今回の症例はPuffy eye の典型例で、しかも眼窩隔離気味。目が離れていると目が開く訳がないという典型的な症例です。コピペで経過を提示しますが、いい感じです。
症例は、25歳の女性。先天性一重瞼で数年前に埋没法をして一応ラインは決めている。とにかく目が離れていてだから開きにくい。二重のラインも自然なカーブに出来ない。2年前に切らない眼瞼下垂手術を受けたがラインは気に入らない。そりゃあそうです。内側がカクっと曲がっている。 今回重瞼線を平行にしたい。下垂は再発したから開きたい。切開してPuffy eyeを解消したい。目頭の拘縮が強いため目頭部が縦に突っ張るのを治したい。いくつかの点を同時に治すなら、やはりいつものやつが適します。
理学所見を提示します。内眼角間40mm、
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上口唇短縮術と口角挙上術の組み合わせは可愛い女子への道。必須アイテムですね。
先日この2年間の口周りの手術を受けた画像提示可能症例をまとめてみましたが、早速もう一例手術を施行して画像提示を承諾いただきました。
これがいい。やはり口周りの雰囲気は品性が変わる。いや元が下品だと言っているのではありません。可愛いキャラクターの女子がもっと可愛く。そうです。品性を保ちながら可愛さアップのためには有用性が高いことを提示していきます。
以前ブログで最終兵器と称しましたが、この手術は可愛い女子をより可愛くする必須アイテムかも知れません。但しダウンタイムが長いので、出来上がりはまだまだ先になります。それはそれで標準的な経過をお示ししましたし、本症例患者さんもご承知です。
症例は36歳、女性。上口唇長(=鼻柱基部〜Cupid's bow)19mmと長く、鼻翼幅は33
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上口唇短縮術と口角挙上術の画像をまとめます。
最近、このブログをご覧になって来院する患者さんがひっきりなしです。特に口周りは評判です。何故好評かというと、何点か考えられます。それぞれの患者さんに私の優位性を告げられました。
私はクライテリア(診断基準)を数字的に明確にしていて、その結果が好評だから。外反度合いのプランが経験に基づく美的センスに負うので、症例提示の有用性が高い事。リスクとしては創跡と経過が長い事を正直に提示しているから。私の手術では機能的に損失は本当に無いのかという危惧を払拭出来るから。創の質は形成外科医の独壇場だと強調して来たので、信用力が高い事等をブログから読み取れるからだそうです。
ところで、各症例の比較出来るようにまとめて提示するとより解り易いとの進言を頂きました。口周りの手術は経過が長いので、追ってみ
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ハムでもソーセージでもありません。眼瞼下垂を治せばキラリ!
ハム状態とは重瞼線が広く、食い込みが強く、線の下の前葉が余って膨らんでいる状態です。ボンレスハムを糸で縛った様な締め付けが見られるのをこう称する様です。もう一つの説としてはハムスターのハム太郎みたいなまぶたに似ているというのもありますが、定かではありません。ちなみにソーセージも腸詰めを縛るので比喩になりますが、縛る形が違いますから使いません。
もちろん自然状態ではあり得ない形です。病歴によると、約5年前に美容皮膚科!!で埋没法を受けて、直ぐ外れて切開法を受けたらこうなりました。昔ならたまに診ましたが、今でも作ってしまう医者が少なからず居ます。特に最近他科から(皮膚科は専門外)の転向した医者が見よう見まねでやってしまう事がある様です。
切らない眼瞼下垂手術=黒目整形基本形=NILT
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自然な奥二重=瞼縁が露出して開瞼が正常化。キツい目元が優しい目元となりお悦び!
症例は、典型的な一重瞼の先天性眼瞼下垂症。蒙古襞の拘縮も強く、Puffy eye で腫れぼったい。眼窩脂肪ヘルニアです。前頭筋が常時収縮して眉毛が挙がっています。
まず下の術前の画像をご覧ください。キツい目元と感じます。何がそうさせるかと言うと、開瞼に際して前頭筋に力が入って眉が挙がるからです。開瞼に際して眉が挙がる運動は脳が指令しているのですが、自律神経系の一方である交感神経がコントロールしています。交感神経は興奮状態とか戦闘状態を司る神経系ですから、精神的にキツい状態の時に亢進します。だから眉が挙がっていると怒っている表情に見えます。ちなみに形態的にも蒙古襞の被さりは目を隠していて吊り目に見せる為、キツい感じを増長させています。
ただし術直後はキリッと過ぎています。麻酔が効い
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