2016 . 5 . 12

ハムだかソーセージだか知らないが、これは治したい。どうなるか?。

こうしてしまうと修正が難しい。それでも少しでも良くしたい。当然症例患者さんは求めて迷い歩きます。運よく当院に辿り着いたので、私は「これは困りますよね。どうにかしましょう。」と、問いかけました。

症例は26歳、女性。5年前新興の(若い=経験不足)美容皮膚科的クリニックで重瞼術埋没法を受けたのち、眼をもっと大きくしたいとの希望で再診したら、何故か切開法でやたら広い二重にされた。

もちろん根本的には、切開法での修正術の適応ですが、患者さんの希望も有り、ダウンタイムの養成でもあり、敢えて今回はハム状態の解消法として、切らない眼瞼下垂手術=黒目整形=NILT法を利用します。

8mmで切開されていて、LF11mm。眠そうでハム状態と見える早速症例を提示します。左が術前、右が術直後です。

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今回は症例の紹介だけにしようと思いましたが、簡単に説明します。 ハム状態とは、ボンレスハムみたいに、糸で縛ったように重瞼の食い込んでいる状態を言うそうです。ボンレスハムにたとえてハム状態というのです。

そして、術後一週間が経ちました。左の術前と比べてなんか違ういい感じです。

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もちろんまだ、糸の入った点が喰い込んではいます。でも左の術前画像では、無理に上向きに撮影させているのに対して、右の術後1週間の画像では、楽に前を向いて撮影されています。見方によっては涼しげな目元に近づいています。アッそうです。ハム状態では上目使いにすればハム状態が隠せるから、キツい目付きになりがちなのですね。すずしげな目元とは、力を入れないでも楽に開く、開くから、重瞼が広く見えない。その結果ハム状態が目立たなくなっています。

どうでしょうか?、切らない手術でそれなりの結果が魅せられたのではないでしょうか?。この手術の新しい有用性をお示し出来た事と思います。黒目整形と称していても黒目が涼しげに見えると言う結果です。

次回はアイメイクしてみせて頂きたいものです。