カテゴリー別アーカイブ: 耳介軟骨移植術

2020 . 11 . 20

これまで鼻翼を治してきて、ついに鼻尖に参ります。

男性は、美容形成外科の来院患者さんの多くても2割、平均1割程度でした。昨今のなんとかミクスに因る経済効果の恩恵は上下格差を増大していますが、女性では水商売系に恩恵が廻っていますから増加率が高い様です。男性は経済効果も受けていますが、何より美意識が向上した人が増えたのでしょう。元来私には2割以上の男性患者さんが来ましたが、増えています。ただし口周りは男性では傷跡が隠せないので減っていました。その意味で経済力よりも私の手術結果を視て「これだ!。」と思ってくれる患者さんが増えました。これはブログで改ざんなく画像を載せて、真面目に説明してきたのを視てくれる人がいるからで、有難いことですし、私はさらに書き連ねていく意欲に燃えるのです。 題名にある様に、鼻翼縮小術に腐心してきました。画像で視られる
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2020 . 10 . 22

口周りは口から鼻まで。骨、口、鼻翼、鼻尖、鼻唇角プロテーシスの順に来て、白唇短縮術を追加しました。

本症例は上の題名にある様に口周りの手術に邁進してきました。それもこれも上下顎分節骨切り術の影響で、バランスが崩れた口元を治したかったからです。口はストン、ペタンっとするし、頤は前にあるのですがE-ライン的に鼻の高さが足りない。鼻翼は骨切りの結果弘がった。バランスを取るのが難しい症例です。でも一つ一つ治して来て、今や素敵な中下顔面を造り上げられました。その一部始終を魅せていってくれる。それより何より、私が行う白唇短縮術の結果に満足しているから、今回追加切除を希望された訳で、では人中を含めた白唇短縮術の説明を下に加えます。 これまでの手術経過から載せます。当初口周りの手術3点セットも適応でしたが、初回は白唇部切除術と口角挙上術に専念しました。人中部白唇短縮術の結果は21㎜だったのを5㎜切除
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2020 . 7 . 28

明るく目立つ格好いい女性。でも美しさには貪欲でゴージャスなルックスに似合います。今回は切れ長整形の追加に眼瞼前葉切除も追加します。さらに口角挙上術を施行します。これまでの経過も再掲します。

これまで多くの手術をしてきました。当院には10年通っています。途中他院に移りましたが、約1年前から戻られて私の得意の手術を受けに来られました。他院の修正も兼ねてきました。 10年前から5年前までには切らない眼瞼下垂手術2回、眉下切開、鼻唇溝プロテーシス、鼻尖軟骨移植、切らない下眼瞼下制術、付随して下眼瞼たるみ取り筋皮弁法、切らない鼻翼縮小術、6年前には白唇短縮術5㎜。 2年前の再初診時からの内容を書きます。眼瞼の窓が323065、頬骨幅136㎜で、患者さんは目尻に余白を感じる。3㎜切開で半分戻ってサイズが合う。水平に。眼瞼は重瞼ラインが緩んで開瞼が低下した。中間のラインで切除3㎜が適応。まず目尻切開とJowl Lift。その後切開LTに切れ長整形を併施。思ったよりも腫れなかったが
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2020 . 6 . 22

鼻尖増高及び下制には軟骨移植。前に一枚入っているけれど酌んでいない。目的を達していないから不自然。診断が不備なんです。

鼻の手術の画像提示が続いています。口周りの手術の派生として鼻唇角プロテーシス(韓国ではネコ手術と呼んでいます)が復活していました。でも鼻尖形成術も得意分野です。鼻尖は鼻の中心ですが鼻の他の部分とのバランスを取っての形態改良が求められます。ですから鼻尖形成術といっても高くするのか?、下に伸ばすのか?、鼻柱まで下げたいのか、鼻陵線(鼻スジ)の延長線との前後関係をどこにするか?、更に鼻唇溝(鼻柱基部)が喰い込んでいるなら必要性を検討しなければならないのか?、周囲の鼻陵は?、鼻翼との関係は?。とにかくいろいろな面を考慮しなければなりません。しかもこれまで触られている場合、内部構造がどうなっているのかは推測の域を出ませんから、開けてビックリな事さえあり、手術プランが意味をなさない事さえあります。
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2020 . 6 . 22

ゴージャスな美人ですが、これまでの私の治療は更なる美的向上を与えてきました。他院でのこれまでの手術での問題点の改善を求められました。難しかったのです。

長らく当院で私が治療に携わってきました。美しく、そこに居るだけでゴージャスな雰囲気を発散する女子。それでいて明るく素敵な言動に終始する可愛い女性です。 美容医療に対する理解度が高く、美しさをさらに磨くことに喜びさえ感じている様子です。私が長年提唱してきた様に、美容外科は美人が相応しい典型例です。美しい人はより美しく、美しさを保つためには惜しまない。でも実は、本症例患者さんは他院でも受けることがありました。もう一つ私はいつも、美しさはトータルに造り上げていくものだから、出来れば最低診察だけでも、治療計画だけでも、罹り付け医を持っていた方が良いでしょうと提唱してきました。本症例は多分、そのコンセプトを解っているから、また私に罹って下さるのでしょう。なお今回は、他院に対する評価をしません。見
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