私は形成外科医。自分史話へ”その17”

私の歴史でなく、美容医療の歴史を書いてきたはずですが、私の医師7年生の時点で形外科医として深く入れ込み始めた話が続いています。繰り返しになりますが、その後美容外科医療にも入れ込んでいくに当たって、形成外科医としてのスタンスが有用性を表してきます。9年生からはさらに美容外科にも深く携わります。6年目からの銀座美容外科でのお手伝いから、そこを足場にいくつもの美容外科院に修行に行くことになるのです。とはいえ、7年次8年次の茅ヶ崎徳洲会総合病院形成外科での診療、教育、認定医試験の日々は、今でも楽しく思い起こせます。引き続き時計を戻して7年次8年次の話題を続けます。 先週は日本形成外科学会認定医試験のために提出した詳細な手術10症例の説明をしました。形成外科医療の基本の説明になったと思います。病
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2016 . 2 . 19

鼻翼縮小は計測が生命−真面目にしているのに、患者さんは嬉しくて、みんなで大騒ぎ!−この際私も面白がってみました−

昨日の鼻翼縮小術の症例患者さんが経過を診せに来て下さいました。 術前正面像と下面像 術直後の正面像です。 そして術翌日です。36㎜と1㎜だけ戻りました。 そして昨日の予告に答えて、切除の適応のある症例の提示です。下に正面像、下面像です。 ところで、よーく下からの像を見比べて下さい。上の症例では、鼻翼がベターっと広くて、鼻の孔が横長の楕円形なのに対して。下の症例ではまん丸い鼻翼で、鼻の孔もまん丸くてまるで鼻をほじりすぎた人みたいです。男性に多い形です。 ところが計測してみると何と43㎜もの幅がありました。この症例では内眼角間距離が31㎜ですから、異常な程のサイズのアンバランスです。レオナルドダヴィンチもビックリ、天国で大笑いし
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2016 . 2 . 19

リフト手術は下顎のラインを取り戻します。見て見て!

リフトとは、引き上げる事! 下顎縁の口角の下にマリオネットラインが出てきますが、この溝はその外に組織が落ちてきたからです。皮膚と皮下脂肪が共にです。この部が一番目立つ加齢顔貌の原因です。従来は、フェイスリフトで一生懸命引き上げてきましたが、後戻りは避けられません。本邦では唯一、私の先輩の宇津木龍一先生が計測しています。予めほくろを計測しておき、例えば2.5㎝引き上げて位置が移動したのを経時的に画像解析して行くと、1年で0.5㎝でなく、3年分の1.5㎝戻っていたそうです。学会で画像提示していました。つまりフェイスリフトでも、5年分の引き上げをしても1年後には3年分戻っていたと考察していました。 そんなら、糸ではどうでしょう。もちろん永久性はありません。約2年以内には戻ります。数字的解析は
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