カテゴリー別アーカイブ: 診断

2020 . 9 . 4

他院で富士山型にされました。修正が不足でした?。鼻翼も挙げて鼻翼下も切除。口角挙上術の追加。更に鼻唇角プロテーシスで鼻柱を下げて。

症例が増えるごとにいろいろなことが解ります。富士山型が増えています。どうしてか考えました。私は今や最多症例でしょうが、SNS上では私以外にもたくさんのクリニックが載せています。流行を作った訳ではないのですが、私の症例が評判で他のクリニックも追随しようとしているのでしょう。ただし所詮真似っこですから、細かいデザインは間違うし、術前診察が稚拙なのでバランスが崩れる症例が多発しているのでしょう。残念ながら今時の若い医師や新参医師には、素養と技術、医学的知識を兼ね備える暇はないようです。ましてや、なんとかミクスに乗じたビジネス的非形成外科医には無理難題でしょう。 今回の症例は私が口周りを三回目の手術をする人です。前回のブログも前々回のブログもあります。追加修正手術と別の手術を同時に行います。な
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2020 . 7 . 25

口周りの手術が続きます。

日本全国、いや今や全世界的に半ばマスク着用を義務付けられ、口周りの手術後を隠せるし、就労自粛でダウンタイムに周囲の人に会わない機会を作れるから約2週間のダウンタイムを巣ごもりできるから、口周りの手術が続きます。でも考えてみたら、マスクしている間は患者さんは口周りの形態改善の結果を誇れないじゃないか?。でも数ヶ月の中長期的計画で考えていけば意味があります。人中部の白唇短縮術は短縮効果が主たる目的でしたが、私はいろいろ工夫して形態的な改善も加えてきました。形態的な結果は日数を経なければ見えてきません。ですから確かにこのチャンスは有用です。医療者は時短や休日などの自粛協力はしてきましたが、基本的に休業対象から外れています。従って口周りの手術が続いています。今回の症例は形態的改善を主たる目的として手
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2020 . 6 . 2

良く解っている楽しい患者さん。今回は目尻切開術と眉下切除で眼瞼形成術:保険診療ですが同時に載せます。

本症例は最近幾つかの手術を、段階を追って、日程を空けて施行してきました。どの場合も、患者さんとはよく相談して、患者さんはよく理解してから手術に到るので結果が良好でした。手術前には判りやすく希望を述べ、そこで私は診察や計測して診断を得ると、患者さんは従ってくれるだけでなく理論も理解してくれて結果が見えてきます。眼瞼についても結果が得られてきました。 ただし眼瞼形成術は様々のデザインがあります。ということは術前の形態的機能的なバリエーション(個体差)が豊富だからですし、周囲とのバランスも考慮しなければならないのです。また眼瞼の皮膚は身体中で一番薄いために加齢による伸展が早く進みますし、機能的にも(上眼瞼挙筋)経年変化を起こしやすい部位です。逆に言えば眼瞼はなおさらに診断が難しい部位です。
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2020 . 6 . 1

早くしたい口周りの手術。ブログ見てダウンタイムも計算して来院。急ぎなら分けて手術予定を組みましょう。

時勢柄マスクをして過ごすのが常識ですし、ところによっては仕事など社会生活も滞りがちなので、口周りの手術のチャンスだとする人が増えています。私は不謹慎な医者なので嬉しい悲鳴をあげていします。もちろんブログを視て期待を持って来院される患者さんが多いのですが、初診時にいきなり、できるだけ早く予定を立てたい本症例の患者さんには、どう対処すればよいのか悩みました。こうなれば分けて手術するしかありません。これまで何百例もの手術をしてきましたが、初療日に上白唇短縮術、翌日に口角挙上術を施行したのは初めてではないでしょうか?。でもダウンタイムは1ヶ月とれる時期で予定を立てられるそうで、早速手術に到りました。初診時から何とも明るく楽しい患者さんですから、更に可愛くして挙げたくなる女性です。 診察内容を記
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2020 . 3 . 16

なじみの患者さんで結果が出るから楽しい。今回は目尻切開と眉下切除で眼瞼形成術:保険診療ですが同時に載せます。

本症例は最近幾つかの手術を、段階を追って、日程を空けて施行してきました。どの場合も、患者さんとはよく相談して患者さんはよく理解してから手術に到るので結果が良好でした。手術前には判りやすく希望を述べ、そこで私は診察や計測して診断を得ると、患者さんは従ってくれるだけでなく理論も理解してくれて結果が見えてきます。眼瞼についても結果が得られてきました。 ただし眼瞼形成術は様々のデザインがあります。ということは術前の形態的機能的なバリエーションが豊富だからですし、周囲とのバランスも考慮しなければならないのです。また眼瞼の皮膚は身体中で一番薄いために加齢による伸展が早く進みますし、機能的にも(上眼瞼挙筋)経年変化を起こしやすい部位です。逆に言えば眼瞼はなおさらに診断が難しい部位です。 今回は
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