あぐらかいた様な形の鼻翼は野暮ったいですよね。サイズがどうあれ、小さくしたいものです。
症例は46歳、女性。今回の画像提示は部分に限りますが、実は美しい顔立ち(輪郭と目、口元)の患者さん。鼻だけ残念なので治す価値が高いと考えられ、私が依頼をされ請け負いました。このブログを見て参考にされたそうです。加齢と共に鼻が広がって来たようで、実際の最大幅のサイズは36㎜です。
上画像が術前。正面と下から。
上画像は予定通り31㎜まで締めました。糸が掛かっている両側2点がまだ赤く見えます。これでは赤点ですが、翌日には目立たなくなります。掛ける位置はやや下部としてあぐらを改善するデザインです。結構位置が重要なのです。患者さんにも念を押されました。私はむしろ、さすがあ〜よく研
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カテゴリー別アーカイブ: 鼻の美容外科
JAASが盛況でした。画像も継続して提示していきます。
JAASは、私達が設立した美容医療の研究会です。基本的に年1回ですが、今回は5月に引き続いて9月にも開催しました。二日間の日程で、午前中は口演を連ねて、関連する手技を午後に実演します。所謂ライブサージェリーです。日曜日に今回の二大テーマのうちの一つの眼瞼下垂手術の手術を私と池田先生で1例ずつ行いました。
私の担当は2例の診断と、そのうちの一例の切開法の実演でした。実はいつものやつです。
まずは術前と術直後の画像を提示します。
今回は翌日と翌々日までの経過写真を戴きました。
本症例の術前画像をご覧いただくと、挙筋滑動力は正常だが、若干の開瞼不良が診られ(MRD2.5㎜)左右差もある。その結果として重瞼にも左右差が見られ、眉が挙がっている。蒙古襞の突っ張り
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鼻翼縮小と鼻尖縮小は違います。
もう何ヶ月も前からの症例ですが、切らない鼻翼縮小術の症例がやっと定着したので報告致します。同時に鼻翼の手術法と鼻尖とのバランスの件についての説明を加えます。
症例は術前で36㎜の鼻翼最大幅が34.5㎜になりました。かれこれ2回の手術で初回手術から半年経っていて、少なくとも2ヶ月前と変わらないので、定着したものと見做します。
下に画像を並べます。下左の写真が術前の正面像、下右の写真が現在の画像。更に2段下の画像は下方からの画像です。
画像の撮り方やサイズが統一していないため比較がし難い点をお詫びします。でも、サイズは本当です。数字が示すだけでなく、患者さんは満足しています。
本症例は他院で切除術を受けた後に来院されました。しつこく説明しますが、鼻翼のサイズを減少
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先日のJAASで実演手術させてもらった症例の患者さんに提示をお願いしました。外鼻縮小の症例。
私達の主宰しているJAAS;Japan Anti-aging and Surgeryは学会とは違って、ライブサージェリーを主体とした勉強会です。午前中に会議場で講義してその日の手術を説明した後に、午後にクリニックで手術をするのですが、ベテランの医師数名には手術室にまで入ってもらい、手術の進行にしたがって、術者と直に手術の機微を語り合い、会場とはインカムで繋ぎ質問を受ける事が出来るという、参加者に取っては面白いけれど、術者に取っては面倒な事この上ない勉強会なのです。術者は手と耳と口を同時に動かす必要があり、そのため脳は同時に三つの働きをコントロールしなければならないから、聖徳太子になった様な気がします。
今回の症例は鼻の手術ですが、いつものやつ;鼻翼を糸で締める縮小術に加えて、鼻尖を注入
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先日のJAASで実演手術させてもらった症例の患者さんに提示をお願いしました。
私達が主宰しているJAASは研究会ですが、実はライブ手術の走りです。それというのも、機材と電送の専門家が必要だから簡単ではないからです。学会単位のライブ手術は過去に放映される事もありましたが、最近では割愛されるようです。それに比べ、JAASは年に3回以上はライブ手術とその説明の講演を執り行っています。当院等の手術室での手術を、100人は収容出来る会議場に画像と音声を電送し、双方向ですから術者がリアルタイムに質問にも答えます。術者は手を動かしながら、耳で聴いて、頭で考えて答えなければならないので、聖徳太子みたいな仕事です。それでいて時間制限があるので疲れます。
今回は私が2例担当しました。ただし考えてみれば動画を電送したのですから、静止画像はそこから起こさなければ存在しません。当日のデー
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