2018 . 5 . 25

目の間が離れていなくても蒙古襞は突っ張っていない方が綺麗。

本症例は面白い例です。眼球の位置が近いので内眼角間距離は大きくないのですが、蒙古襞の拘縮と被さりがあり、目の窓が吊り目型です。本症例に目頭切開=蒙古襞の拘縮解除術をしても良いのかを悩みました。でも結果は得られています。私はやってよかったと思います。経過を診ていけば、皆さんの評価も得られるでしょう。 症例は37歳、女性。実は昨年初診時から眼瞼部の修正を求められました。3年前に他院で挙筋短縮術を受けましたが、奥二重のままで皮膚の下垂が改善していないのを訴えました。しょうがないので来院時もアイプチしていました。重瞼の引き込みは弱く、他院で埋没法の重瞼術を受けてきました。その後私が、眉下切開での皮膚除去をしました。皮膚は持ち上がりましたが今度は開瞼が弱いのです。そして、吊り目状態は残存していま
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2018 . 5 . 24

口周りの手術で可愛い。今回は1年後の結果の画像を。

可愛い女子には必須の手術となった感のある口唇部手術。白唇部切除術と、口角挙上術の組み合わせでこんなに可愛くなります。手術後一年近く経て来院されましたので掲載します。今回、別の部位の診察の為に来院された訳ですが、お願いして撮影させてもらいました。一年近く経ての画像は滅多にないので皆さんの参考になると考えたからです。但し、ブログ掲載の契約は手術部位だけなので、このブログには口周りのカット画像を載せます。手術時からの変遷を載せて説明します。 症例は36歳、女性。上口唇長(=鼻柱基部〜Cupid's  bow)19mmと長く、鼻翼幅は33mmと大きくないが、口唇幅70mmと大き目。下左図の如く下顎歯槽および下口唇が上口唇より前にあり、そのため上口唇白唇部がだらんと平坦であるため立体感に欠けるた
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2018 . 5 . 23

質の高い口元の手術なら、この人には似合うし、社会復帰も早い。

いくつかのサイトで、私の行なう口周りの手術の話題が載っています。皆様に創跡が一番綺麗だとの好評を戴いています。 ○創跡が綺麗で目立たない。○形態の設定が適切。○手術前の評価が念入り。○美容学に基づいた顔面バランスの評価に依る手術法(デザイン)の選択が丁寧に為される。等々の評価を頂いている様です。私が真面目に診療しているからでしょう。主にブログに載っている画像と説明の内容が評価されています。ただし一部には、×カウンセリングが長くて面倒。×希望通りの切除量を避けたがる。等の悪評もある様です。更に×数症例に於いては創跡が見えるのですが、許容されています。 最終的に創跡が見えるのは、年間約100例のうちの一例以下で、それぞれに原因も考察されているから、読んでいる患者さんは理解しています。
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2018 . 5 . 21

はっきりした目元が知的です。

今回は知的作業の社会人で、術中も楽しく勉強しました。そうであれば知的能力が高く見えた方がより似合うので、目の窓を大きくすることの有用性が高いと考えられます。 症例は25歳、女性。先天性一重瞼=皮膚性眼瞼下垂。LF,Levator Function;挙筋筋力(滑動距離)=13mと正常下限値。開瞼時前頭筋を常時収縮している。ソフトコンタクトレンズ装用的は2年で、後天性筋性眼瞼下垂は極軽度で、一重瞼に依る筋力成長不良が主体と考えられる。眼裂横径22㎜:内眼角間38㎜:角膜中心間58㎜で眼球は離れていないのに目の窓の間隔が遠いのは蒙古襞の被さりと拘縮の証拠。下眼瞼圧迫で上眼瞼全体が膨らむ眼窩脂肪ヘルニアである。 画像を視ましょう。 左は術前。下の二葉はデザイン後の開瞼と閉瞼。
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2018 . 5 . 19

眼瞼下垂手術切開法と目頭位置移動で目元を優しく。

本邦に於いては美容医療は、美容外科と形成外科が別科目で、前者は自費診療、後者は保険診療が適要されています。実は多くの他国では同一科目です。昭和51年に美容整形(現在も過去も法律上の診療科目ではない。)を診療科目にする際に、形成外科を先に診療科目にして、昭和53年に形成外科医と美容整形医が手を組んで美容外科という新しい診療科目を設置しました。 結果として自費診療と保険診療の境界線が引かれたのですが、切らない手術はの多くは自費で、切開すれば保険が通るとのコンセンサスが得られています。ただしチェーン店では、非形成外科医のビジネスマン医師がほとんどで、保険診療機関を申請していませんし、厚労省も与えません。ところが、眼瞼下垂手術に目頭切開を併施して効果倍増を狙っても、二つの手術を眼瞼下垂手術に請
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