カテゴリー別アーカイブ: 切らない小鼻縮小術(埋没法=プチ整形)

2017 . 10 . 13

鼻翼縮小術の内側切除法をした症例で後戻りが起こりました。本来外側切除法が適応です。いや内外切除も検討しましょう。

今回は鼻翼縮小術を依頼された患者さんを御紹介します。実は3ヶ月前に口唇(白唇部)短縮術を施行した患者さんです。ブログにも載せました。大変満足されて、鼻翼縮小術を希望されました。 鼻翼最大幅は37㎜と大きく、内眼角間は28㎜と近く、バランスが悪いのです。ここは重要です。画像をご覧になると判ると思いますが、鼻翼が胡坐をかいています。下方が大きいのです。加齢現象で増大したのは、患者さん本人も認識されています。また口唇短縮術が影響している訳ではないのは、前回の画像を見れば判るはずです。 画像を見ると、鼻翼の張り出しも有り、鼻翼の付け根よりも丸く出ています。何度も言いますが、外側切除は適応が限られます。この様に丸く張り出している症例だけが適応します。丸く張り出していないのに外側切除を受けな
▼続きを読む
2017 . 10 . 4

鼻翼縮小術の内側切除法を再開した久し振りの症例ですが、後戻りが起こりました。本来外側切除法が適応です。

今回は鼻翼縮小術を依頼された患者さんを御紹介します。実は3ヶ月前に口唇(白唇部)短縮術を施行した患者さんです。ブログにも載せました。大変満足されて、鼻翼縮小術を希望されました。 鼻翼最大幅は37㎜と大きく、内眼角間は28㎜と近く、バランスが悪いのです。ここは重要です。画像をご覧になると判ると思いますが、鼻翼が胡坐をかいています。下方が大きいのです。加齢現象で増大したのは、患者さん本人も認識されています。また口唇短縮術が影響している訳ではないのは、前回の画像を見れば判るはずです。 画像を見ると、鼻翼の張り出しも有り、鼻翼の付け根よりも丸く出ています。何度も言いますが、外側切除は適応が限られます。この様に丸く張り出している症例だけが適応します。丸く張り出していないのに外側切除を受けな
▼続きを読む
2017 . 7 . 21

鼻尖の形と位置は中顔面長を変えて魅せます。見えて来ました。

美人を更に美人にする診療は、美容外科医冥利に尽きます。皆さんお間違えなく!美容外科は外面的にはそれぞれでも、内面的な美人が外面をより向上することで好結果をもたらすのです。 敢えて点数で表現します。美人度を100点満点で表現すれば、100点の人は理想ですが、その意味であくまでも想像の産物です。例えば40点の人が80点になるには大変な労力と時間と経済力を要する訳で、滅多に出来る事ではありません。テレビ番組での症例は経済的に優遇されるから出来るのです。40点の人を60点にすれば合格点ですが、美人の域には達しません。満足度はそこまでです。60点の人が80点にするのは、術者がそれなりの技を持ってすれば可能です。眼瞼下垂手術と目頭切開の併施はこのくらいでしょう。ですから私には自信があります。まして
▼続きを読む
2017 . 7 . 14

鼻尖の形と位置は中顔面長を変えて魅せますが、まだ結果は見えません。

症例は37歳、女性。細面(ほそおもて)で美人の患者さん。顔面輪郭は卵型で理想的ですが、上中下の比率は上顔面(生え際~眉の下)70㎜:中顔面(眉下~鼻下)60㎜:下顔面(鼻下~頤尖)65㎜おでこが広いのは髪で隠せるが、中下のバランスが不満。中が短いのは鼻尖が上方にあるためで、下が長いのは上口唇(白唇部)が長いためです。 診察すると、鼻唇角が(側面で鼻柱と口唇の角度)110度を超えるので鼻尖が上方に向いている。鼻尖が上方で、しかも定規を当てると、鼻陵の延長線よりも低い。鼻柱基部〜Cupid‘s bowは20㎜です。15㎜以下が望ましいし、鼻柱基部が前方にあるために外反が無い。いわゆる鼻の下が長くて、ストンとしているタイプです。 鼻尖部隆鼻&下制術は耳介軟骨の2~3枚重ね:onlay
▼続きを読む
2017 . 7 . 7

鼻尖の形と位置は中顔面長を変えて魅せます。

症例は37歳、女性。細面(ほそおもて)で結構美人の患者さん。 顔面の縦と横の比は卵型で丁度良い。(画像提示できないのが残念です。)ただし上中下の比率は上顔面(生え際~眉の下)70㎜:中顔面(眉下~鼻下)60㎜:下顔面(鼻下~頤尖)65㎜であり、おでこが広いのは髪で隠せるが、中下のバランスが不満。中が短いのは鼻尖が上方にあるためで、下が長いのは上口唇(白唇部)が長いためです。 計測すると、鼻唇角が(側面で鼻柱と口唇の角度)110度を超えるので鼻尖が上方に向いている。鼻尖が上方で、しかも定規を当てると、鼻陵の延長線よりも低い。鼻柱基部〜Cupid‘s bowは20㎜です。15㎜以下が望ましいし、鼻柱基部が前方にあるために外反が無い。いわゆる鼻の下が長くて、ストンとしているタイプです。
▼続きを読む