2014 . 1 . 16

続きで、話が飛んで、視力について-眼瞼下垂と関係があるような?ないような?‐Ⅱ

続きです。 水晶体は、ご存知の通りレンズですよね。とは言っても、カメラのレンズはガラスですから、厚さを変えられないので、前後に位置を変えてピントを合わせます。しかし、人間のレンズはガラスではなく、軟らかく厚さが変えられる仕組みです。厚みを変えられるということは、屈折率をかえることができると言う事です。凄いですよね。ここで屈折が出てきました。目に入ってきた光は、水晶体で曲がって、近くの物を見る時は水晶体が厚くなって(丁度遠視や老視の人が厚いレンズの眼鏡をかけているのと同じですね。)網膜に像を結びます。遠くを見る時は、水晶体が扁平になってピントを合わせます。これが屈折です。 よくカメラや目の仕組みを説明する絵として見ますよね。ろうそくが網膜で逆さに映ったり、フィルムに写るヤツ。レンズ
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2014 . 1 . 16

続きで、話が飛んで、視力について-眼瞼下垂と関係があるような?ないような?‐Ⅰ

眼球が視機能の主体なのですが、本来は眼科医が担当する臓器です。ところが、眼科医は、検査するばかりで説明が下手な様です。私の患者さんと話していても、的を得ない説明しか受けていない場合が多いです。 それはそれとして、眼球は前から、角膜、前房、虹彩、水晶体、硝子体、そして網膜があります。そのどれもが視機能に関与します。つまり、光がちゃんと通るか、通った光が網膜にちゃんと像を投影するかです。よくカメラに凝らせられますので、引用します。写真は私達形成美容外科医に取っては、欠かせない物です。ちなみに私は、中学生時にアサヒペンタックス(今は無い名器です。)を買ってもらい、のめり込みました。カメラを勉強しました。また星空に夢を見て、天体望遠鏡も買ってもらいました。だから、レンズや画像投影には科学的な知
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2014 . 1 . 15

再び、話が飛んで、視力について-眼瞼下垂と関係があるような?ないような?-

前々回、ニュースを見ていて思いついて、眼瞼下垂とスポーツの話しをしましたが、元はといえば、レーシックを受けたサッカー選手の件からつながった話です。 数多ある形成外科・美容外科の中でも、私達は眼瞼の治療に重きを置いている方だと思います。私は形成外科医局や学会で眼瞼の解剖や、生理機能について常々学んできましたし、父との銀座美容外科での診療でも重瞼術は最多ですから、多くの患者さんを診て治療してきました。そして、今から10年程前学会で、池田先生が発表した切らない眼瞼下垂手術に魅せられ、ここに至ったのです。 まぶたの美容医療については、形態と機能の両立が必要だとこれまで何度も述べて来ました。私達は日本で数少ない(百人以下)形成外科と美容外科の専門医ですから、形態と機能の改善を両立させる事の
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2014 . 1 . 13

切る手術と切らない手術 切る、打つ、埋めるは基本 -切らない手術について-

前前回突然停めてしまいましたが、前回も面白かったでしょう。 では、続きです。 切らない手術は軟部組織通しをつなぐか、軟部組織を硬組織に吊り上げることで、「挙げる。」「寄せる。」ことを狙う手術です。その仕組みは単純ですよね。但し切る手術と違って、小さな瘢痕はしかできませんから、面で引き揚げることは難しく、糸にすべての荷重や負荷がかかることになります。さらに実は、糸がかかっている軟部組織は本来軟らかいのですから、糸で引き揚げた組織の負荷は糸にかかるのではなく、糸がかかった軟部組織の点や線にかかるのです。 つまり、糸での切らないの手術が戻るのは、糸のせいだけではなく、糸がかかった軟部組織が裂けていって、ずれていくからです。 私は、大学の形成外科で解剖や生理を学んだので、ダウ
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2014 . 1 . 10

今日のニュースを見て

時事問題のうち、政治や誹謗はこのブログでは取り上げずに、美容医療に関する私が身に付けた学術的真実だけを述べてきました。でも時には、ニュースから美容的観点の話題も提供してもいいですよね?。 実は、いま流れていたニュース。サッカーの本田選手が、イタリアの名門チームACミランに入団した会見を見て、目力と精神状態に強い相関がある事を感じました。見た人は感じる筈です。あの百戦錬磨のニュースキャスターでさえ、気圧されていましたから。 あの目は異様です。言う事は巷間に聞かれる通りビッグマウスです。でもそれは、むしろサムライを体現している様に思います。 どんな事を感じたか?。闘う者の強さ、目に現れているという事です。だって、彼は、サッカー日本代表の中心選手ですよ。あの彼の働きが、日本代表を
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