男性をブログに提示する機会が少ないのは、男性の患者さんが多くはないからですが、実は最近増えています。ブログ提示症例を見て経過と結果が判るから、診療と手術に臨むスケデュールを立てられるからでしょう。
そういえば一般的には、美容外科に於いては男性患者さんの割り合いは10%が平均といわれていますが、父のクリニックは20%程度でした。それは何故かと言うと、ジェンダーを重視していたからです。男性にもジェンダーがあります。男らしさも男の色気も、美男も男のジェンダーです。それぞれの男性性を見分けて向上を図れば、男性でも外面と内面の調和を取りながら形態と機能の改善が得られるのです。要は診断能力です。父は長けていました。私も見習っています。
ジェンダーは性的な要素も含みます。父は性医学の分野にも関
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カテゴリー別アーカイブ: 皮弁
今度は鼻翼縮小術の内側切開法が続いています。
鼻翼縮小術の手術法には何週類か有ります。40年来行なわれて来たのが外側切開法。ただし適応は限られます。鼻翼の付け根よりも張り出しが大きい症例だけに使うべきです。そして付け根を寄せるには、第一に糸が使われます。この10年来頻用して来ました。統計を執ってきましたが、寄せた量の約半分が戻ります。ところが症例を分析して行くと、年齢と共に戻る量が増えていました。加齢で糸のかかる皮膚が弱くなるからでしょう。ましてや加齢で鼻翼幅は広がりますから、アンチエイジングの手術をしてのニーズは高まってきたのにです。そこで15〜10年前には良く使った方法、内側切除+糸での縫縮法を復活させてみました。何故封印していたのかと言うと切るのを好まない患者さんが多かったからです。でも内側を切開しても創は見えません。更に最近、2
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後天性眼瞼下垂で腱膜修復術をするなら、蒙古襞の拘縮も解除した方が機能と形態を満たします。
加齢による後天性眼瞼下垂症に対する手術は切開法が適応になる場合が多いのですが、第一に皮膚切除を要する場合が多いからですが、第二に重瞼の引き込みが弱くなってきた症例が多く、確実に重瞼を再建するべきであるからでもあります。第三に挙筋腱膜の状態を確認するべきだからでもあります。
そうした症例でも、もう一つ、やはり蒙古襞の拘縮が強く、眼瞼下垂症の発症に関与している場合が多くあります。いつも言うように、一重瞼では二重瞼に比べ蒙古襞の被さりと拘縮が強いために、重瞼術の際にZ-形成法による目頭切開で拘縮解除した方が、機能的にも形態的にも改善性が高いので、併施する様に奨めていますが、加齢性後天性眼瞼下垂症でも、併施する方が機能的に向上性が高い場合が多いのです。
今回はその典型例です。術前所見から
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数年来の微調整手術と、他院での左右差と不自然形の修正手術。結果はまだ!
本症例は難しくて面白い。患者さんと美容外科医としての私の信頼関係を築き上げて診療していくことで、満足な結果を得て行こうという経過を提示しています。他院での術後に対する再手術と、当院の良好な結果の経年変化に対して再建するための再手術が組み合わさっています。
症例は34歳、女性。先天的には奥二重だが、LF13mmと先天性眼瞼下垂はなかった模様。数年前埋没法を受けて二重瞼にしている。3年前に当院で切らない眼瞼下垂手術=非切開法黒目整形=NILT法を受けた。当初はよく開き重瞼もくっきりしたが、徐々に落ちてきた。その後他院で10年前に、目頭切開を三日月型切除法で受けた。左右差が生じたのと、開瞼が落ちたのと、目頭の形態と機能に問題が生じていました。
現症は、眼裂横径25㎜、内眼角間36㎜、角
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数年来の微調整手術と、他院での左右差と不自然形の修正手術。これが難しいんですよ。いろいろ組み合わせてなかなかの結果をお見せします。
本症例は難しくて面白くて、でも患者さんと美容外科医としての私の信頼関係を築き上げて診療していくことで、満足な結果を得て行こうという経過を提示しています。もちろん多くの例の様に再手術症例だからでもあります。表題にある様に他院での術後に対する再手術と、当院の良好な結果の経年変化に対して再建するための再手術が組み合わさっているから、頭がこんがらかるような症例で、だから二重(二重瞼の事ではありません。)に面白いのです。
症例は34歳、女性。先天的には奥二重だが、LF13mmと先天性眼瞼下垂はなかった模様。数年前埋没法を受けて二重瞼にしている。3年前に当院で切らない眼瞼下垂手術=非切開法黒目整形=NILT法を受けた。当初はよく開き重瞼もくっきりしたが、徐々に落ちてきた。その後他院で10年前に、目
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