カテゴリー別アーカイブ: 診断

2021 . 1 . 25

口周りの手術の二回目追加手術は時折希望されます。後戻りしたからではありません。欲が出てくるからです。

今回から版を変えて、口周りの二回目の手術だけを載せます。 本症例の患者さんには嬉しいお言葉を戴きました。「森川先生は顔面のバランスを診ていって、トータルに治して下さるから、その様な美容形成外科医に巡り会えてよかったです。だから御任せできるのです。」と、私がこれまでの経験で積み重ねてきた美容医療の素養を認めてくれたのでしょう。有り難いお言葉です。ですから幾つかの手術を計画を立てて施行してきました。順を追って一つ一つ施行してきました。手術回数が多い理由つまり一回で済まさないのは、第一に私の体力の問題。知的集中力もです。第二に大阪院では局所麻酔手術しか出来ないからです。局所麻酔量には極量があるからです。第三には大阪院の手術は最長で3時間30分だからです。そして第四に今回は、追加手術ですが、一
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2020 . 12 . 17

E-ラインは側方視だけでなく立体像も替えて魅せます。口周りは3次元。

本症例の患者さんには嬉しいお言葉を戴きました。「森川先生は顔面のバランスを診ていって、トータルに治して下さるから、その様な美容形成外科医に巡り会えてよかったです。だから御任せできるのです。」と、私のこれまでの経験から来る美容医療の素養を認めてくれたのでしょう。有り難いお言葉です。ですから幾つかの手術を計画を立てて施行してきました。順を追って一つ一つ施行してきました。一回で終えないのは、第一に私の体力の問題。知的集中力もです。第二に大阪院では局所麻酔手術しか出来ないからです。局所麻酔量には極量があるからです。第三には大阪院の手術は最長で3時間30分だからです。そして第四に今回は、追加手術ですが、一回目は無理なサイズを取らないで済ましたからです。そもそも私は手術を丁寧に時間をかけて行います。
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2020 . 12 . 15

PRP,Platelet Rich Plasma 多血小板血漿注入療法は、静的,Staticな形態にも(クマやコケ)動的,Dynamicな形態(表情ジワやえくぼ)にも効果があります。

長ったらしい題名ですが、PRP療法を今までと違う使い方で好結果を得ました。いやあ〜実は、患者さんが長年診てきた優しい女性で、ゴージャスな美人だから、悦んでくれたのかも知れません。これまで私は、この患者さんに対する多くの治療に携わってきました。その中では小修正術となりますが、その改善度は解ると思います。 PRP療法は過去10年以上行ってきました。皮膚皮下組織の補填としては絶対適応の部位があります。再生医療の一種ですが、要するに身体の能力を顔面等の体表に注射して移行する事で、加齢等で減少した組織を取り戻す方法です。再生医療には他に多くの方法がありますが、安全性が担保されないで難しい方法がなされたために問題が起きました。PRPは元来安全な方法ですが、4年前から、再生医療は施行医が審査される事
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2020 . 11 . 9

いろいろ都合があり、まず上白唇短縮術からしましょう。やはり2週間後には口角挙上術もしました。

加齢で上白唇は縦に伸展します。人中部はもちろんですが、鼻翼基部の直下はもっとです。さらに口角が下がるのも鼻唇溝の内側の軟部組織が伸展するからです。つまり上白唇は全体を短縮挙上しなければアンバランスになります。加齢で長くなる白唇に関して、経年的には10年しか診てきていませんが、平均値を世代的に診ていくと十年で約1㎜ずつ伸展しています。この数値は長年計測してきた私ならではの知見です。 なお唇は赤い部分だけでなくその上の皮膚まで唇です。赤い部を赤唇、皮膚の白い部分を白唇と称します。英語でVermillionとWhite lipと書きます。唇は擬態としてセックスアピールを魅せますが、アジア人は宗教的にか、また先日の問題を見ても解る様に科学的な民度が低い為にか、性的な言動を忌避するため口唇を意識
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2020 . 10 . 17

またまた他院での富士山型製造後。難しい口周りの手術を上手く!

表題に書く度に困惑しています。富士山型人中短縮術が横行しています。何故かと考えました。傷跡が短くしたいからか?、鼻翼横のドッグイヤー,dog earによるプリーツ,pleats;ひだを作らない技に欠けるからか?、単純に手術時間短縮を図りたいのか?、いくつもの要素が重なっていると思います。一番の原因は、その結果として富士山型になった症例はホームページやSNSに載せないからだと思います。因みに私に関係の近い医師も作っていて、質問してきましたが、解っていませんでした。大事な事は傷跡の長さではなく、精緻な技で丁寧な縫合をして傷跡を目立たなくすればいいということです。もちろんそれには経験を要しますが、形成外科のトレーニングを受けているかどうかも見分ける方法の一つです。 また説明しますが、形成外科
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