2016 . 6 . 9

先日のJAASで実演手術させてもらった症例の患者さんに提示をお願いしました。

私達が主宰しているJAASは研究会ですが、実はライブ手術の走りです。それというのも、機材と電送の専門家が必要だから簡単ではないからです。学会単位のライブ手術は過去に放映される事もありましたが、最近では割愛されるようです。それに比べ、JAASは年に3回以上はライブ手術とその説明の講演を執り行っています。当院等の手術室での手術を、100人は収容出来る会議場に画像と音声を電送し、双方向ですから術者がリアルタイムに質問にも答えます。術者は手を動かしながら、耳で聴いて、頭で考えて答えなければならないので、聖徳太子みたいな仕事です。それでいて時間制限があるので疲れます。

今回は私が2例担当しました。ただし考えてみれば動画を電送したのですから、静止画像はそこから起こさなければ存在しません。当日のデータが手許にないので術後1週間で撮った画像を載せて、まずは紹介から。

一例はちょっと切るリフト&スレッドリフトの組み合わせ。下記画像の症例です。62歳女性で現役です。

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ライブでは、こめかみの皮膚皮下組織を幅1㎝長さ3㎝切除し、そこからトゲトゲの糸2本でスレッドリフトしました。次いで鼻唇溝の外を脂肪吸引しました。狙いは鼻唇溝(法令線は人相学用語)の外側を引き上げて浅くする。1週間目の経過では浅くなっていました。

実は顎のラインの凹凸も目立つので、私が密かにささやいて、抜糸の際にJowl lift も追加して差し上げました。上の画像はその術前術後です。スレッドを2本ずつ入れました。顎のラインがなだらかになりました。マリオネットラインも浅くなり、右では見えなくなりました。

今後の追加手術も提示症例にさせて頂けるとの事です。それまでにはライブ時の画像も揃えたいと思います。

もう一例は外鼻の形態改良の症例。38歳女性で、綺麗な人ですが、今回は鼻のみ載せます。

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こちらも術後だけですが、施行したのは、いつもの奴=鼻翼縮小術と、鼻尖増高術を施行しました。糸で鼻翼を締めて最大幅を36㎜を30㎜にしたところ、34㎜まで戻っていました。予定通りと言うかちょっと戻りが多いのですが、形は良くなっています。これも術前との比較がなくて証明出来ませんが、次回以降提示して行きます。

今回はインスタントな手術をしたのですが、今後定着する手術を提示致しました。鼻尖経の軟骨移植と軟骨縫合。鼻翼は切除の適応でもあります。その際も提示症例にさせて頂けると思います。乞うご期待を!