昨日の手術ですが、ちょっとした違いなので、画像を良く診ないと判らないかも知れませんので、早速見て下さい。
上の左図が術前、中央が術直後、右図が本日つまり術後1日です。
何をしたのかというと、鼻翼(いわゆる小鼻)の位置を挙げたのです。比較したら、判りますよね。鼻翼再下端の位置と鼻柱または鼻尖の最下端の位置を見て下さい。術前は、鼻翼基部の方が鼻柱基部より下にあったのが、術後は左右の鼻翼基部と鼻柱基部の3点が水平線上に並ぶようにできました。何をしたのかと言いますと、鼻翼の最下端=鼻翼基部を上に移動したのです。鼻柱最下端=鼻柱基部の位置は変えていません。
またまた、美容医療の用語を紹介することになりました。鼻翼基部と鼻柱基部とは、形成外科医療のシーンでは、口唇裂の治療上重視
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カテゴリー別アーカイブ: 鼻の美容外科
鼻翼縮小の長期経過
先日鼻翼縮小術後患者さんが長期経過画像を送ってくださいました。実は追加手術をした症例です。
1回目は2012年12月18日に行いました。鼻翼幅37mmを31mmにしたら,2週間後には33mmまで戻り、昨年9月に再来された際には34mmとなっていました。
本来は外側への張り出し(丸み)が大きいため、、切除したいところで、図で説明したのですが、たっての希望で、もう一度寄せることとしました。
2回目は2014年11月3日に行いました。32mmにしました。先週送りいただけた画像ですが、計測はしていませんが、見たところ形はいいでしょ。2回目は戻りが少ないのが証明できました。
上図は術後3か月ですから、もうこれ以上は戻らないと思います。私達の経験から、まずいけると思ってい
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切らない鼻翼(小鼻)幅縮小術は、簡単に受けられます。今回の症例提示は2年越し-
切らない鼻翼縮小術は、簡単に受けられると強調したいので、またまた、2度目の追加手術をした症例を提示します。2度目を受けられるということは簡単に受けられることの証明でもあるからです。さらにいうなら、2度受けると後戻りの程度が格段に少なくなることもこれから提示できると思います。
まず1回目の経過の画像を提示します。症例:24歳女性。2年前の手術です。
上図は左が正面、右が下方視。鼻翼最大幅は37㎜
上図が術後。
私は術中にも計ります。30㎜にしました。
しかし、2週間で後戻りが起きてきて、36㎜。どうもよく笑うとのこと。「後戻りの原因はこれですね。」というと、「それはそうかも知れませんが、前は笑ったときにやたら
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切らない鼻翼(小鼻)幅縮小術は、簡単に受けられます。その4=約1年後
1年前行った切らない鼻翼縮小術の症例はです。実は2回目の手術です。だから逆に、症例提示として皆さんに役立つ経過をお示しできると思います。
この症例は、一昨年3月に1回鼻翼縮小術を行いました。左下図が術前下方から、右下図が術前正面像です。ご覧になるとお判りかと思いますが、鼻翼切除術も併用しています。
そして、1年後の結果を提示できます。なんと言ってもサイズの問題ですから、皆さんが参考にして下されば幸いです。
先ず、前回の手術前。
左下図が術直後下方から、右下図が正面像です。
術前の鼻翼最大幅40㎜を術直後34㎜に狭めました。鼻翼基部で2.5㎜の組織除去も併用しています。
これが術後1週間では下の二図の様に37㎜まで戻っています。実はこ
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鼻の美くしさⅲ:アップノーズとショートノーズ。部分とバランス
前回鼻手術
やはり、術後1週間では、腫脹、内出血、挙上など求める結果とは、乖離が大きすぎるため、写真を提示しませんでした。
1ヶ月の診察に来院されましたので、公開します。写真の角度の為に成果が良く見えないのが残念です。
上3図とも術前
上2図が術後1ヶ月
鼻尖の位置をわずかに下げました。同時に鼻柱の位置も下になりました。正面像で鼻柱基部と両側の鼻翼基部の位置関係をよく見て下さい。術前では、3点を結ぶと上向きの三角形になっていますが、術後では、直線になっています。
このような、微妙な変化は気づかれにくいものですが、実は印象を結構変えます。鼻翼に比べ、鼻柱が下にある。つまり、下向き三角形になっている鼻を最近では、矢印鼻と呼ぶ
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