このところ眼瞼セット=眼瞼下垂手術+目頭形成術が流行っています。SNSでは評判の様です。目頭形成術という手術名称も徐々に巷間に膾炙してきました。先日は早速患者さんが「目頭形成術はどうですか?。」と口にしました。
目頭の蒙古襞の狗縮は目頭切開(切除)手術をしても治せません。特に三日月型切除はZ−形成法以外の手術法では不可能です。基礎的な数学(幾何学)的な理論に基づきます。科学的に自明で、中学生でも理解出来るはずの理屈です!?。
また平行型の二重を造る為に目頭切開を奨める美容整形屋が横行していますが、それとこれはイコールではありません。平行型二重は蒙古襞の上に重瞼線が出来る形を言いますが、二重を高く設定すれば自ずと平行型になります。蒙古襞の被さりと拘縮の程度が強くて、かなり上に設定し
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カテゴリー別アーカイブ: まぶたの美容と機能
眼瞼形成術は下垂手術と目頭形成術のセットが定番か?。見事に自然で綺麗な結果です。
画像を見るとキツい目付きです。一重瞼(奥二重以下)で、蒙古襞が被さり突っ張って目頭の高さより目尻の高さが、測っていませんが見て判る通りにかなり上にあるのは、吊り目と称されます。前にも書きましたが、東アジア人は平均的に吊り目です。蒙古襞が無い人は在せんからです。でも蒙古襞の被さりの幅と拘縮(突っ張り)の程度には個体差があります。一重瞼の人では二重瞼の人と比べて内眼角間距離(目の間)で平均的に3㎜の差があります。統計的に調べました。さらにその中でも蒙古襞の狗縮度が強い人が居ます。
最近目頭切開と言わずに目頭形成術と称しています。目頭切開と称していた時代からブログに多くの症例を提示して来ました。このブログを始めた5年前から見ていって目頭切開のカテゴリーで選ぶと約200例載せて来ました。ざっと
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目頭切開はZ-形成法以外してはいけません。
目頭の蒙古襞の狗縮解除の為のZ−形成術が、流行り始めました。最近手術の名称を目頭切開と言わずに目頭(Z)形成術と呼んでいます。私が最多症例の口周りの手術を誇る美容形成外科医として、SNS上で評判を得ていると同時に、目頭切開の分野でも画像提示して来たら、Z−形成術の優位性が患者さんに於いてにわかに認識されて来たのでしょう。最近口周りと同時にする患者さんも発生しています。時間的に可能です。また目頭形成の適応症例は我国には多いからでしょう。
とはいっても手術の適応とデザインは、症例をよく診察して正しい診断の下に行ないます。その上で通常はZ−形成法を行ないます。もちろんデザインのサイズは計測の下に決めます。東アジア人のほとんど、日本人のの中の大多数は蒙古襞を持っています。最近遺伝学で判った事で
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目頭形成術単独はこんなに自然で美的形態と開瞼機能が向上。
このところZ−形成法による目頭切開が認知されて来た様です。根気良くブログで説明して来たからでしょうか?。一部の患者さんがインスタグラムに載せて下さったからでしょうか?。とにかく正しい手術法が患者さんに知れ渡ったからでしょう。
目頭部の蒙古襞には個体間の差異があります。 遺伝子が決定しますが、統計上一重瞼の人と二重瞼の平均的な差異は内眼角間距離で3㎜と判っています。最も眼球の距離と顔面幅にもバリエーションがあり、横比率のバランスが大事ですから、距離が最重要ではありません。要するに蒙古襞の被さりと狗縮度を診て形態と機能の改善制を見極める必要があります。また鼻根の壁が3次元的に見え方を左右しますし、鼻翼の幅との比率や顔面の縦のサイズとの比率も診なければなりません。
そもそも蒙古襞は被さ
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アーモンドアイ=垂れ目形成術の効果は外眼角の位置関係も加味して・・!?
日本人(東アジアの新モンゴル系人種)は、吊り目です。英語ではSlant eye:傾いた目として差別用語です。日本人選手がMLBで一悶着しました。吊り目の原因は3点あり、どれもが遺伝子の発現として、個体差はありますが、モンゴル系に特有です。日本人の中の大多数は新モンゴロイドの遺伝子を継いでいます。
吊り目の原因は、1、蒙古襞の拘縮と被さりが内側を下げます。本ブログの読者のみなさんは知っていますよね。私達の得意の手術=Z-形成法が最適です。2、目頭と目尻の位置を決める靭帯の付着そのものが傾いています。内眼角靭帯の位置と外眼角靭帯の付着部は平均5度外が上に傾いています。ちなみに白人は水平です。3、目尻の位置はどうあれ、下眼瞼縁のカーブが丸みが足りない。上眼瞼は正常では最大12mm以上動いて丸
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