若年者で人中付近の白唇が長く、歯槽骨:歯の植わっている馬蹄形の骨の湾曲が強くて前突している人は野暮ったい顔面形態を見せるので、口周りの手術の適応度が高いのです。さらに鼻翼の下が特に長い人はちゃんと挙げないと富士山型になり兼ねないし、その様な人は口角も下がっている訳で、口角挙上術を併用する必要性が高い。
私はそのような症例ばっかり手術してきました。いや、それ以外の適応性の認められる症例も沢山あり得ます。まず白唇長を計ります。ついで側面から見て定規を当ててE-ラインを見ます。続いて顔面縦の上中下を計ります。尚、上顔面は生え際から眉下、中顔面は眉下から鼻下、下顔面は鼻下から頤尖です。次に上下口唇の比率を計ります。上下口唇の幅は黄金比率の5:8が理想とされます。ここまでが上口唇短縮術の適応性を
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目頭切開はZ-形成法以外してはいけません。
目頭の蒙古襞の狗縮解除の為のZ−形成術が、流行り始めました。最近手術の名称を目頭切開と言わずに目頭(Z)形成術と呼んでいます。私が最多症例の口周りの手術を誇る美容形成外科医として、SNS上で評判を得ていると同時に、目頭切開の分野でも画像提示して来たら、Z−形成術の優位性が患者さんに於いてにわかに認識されて来たのでしょう。最近口周りと同時にする患者さんも発生しています。時間的に可能です。また目頭形成の適応症例は我国には多いからでしょう。
とはいっても手術の適応とデザインは、症例をよく診察して正しい診断の下に行ないます。その上で通常はZ−形成法を行ないます。もちろんデザインのサイズは計測の下に決めます。東アジア人のほとんど、日本人のの中の大多数は蒙古襞を持っています。最近遺伝学で判った事で
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目頭形成術単独はこんなに自然で美的形態と開瞼機能が向上。
このところZ−形成法による目頭切開が認知されて来た様です。根気良くブログで説明して来たからでしょうか?。一部の患者さんがインスタグラムに載せて下さったからでしょうか?。とにかく正しい手術法が患者さんに知れ渡ったからでしょう。
目頭部の蒙古襞には個体間の差異があります。 遺伝子が決定しますが、統計上一重瞼の人と二重瞼の平均的な差異は内眼角間距離で3㎜と判っています。最も眼球の距離と顔面幅にもバリエーションがあり、横比率のバランスが大事ですから、距離が最重要ではありません。要するに蒙古襞の被さりと狗縮度を診て形態と機能の改善制を見極める必要があります。また鼻根の壁が3次元的に見え方を左右しますし、鼻翼の幅との比率や顔面の縦のサイズとの比率も診なければなりません。
そもそも蒙古襞は被さ
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可愛い女子にはもっと可愛くする口周りの手術。顔はバランスが大事。
何か可愛い女子。
症例は28歳女性。3年前他院で眉下切開とその際にROOF切除。鼻は有名な形成外科医で出来上がっている。何かと可愛らしさを作り上げてきた。 眼瞼は手を付けていない。狭い二重で眼瞼下垂傾向。蒙古襞の拘縮が目立ち眼裂横径も小さい。でも契約上眼瞼は載せません。
白唇長(鼻柱基部〜Cupid's bow,弓の底)18mmと丸顔なのに長い。上顔面(生え際〜眉下)55㎜:中顔面(眉下〜鼻下)65㎜:下顔面(鼻下〜頤尖)61㎜で丸顔。上口唇(白唇+赤唇)25㎜:下口唇(赤唇〜頤尖)36㎜と、黄金比率の5:8を当てると見た目どおり上が長い。E-ライン(鼻尖口唇頤尖を結ぶ線)は直線上。人中は明瞭だが画像の様に弓が緩い。結節も無いに等しい。白唇に外反C-カールが無い。
白唇を4
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やや面長の優しい雰囲気の女性ですが、下顔面の長さが目立つなら口周りから!。
何故かこのところ下顔面が長い症例が増えました。私が毎回計測値を書いているため、適応なのかを診察に来るのでしょう。考え方としては、顔面の縦を上中下に分けて考え、下顔面の中で上下口唇の比率を計測します。顔面の横は顔の幅を、頬骨弓最大幅と下顎角(いわゆるエラ)の幅で見た上で、部品の幅を眼裂横径と眼球の位置、内眼角間と計り、鼻翼幅口唇幅との比率を見ます。ちなみに前後関係は鼻頤口唇のE-ラインが主体で、他にも前への丸みは顔の幅や長さを打ち消します。こうして計測して比率を診て、どこをどう治せば理想的かを議論します。
この見方は美容外科の基本です。私は医師と成った後に直ぐに美容外科クリニックに就職することも可能だったのですが、父の助言も加味し、出身大学の北里の形成外科・美容外科に入局しました。今とな
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