カテゴリー別アーカイブ: 美容医療

2017 . 12 . 28

美容医療の神髄-歴史秘話第106話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その81”「地方都市24:美容外科医は辛いよ!」

2002年、平成14年に私が医師となって16年目、A美容外科大分院院長としての1年目が半分進みました。その後しばらくは上手くやっていけました。そこからとんでもない事件が起こります。その時税務にも、経営責任にも問題が起き始めます。 A美容外科大分院は、その2年前にE大先生から美容外科コンサルタントのKd氏が譲り受けスタートして、私はバイトに行っていて、その年に院長として常勤しました。オーナーのKb.氏とは院長の届け出の際に初対面したくらいでしたが、その後は何回か会合を持ちました。またE先生時代からの大分院の従業員は、院と一緒に譲り受けてくれたKb.氏に対しては忠節を感じていましたし、コンサルタントのKd.氏は必要以上に売り上げから抜き取っていき消費していたので、従業員からはよく思われてい
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2017 . 12 . 28

美容医療の神髄-歴史秘話個人編-美容整形屋と美容形成外科医「番外編:美容外科医の家族は辛いよ!10」

このブログのシリーズの題は、「美容外科医の家族は辛いよ!」ですが、要するに美容外科医である父と母の思い出を綴り、昨年7月に亡くなった母を追悼するためです。または生前の母のやるせない気持ちを私がここで吐き出して上げて、これでなかったことにする為です。いや、私がもう忘れてあげることで、母の家族と父への気持ちだけを遺してあげようという私のおせっかいです。 敢えて言えばここで吐き出したことは個人情報で、明かして欲しくない話しが満載です。ですが、だから、私は今や母の追悼の為にここに書き連ねてきました。最終話は母と父の紹介です。 母は埼玉県川越市出身ですが、産まれは東京都四谷区です。現在の川越市に豪農の関根家という家がありましたが、そこの次男である祖父が東京に出て財を成した際に産まれました。
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2017 . 12 . 20

下眼瞼付近の若返りにはPRP療法が最適です。

症例は49歳、女性。バギーアイに対して数年前に下眼瞼の手術を受けたが、下眼瞼眼窩内の膨隆が無くなったのに眼窩縁より下に眼窩脂肪が落ちた症例です。とにかくバギーアイが下方移動しただけで、袋が見えます。もう一度切開する予定は立てられないので、目袋の下の溝を充填して目立たなくしましょう。 局所注入法ですが、PRP療法が最適な方法です。 治療前治療直後1週間後 目隠しの為にお絵描きソフトに取り込んだら画像の解像度が低くなってしましました。ぼろい!。 でも見るポイントは説明します。目の下のクマと表現する人が多いのですが、下眼瞼の色が濃いのには三つの要素があります。一つは色素沈着。二つ目はうっ血に因る紫色。三つ目が下眼瞼が弛んで膨らんで、その下に影が出来るから黒いのです。
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2017 . 12 . 18

美しい人は口周りで品性を挙げて、振る舞いも艶やか

口周りの手術が多くて楽しいです。ブログに載せる症例が多いからです。ブログを見て、患者さんが安心して落ち着いて術後をやり過ごせるから経過が早いのです。最近術中から言い含めますが、精神的な安心感は体調を安定させて、術中の出血や術後の腫脹を軽減させます。そして術後2週間に本症例の患者さんは美しく装って来院されました。今回術後2か月を経ましたが、更に美しい。内面的に美人で、毎回美しい所作で来院されます。外面的な美人度は75点だったのが、現在75+5×4=95点とします。現時点での5点マイナスは、創跡が落ち着いていない分を引いています。 口周りとは、口の上と下ですが、口の上は言うまでもなく白唇部で、毎日の様に白唇部切除術を行なっています。口角は付随して同時に挙上する事がほとんどです。更に白唇部は
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2017 . 12 . 14

童顔を目元の改善でもっと可愛く。

眼瞼の手術の中でも、切開法で眼瞼下垂症手術に重瞼術を加える場合は保険診療になります。同時に目頭切開を併施する必要性がある症例ではそれだけは自費になります。今回の症例は目頭切開の必要性が高い一例ですから、コストオフになるブログ提示症例を承諾されました。なお、目頭切開は当院の得意のZ-形成法以外の方法を受けてはいけません。特に本症例の様な蒙古襞の場合には絶対的です。 症例は28歳の女性。先天性一重瞼で5年前他院で埋没法重瞼術を受けているが、1か月で外れた。左は追加したが、右は重瞼がないまま。幼少時から頭痛を感じていた。成人後には肩凝りも伴い始めた。上方視で前頭筋疲労つまり眼瞼下垂症に対して常に前頭筋収縮して眉を挙げて代償してきました。LF, Levator function : 挙筋筋力(
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