診察の度に表情が男らしく魅せてくれます。社会的態度が変わるから、適応性が高いのです。画像上の顔つきにも出ています。
先ずは画像を見ましょう。上段は眼瞼部の術前と術直後です。下段は術後48時間と術後1週間です。定番の手術となりましたが、これが自然な形態と機能を作り上げるからです。機能とは身体機能と社会的機能を含みます。
そして術後3週間を経ました。更に術後6週間の画像です。
症例をもう一度説明します。31歳の男性、先天性一重瞼=皮膚性眼瞼下垂症。何年か前に埋没法を受けているがすぐ戻った。この機能と形態では、埋没法では戻ります。挙筋筋力(=挙筋滑動距離)は12mmと正常下限値。眼裂横径25mm、内眼角間36mm、角膜中心間距離60mmと目の位置は離れていないが、
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カテゴリー別アーカイブ: 美容医療
口角挙上術単独が流行り始めました。
口周りの手術が流行っています。白唇部の長さは15㎜以下が理想とされていますから、計って来る患者さんもいらっしゃるくらいで、上口唇短縮術の手術適応決定は容易で、外反度も選べます。白唇部切除は鼻翼〜鼻柱〜鼻翼だけを短縮するので、口角が相対的に下がる症例が多く、口角挙上術を併施する場合が多いのです。でも実は手術の侵襲度が違います。白唇部切除術後は1週間は腫脹が強く、表情筋のダメージに因る運動低下も2週間かかることがあります。対して口角挙上術は内出血することはありますが、腫脹は軽度で、運動痛はあり得るけれど、運動制限も軽度です。そこで日程的に時間差を作って順次手術を受ける患者さんも出てきました。先日来画像提示してきたら、今回の症例の患者さんも口角挙上術を先行することになりました。
症例は25歳
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美容医療の神髄-歴史秘話個人編-美容整形屋と美容形成外科医「番外編:美容外科医の家族は辛いよ!7」
ゴルフの話題は父と私の繫がりの一部ですが、学生時代はウェイトを占めました。でもいよいよ医師になると機会が変わります。歴史編で書いて来ましたが、銀座美容外科医院に寄る機会が増えました。当然この場合、医者同志としての会話が増えます。私は大学4年生まで目黒の自宅から通いましたから母とは対話しますが、父との会話内容も搔い摘んで織り込みます。こうして、父と母は私を介して(弟は余り関わらない。)、会話していました。
もっとも私が大学を卒業して医師になってからも私は時折ゴルフを続けますし、父は相変わらず週に2ラウンドのゴルフ三昧でした。私が大学を出た年には、父は60歳でした。現在私は58歳ですから同年輩です。脂の乗っている年頃といえば仕事や社会的な面だけではありません。趣味の領域(越えている?)では
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素敵な患者さんの口周りの手術。白唇部切除+口角挙上術+鼻翼縮小外側切除法+内側皮弁法の四つの手術を組み合わせました。
このところ口周りの手術が多いのです。ブログに載せる症例が多いからでしょう。どの症例も術直後の経過はすごいのですが、症例を重ねる度にダウンタイムは短くなってきています。診断技術が向上したし手術手技的にもコツコツと積み上げてきたためでしょう。それに術後経過を沢山診てきているから説明が適切にできて、その結果患者さんが安心して落ち着いて術後をやり過ごせるから経過が早いのです。それに患者さんもブログを見て予習してきて下さるので、手術内容と術後経過を理解されているからです。最近術中から言い含めますが、精神的な安心感は体調を安定させて、術中の出血や術後の腫脹を軽減させます。実際最近の症例では出血も少なく、術後1週間で抜糸する際には形の良さが見えています。患者の皆さんとの信頼関係を作り上げてきた賜物です。
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鼻翼縮小術の内側切除法をした症例で後戻りが起こりました。本来外側切除法が適応です。いや内外切除も検討しましょう。
今回は鼻翼縮小術を依頼された患者さんを御紹介します。実は3ヶ月前に口唇(白唇部)短縮術を施行した患者さんです。ブログにも載せました。大変満足されて、鼻翼縮小術を希望されました。
鼻翼最大幅は37㎜と大きく、内眼角間は28㎜と近く、バランスが悪いのです。ここは重要です。画像をご覧になると判ると思いますが、鼻翼が胡坐をかいています。下方が大きいのです。加齢現象で増大したのは、患者さん本人も認識されています。また口唇短縮術が影響している訳ではないのは、前回の画像を見れば判るはずです。
画像を見ると、鼻翼の張り出しも有り、鼻翼の付け根よりも丸く出ています。何度も言いますが、外側切除は適応が限られます。この様に丸く張り出している症例だけが適応します。丸く張り出していないのに外側切除を受けな
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