丸顔の症例と面長の症例に分けると、面長の人で下顔面が特に長い人の多くは、頤も長く、バランスに苦慮します。最近では骨切り術を受けてから上下口唇のバランスを撮る症例が増えました。対して丸顔の人で下顔面だけが長い人は冗長です。そして上下口唇のバランスを考慮しないでもとにかく短くしたら顔面3分割の上中下の比率が合うので、手術計画が立て易いです。本症例は典型的です。ご覧の様にすっきり感が得られます。
症例は27歳女性。人づてに聴いて来院されました。白唇長18㎜で平板。上顔面(生え際〜眉下)=53㎜:中顔面(眉下〜鼻下)=52㎜:下顔面(鼻下〜頤尖)=68㎜と圧倒的に下が長く、その中でも上口唇25㎜:下口唇43㎜と黄金比率の5:8と比して上口唇が長い。赤唇そのものも薄い。手術適応です。創跡の広がり
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上口唇短縮術は丁寧に縫合しましょう!
私は医師として真面目に診療しています。初診時の診察は、状態の把握の為に、定型的な計測に時間を掛けます。いざ手術に臨めば、デザインは確実にマークして、切開は寸分の違いも無く裁ちます。切除深は筋の処理の為に解剖学に沿った方法で慎重に行ない。いよいよ縫合が重要です。
形成外科医だけが真皮縫合を出来ます。一般人は誤解していますが、医師は、医師になってから初めて実技の修練をします。そりゃあそうです。医学生が切ったり縫ったりしたら法律に触れます。そして各科は違う分野を順次トレーニングします。外科系は身体の内部を治す勉強をしますが、縫合は創が治ればいいだけなので余り力を入れて修練しません。その中で形成外科医は、創跡を目立たなくする事を第一に求めます。他科では学ばない創の縫い方を学びます。真皮縫合とい
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目が離れているのは子供!。目がちゃんと開いているのは大人。縦横のバランスも大事。
大仰な題名を掲げました。大人になっても子供の様な目元中途半端な開瞼と重瞼。もちろん目の窓の横幅が無く、間が離れていて寄り目に見える。内側の白目が隠れている。成長してもこの様な形態では子供みたいで可愛いけど美しいとは言えず、社会的に弱者と看られてしまいます。
前にも書きましたが、人間は胎児の際に原始的動物から人間の顔の造りになり、生後も成長に伴って顔が内側に移動して大人の顔になります。動物から人間の成長に伴い、顔面の部品は外から内側に移動して行くのです。でもその程度には個体差があります。ですから、大人になっても目が離れていて鼻が高くならないでいる人は成長不足なつまり子供っぽく見えます。人間は直立したので、前方の遠方を両眼視できる様に成ったために両目が前を向いているのです。魚や蛙、哺乳類の
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たまにはブログに切らない眼瞼下垂手術と目頭切開の手術と図を載せましょう。蒙古襞の拘縮解除の為のZ-形成法は自然!
たまにはって言っても、症例は沢山ありますが、ブログに載せる、所謂モニターになる症例が少ないだけです。部分的画像提示で20%オフですが、切らない眼瞼下垂手術だけなら、大概の人は希望しません。目頭切開の症例はどうせ切るなら、眼瞼下垂手術も切開法になる人が多く、ブログにも沢山提示しています。
今回は訳が有って、切らない眼瞼下垂手術と目頭切開の併施となりましたし、眉下切除術までを予定をしているので、今後にかけてブログ提示を申し出られた有り難い患者さんです。たまにブログ提示するので、詳しく説明して行こうと思います。前段で目頭切開、後日切らない眼瞼下垂手術を書き加えます。その後眉下切開後にも説明を加えたいとと思います。
症例は32歳女性。何回か来院してから、この手術の好きな私の下に辿り着きま
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骨切ったら唇が余った?!
顔面骨切り術は、顔面骨格を変える手術です。先天的に顔面骨格の異常を呈する病態は少ないのですが、輪郭は顔面の形態のベースですから、形成外科分野では専門的に研鑽している医師がいます。そして正常範囲でも美容的に骨格改造をして美的に向上する希望は昔からありました。
ただし、骨切り術は大きな手術で、合併症も重篤になり得るし、生体機能を害する可能性さえも皆無ではありません。また特別な設備と器材も必要ですし、医師の体力も要します。だから、形成外科の中の専門家(顎顔面外科医と呼びます。)は数少なく、日本では十人は数えられません。韓国にも多くは居ませんが、設備費用も医師の費用も、まだ流石に本邦の半分以下ですから(一人当たりJDPに比例します。)安く受けられるし、専門家が育って来たので最近韓国で手術を受け
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