口唇短縮術の症例の経過画像を提示します。
このところ上口唇(白唇部)を短くしたい患者さんの来院が増加しています。このブログを見て来院する人が多く、経過が良好で(傷跡が目立たなくなる。)詳しい内容が説明してある為に安心だという患者さんの声を聴きます。ただしこの手術は経過が長い。しかも傷が見える手術ですから、すごい絵になります。今回は手術当日と1週間後を画像提示しますが、苦手な人もいるかと思い、途中の画像は縮小し、拡大写真は最下段に載せます。怖がりの人は、画像を見ないで読むだけにしてください。なお今回はその後に詳しい解説を載せます。濃い内容です。
症例は30歳、女性。USAの白人と日本人のハーフでタレントさん。白人の要素として、顔面が縦横の比率的に長い。上中下顔面の長さもすべて6㎝以
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美容医療の神髄-歴史秘話第70話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その46”「相模原から全国へ編2:美容外科学」
平成11年、1999年、私が13年次前後のトピックスです。日本美容医療協会とT先生の一悶着、その結果としての美容外科医師会でのクーデターを紹介しましょう。これはギリギリの危ない話題ですが、当事者しか記憶に無いはずですから、名誉を毀損するつもりでは無いことを強調します。T先生はお友達ではあります。またご子息は形成外科に所属しながら、美容外科を研鑽して来たと言う意味で、私と父との関係と同じルートです。会えば挨拶するいい奴です。現在売り出し中です。まだT先生の方が前面ですが、M.君の露出をかなり増やしています。私と父の関係に於いては、父は死ぬまで私を前面には立てませんでしたから、うらやましい限りです。
日本医療協会の理事は15人選出されています。父はドンキホーテと言いつつ自らを奮い立たせて会
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いい男は外面も内面もいい感じ!
もう1ヶ月が経ちました。画像をまとめて提示します。それぞれ、左が術前、右が術後です。
本症例は1ヶ月前に手術しました。男性ですから経過が早くて、結果が画像上でよく見えます。
正面画像で説明すると、明らかに鼻の形態が改善しています。鼻尖がカッコいい。下がった。鼻翼と鼻柱の位置関係は、矢印になった。よく見ると鼻翼上の傷跡はまだあるが、正面からは目立たない。
側面画像では鼻尖の形がよく見えます。術前は鼻尖だけがぺちゃんと平らだったのが不自然で大問題でした。術後自然な形態となりました。鼻翼の上の傷跡は斜位像ではさすがに見えますが、溝に沿っているので見えなくなります。この溝と鼻孔縁の曲線が平行であると鼻翼はすっきり見えます。側面像では明確に差が分りますよね。鼻スジは側面像での
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上口唇短縮術‐切開法が評判です。
このところ上口唇(白唇部)を短くしたい患者さんの来院が増加しています。評判かどうかは判りませんが、このブログを見て来院する人が多く、経過が良好で(傷跡が目立たなくなる。)詳しい内容が説明してある為に安心だという患者さんの声を聴きます。嬉しい限りです。それにさすがに最近は、数少ない美容外科・形成外科医の優位性が知れ渡って来たと考えられ、探し求める患者さんが多くなりました。そんじょそこらのビジネス的非形成外科医や逆に美容外科を知らない形成外科医との違いが理解されて来たのだと思います。ただしこの手術は、最終兵器で経過が長い。言い訳するのでは無く、今回の画像提示は術当日に限るので、結構すごいと思います。怖がらないでまずはさわりからご覧下さい。
症例は20代、女性。USAの白人と日本人のハーフで
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美容医療の神髄-歴史秘話第69話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その45”「相模原から全国へ編1:美容外科学」
さて三つのトピックスの残りです。ISAPS、日本美容医療協会とT先生の一悶着、その結果としての美容外科医師会でのクーデターを紹介しようと思ったのですが、やはり一回では書ききれませんでした。次の機会にします。
突然話しが飛んで、研究の続きとなりますが、この頃JSAPSとISAPSで学会発表しました。JSAPSは形成外科系の美容外科学会ですが、演題の多くは美容目的というよりも、形成外科的です。形成外科的とは形態改善を目的としていながら、形態と機能を損ねる要因がある場合をいいます。外傷とか腫瘍とか先天性異常(現在は奇形とは言わない。)です。美容外科医療の目的は正常な形態の改良です。さて私は日本美容外科学会JSAPSに医師となってすぐに入会しました。この学会は特殊で、6年目までは準会員で、会費も安
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