カテゴリー別アーカイブ: 美学

2017 . 1 . 5

美容医療の神髄-歴史秘話第73話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その49”「相模原市から隣の大和市へ編3:美容形成外科学」

耳鼻科や口腔外科とはそれまで接触する機会が少なかったのですが、それはオーバーラップする部位があり、疾患もオーバーラップするので、むしろ取り合いになる可能性さえもあるからです。 例えば、口腔外科医とは歯科の免許を持つ者のうち、歯と口の中を外科的に診る研修をして来た者ですが、口の周りは顔ですから、容貌にも影響する場合があります。少なくとも歯や歯槽骨や、上下顎骨の形態は顔面の輪郭に影響する訳ですし、歯は表情により見える所なので審美歯科という分野さえもあるくらいです。耳下腺を始めとする唾液腺は口の中に唾液腺を分泌する開口部(耳下腺開口部は見て判る。)があるので口腔外科医も守備範囲です。実はその時初めて教えて貰った事がことがあります。複数の診療科目がオーバーラップする疾患に於いては、各学会が折衝
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2016 . 12 . 9

美容医療の神髄-歴史秘話第70話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その46”「相模原から全国へ編2:美容外科学」

平成11年、1999年、私が13年次前後のトピックスです。日本美容医療協会とT先生の一悶着、その結果としての美容外科医師会でのクーデターを紹介しましょう。これはギリギリの危ない話題ですが、当事者しか記憶に無いはずですから、名誉を毀損するつもりでは無いことを強調します。T先生はお友達ではあります。またご子息は形成外科に所属しながら、美容外科を研鑽して来たと言う意味で、私と父との関係と同じルートです。会えば挨拶するいい奴です。現在売り出し中です。まだT先生の方が前面ですが、M.君の露出をかなり増やしています。私と父の関係に於いては、父は死ぬまで私を前面には立てませんでしたから、うらやましい限りです。 日本医療協会の理事は15人選出されています。父はドンキホーテと言いつつ自らを奮い立たせて会
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2016 . 12 . 2

美容医療の神髄-歴史秘話第69話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その45”「相模原から全国へ編1:美容外科学」

さて三つのトピックスの残りです。ISAPS、日本美容医療協会とT先生の一悶着、その結果としての美容外科医師会でのクーデターを紹介しようと思ったのですが、やはり一回では書ききれませんでした。次の機会にします。 突然話しが飛んで、研究の続きとなりますが、この頃JSAPSとISAPSで学会発表しました。JSAPSは形成外科系の美容外科学会ですが、演題の多くは美容目的というよりも、形成外科的です。形成外科的とは形態改善を目的としていながら、形態と機能を損ねる要因がある場合をいいます。外傷とか腫瘍とか先天性異常(現在は奇形とは言わない。)です。美容外科医療の目的は正常な形態の改良です。さて私は日本美容外科学会JSAPSに医師となってすぐに入会しました。この学会は特殊で、6年目までは準会員で、会費も安
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2016 . 11 . 24

これで完成か?。美男子はどう見てもイケてる。

本症例は2週間前に手術しました。男性ですから経過が早くて、結果が画像上でも見えてきました。今回は術前と2週間の画像を比較します。なお、画角とトリミングの関係からそれぞれのサイズが違うことをお許しください。 上左が術前、右が術後2週間です。画角が違うのでごまかしっぽいのですが、明らかに鼻の形態が改善しています。鼻尖カッコいい。下がった。鼻翼と鼻柱の位置関係は、矢印になった。よく見ると鼻翼上の傷跡はまだあるが、正面からは目立たない。口角は最下の画像で。 上左は術前の右斜位像、右が術後2週間の右斜位像です。鼻尖の形は斜位でもよく見えます。術前は鼻尖だけがぺちゃんと平らだったのが不自然で大問題でした。術後自然な形態となりました。鼻翼の上の傷跡は斜位像ではさすがに見えますが
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2016 . 11 . 23

美容医療の神髄-歴史秘話第68話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その44”「相模原編10:美容外科学」

13年次の研究員としての研究の紹介はここまでとします。大学病院医局でのお仕事は、臨床と教育と研究の3本立てであると強調しましたが、研究にどっぷりつかっていただけではありません。卒後教育面は美容外科を大学病院で展開するする際に付随しました。臨床も同様ですが、臨床面とはアルバイトも含みます。 ところで、研究の結果としての論文は手許にありますから、それをもって研究の内容を紹介したのですが、本来の目標は博士の取得にあります。13年目に論文は書き上がりましたが、その後は投稿、修正を経て受理されるまでに日時を要します。審査はその後ですが、大学の都合もありますから、チャンスは年に一回です。ですから、この後の博士号取得までの道のりは14年目以降の話題に挟んでいきます。ところで博士号というのは最終学術歴
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