カテゴリー別アーカイブ: 美容医学博士

2017 . 8 . 30

鼻尖形成術の軟骨移植法

鼻尖形成術は、鼻尖が大きく丸く、高さが無い症例には第一選択の手術です。というと、日本人の多くが適応するのですが、鼻の手術の美容外科的適応は、サイズの問題で、そのバリエーションは様々です。そして鼻の形態は上から下までのバランスが重要で、周囲の形態にも影響されます。そこのところを考えないで、治療すると不自然な形態になり兼ねません。また各部位も自然状態にあり得る形にしないと不自然感が見えてしまいます。 ただし、鼻尖だけ高くしてしかも下げて、形を作り上げても、それはそれで自然な形態が作れます。通常、鼻尖に関して鼻柱延長術(鼻尖下制術)は不自然だと思います。私は現在鼻尖に対して耳介軟骨移植術を頻用しています。1~3枚で1枚1mmと考え、前か下に増大しています。その程度の修正量が悦ばれます。また耳
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2017 . 8 . 28

微調整と他院での左右差と不自然形の修正手術。最終結果はもう少し先かな?。!

本症例は面白い。患者さんと私の信頼関係を築き上げて診療していくことで、満足な結果を得て行こうとして、画像を提示してきています。他院での術後に対する再手術と、当院の良好な結果の経年変化に対して再建するための再手術が組み合わさっています。 症例は34歳、女性。先天的には奥二重だが、LF13mmと先天性眼瞼下垂はなかった模様。数年前埋没法を受けて二重瞼にしている。3年前に当院で切らない眼瞼下垂手術=非切開法黒目整形=NILT法を受けた。当初はよく開き重瞼もくっきりしたが、徐々に落ちてきた。その後他院で10年前に、目頭切開を三日月型切除法で受けた。左右差が生じたのと、開瞼が落ちたのと、目頭の形態と機能に非対称性と不自然感が生じていました。 現症は、眼裂横径25㎜、内眼角間36㎜、角膜中心
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2017 . 8 . 24

眼瞼下垂手術切開法と目頭切開Z-形成法:この組み合わせはむしろ自然です。

いきなり術前と術後3週間の画像を載せます。違う質の目元になりました。但しこれはこれで、キレイなだけでなく自然です。 楽しそうな患者さん。姉妹で受けられましたから、信頼されています。こういう相手には気合いが入ります。そのため結果が良いだけでなく、経過に対するご理解が有りますので、安心です。 血腫が存在しましたが、もう消えました。経過は遷延しましたが、もう何も無かった様に出来上がりました。目の開きも予定通り揃ってきました。患者さんも「ゼーンゼン左右差がなくなりました。」と余裕の表情です。人間の身体の経過には絶対はありませんが、左右差は自然にありますから、この程度なら気になりません。 私は、定期的に経過画像を提示していきます。周囲からは「こんなにすごい画像提示して、見た人
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2017 . 8 . 16

後天性眼瞼下垂で腱膜修復術をするなら、蒙古襞の拘縮も解除した方が機能と形態を満たします。

加齢による後天性眼瞼下垂症に対する手術は切開法が適応になる場合が多いのですが、第一に皮膚切除を要する場合が多いからですが、第二に重瞼の引き込みが弱くなってきた症例が多く、確実に重瞼を再建するべきであるからでもあります。第三に挙筋腱膜の状態を確認するべきだからでもあります。 そうした症例でも、もう一つ、やはり蒙古襞の拘縮が強く、眼瞼下垂症の発症に関与している場合が多くあります。いつも言うように、一重瞼では二重瞼に比べ蒙古襞の被さりと拘縮が強いために、重瞼術の際にZ-形成法による目頭切開で拘縮解除した方が、機能的にも形態的にも改善性が高いので、併施する様に奨めていますが、加齢性後天性眼瞼下垂症でも、併施する方が機能的に向上性が高い場合が多いのです。 今回はその典型例です。術前所見から
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2017 . 8 . 14

後天性眼瞼下垂で腱膜修復術をするなら、蒙古襞の拘縮も解除した方が機能と形態を満たします。

加齢による後天性眼瞼下垂症に対する手術は切開法が適応になる場合が多いのですが、第一に皮膚切除を要する場合が多いからですが、第二に重瞼の引き込みが弱くなってきた症例が多く、確実に重瞼を再建するべきであるからでもあります。第三に挙筋腱膜の状態を確認するべきだからでもあります。 そうした症例でも、もう一つ、やはり蒙古襞の拘縮が強く、眼瞼下垂症の発症に関与している場合が多くあります。いつも言うように、一重瞼では二重瞼に比べ蒙古襞の被さりと拘縮が強いために、重瞼術の際にZ-形成法による目頭切開で拘縮解除した方が、機能的にも形態的にも改善性が高いので、併施する様に奨めていますが、加齢性後天性眼瞼下垂症でも、併施する方が機能的に向上性が高い場合が多いのです。 今回はその典型例です。術前所見から
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