今回の症例の患者さんは、遠方からいらっしゃって下さった大学生の方です。症例提示を承諾いただいた上に、ちゃんと1週間後には、写真を転送して下さり、2週間後には、写真と撮りにいらっしゃって下さったいい人です。
結果に満足されていて、しかもムードさえも変えて似合う眼鏡を選んで来院される程、気に入って下さった様で、我々としても、うれしい限りの症例です。
症例は、20歳男性。一重瞼で皮膚性眼瞼下垂が重篤。前頭筋が開瞼時に常時収縮している。挙筋滑動距離は12mmと正常範囲。眼裂横径が25mm、内眼角間距離35mm、角膜中心間距離57mmと、蒙古襞が被さり気味で、拘縮も強い。
このような症例は、埋没法では持続性に難があるとは言えますが、治療期間から考えて現在切開法をできる状況にはないとの
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カテゴリー別アーカイブ: 日本美容外科学会(JSAS)専門医
形成外科、美容外科、美容皮膚科、美容整形 などの科目名称って何を意味するのでしょう。Ⅲ =学会専門医と標榜科目の関係=
各科目の説明を始めようと考えていたら、忘れていたことを思い出しました。学会の説明で専門医について触れましたが、どうやってクオリファイしているかを、書かなかったら意味がないではありませんか?。簡単に私の経験から、説明します。あくまでも、私の取得した日本形成外科学会認定専門医と、日本美容外科学会(JSAPS)専門医についてです。さらに今後の計画として各標榜科目に対して、各学会認定の専門医取得が義務づけられる予定なので、簡単に説明します。
私は医師になったのが、昭和62年ですが、平成5年に日本形成外科学会の認定する専門医(当時は認定医といいました。)を取得しました。日本形成外科学会の認定する施設で6年間の研修を受けた後に、申請しました。まず認定施設は相当する症例数を診療している、主に大学病院
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形成外科、美容外科、美容皮膚科、美容整形 などの科目名称って何を意味するのでしょう。Ⅱ =各科目の違いの前に標榜について=
前回本題からはずれ、話が長くなったので、ページを変えました。
各科目の意味を書いていこうと思ったのですが、何故かと言いますと、医師側にさえ誤解が生じているからです。ポイントは二つ。1:標榜科目は大学卒業後に誰でも何でも名乗れること。2:美容医療はほとんどは自費診療で、一部が保険担保だが、どちらもできる医師は限られていること。
先日、ある美容皮膚科の開業において、皮膚科医にお手伝いいただく為に談話していたら、「今度の院長さんは、美容皮膚科だけしてきたってどういう医師なのですか?。」といいました。いまや、美容皮膚科は標榜科目名として使えるので、開業時に美容皮膚科を標榜できるのです。研修歴などは条件として取り上げられません。上記の1にあるように、標榜科目は厚労省が認めたらどの医師でも認
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形成外科、美容外科、美容皮膚科、美容整形 などの科目名称って何を意味するのでしょう。Ⅰ =卒後研修の意味=
またまた、小難しい話を始めたくなってしまいました。というのも、日々患者さん方と接していて、美容医療の理解をされていないために、患者さん自身が損しているなあと思うことがあるからです。
何が言いたいのかといいますと、美容医療といっても範囲が広いので、どの科目の臨床経験がどれだけあるかで、診療分野が違うということです。
医師という職業は、医大を卒業して国家試験に通り資格を取得すれば、医師として何科を診療してもいいことになります。しかし、医師国家試験が求める知識は、最低限の医療を出来るだけの、広く浅い範囲ですから、医学部での教育カリキュラムはそれに応じた、やはり広く浅い知識の範囲となります。ですから、医師になりたての時には、美容医療に限らず、はっきりいって診療法さえ知りませんし、細かい専
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目頭切開=内眼角拘縮解除術は、眼瞼下垂症手術の一部と考えます。2週間後の経過
当院の得意とする手術:独自のZ−形成法による目頭切開=蒙古襞による拘縮解除術と切らない眼瞼下垂手術=黒目整形=埋没方式による挙筋修復&重瞼術=NILT法 の2週間後の経過の提示を致します。
長ったらしい手術法の紹介をしてしまいました。最近、いくつかの名称をキャッチフレーズの様に使い分けてきたので、患者さんが混乱してしまうから、合体させました。
まず正面像で比較します。右が術前、左が術後2週間です。
何と美しい結果でしょうか?!。器用なんですね!、上手なんですね!、手術が丁寧だからですね?。よくいわれますが?。それだけではありません。症例患者さんがいい素材なんです。美しい、可愛い人は、よりきれいになることが容易なんです。しかもこの症例では、微妙な左右差があるので、左右
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