2017 . 5 . 17

唇は印象を変える。ただし3か月でも傷跡は見えます。

面白い症例で、組み合わせ手術による確実な結果を得るべくデザインに腐心しましたが、最終結果が出るまでは日時を要すると考えられます。3ヶ月で患者さんに評価はいただきましたが、まだまだ見せていただく事になりました。症例の紹介はコピペが主体になることをお許しください。 症例は40歳前後の女性。顔のバランスとして下顔面の割合が長いタイプである事を治したいと来院されました。「見た中で一番形がいいし、創跡の位置が適切で、それでいて創跡がほとんど見えなくなっているのはこちらだけです。」とお褒めに預かりました。 サイズ計測に入ります。鼻柱基部〜Cupid's bowの底を計りますが、15㎜でした。これまで書いて来た様に15㎜が基準です。実は私、一目見てあんまり長くないかも、でもなんかモッタリしてい
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2017 . 5 . 17

知性的で素敵な患者さんは見ていて楽しい。術後3か月で完成としました。

素敵な症例患者さんの3ヶ月の経過を載せます。 今回もまず症例を説明します。患者さんは22歳、女性。先天的には狭い二重瞼。3年前他院で埋没法(画像にある様に狭く浅い)。ソフトC.L.を1年間装用した。埋没したら右の下垂が露見したとのこと。肩凝り、頭痛も生じてきて自ら眼瞼下垂症を疑われたそうです。LF14mmと正常範囲だが、MRDは2.5㎜と落ちている。後天性腱膜性眼瞼下垂症でしょう。眼裂横径25mm、内眼角間33m、角膜中心間57mm。蒙古襞の被さりは多くないが、拘縮は強い。前回は平行のラインにデザインされているが、埋没では緩んだし、目頭付近の引き込みが消えた。この蒙古襞ではそうなる。フェニレフリンテストではよく開くので、LT法で挙筋修復が適応する。埋没法ではこのラインは外れ易い。蒙古襞
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2017 . 5 . 17

キラリ!として可哀想でなくなりました。

今回の症例は典型的な一重瞼で先天性眼瞼下垂症。蒙古襞の拘縮も強く、Puffy eyeで腫れぼったい。若くして前頭筋が常時収縮して眉が挙がっています。まずは下の術前術直後の画像をご覧ください。術前は可哀そうな感じです。術直後はキラリとして普通の顔になりました。普通とは何かは下段出説明します。 症例は24歳、女性。先天性の一重瞼=先天性の皮膚性眼瞼下垂症。挙筋機能=挙筋滑動距離:11mmと低下がみられる軽度の先天性筋性眼瞼下垂症。角膜中心間距離58mm(平均60mm)と離れていないのに、眼裂横径24mmで内眼角間距離36mmと目が離れている。つまり蒙古襞の被さりが多い。その結果蒙古襞が縦に突っ張っている。 術後1週間で抜糸しました。 用手的な下眼瞼圧迫で上眼瞼全体が膨らむので眼
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2017 . 5 . 16

美容医療の神髄-歴史秘話第90話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その65”「銀座から地方都市へ8:美容形成外科学医」

時空が跳んでしまいますが、先日T.M.先生とばったり出会いました。私は毎週火曜日の夜に銀座院勤務を早く切り上げて大阪に向かい、新大阪駅に20時前後に着きます。地下鉄に乗ろうと歩いていると、10mほど先に見たことのある顔!。目を合わせました。でも普通にカジュアルで地味な格好なので一瞬違う人かもと思っていながら、お互いに近寄りました。私から「仕事?」と声を掛けると、彼も「先生も?」私「名古屋から?」彼は「今日名古屋でした。私大阪の院長ですから明日に備えてきました。」私「僕も毎週大阪院に勤務しているんだ。」お互い早く目的地に向かいたいので、ここまで話して別れました。 すぐに思ったこと、いくらカジュアルにしていても、TVCMであれだけ露出している人が出歩いていて面倒にならないのかな?。そういえ
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2017 . 5 . 15

上口唇(白唇部)短縮術=鼻下切除術が流行です。4週間の経過を魅せます。

1年程前から流行となった上口唇短縮術の画像だけ羅列します。何故流行しているのか、それはもちろんこのブログでの情報提供活動の賜物です。 ブログは現在のところ、宣伝広告とは見做されません。費用を払ってバナーを作っている場合は広告ですが、当院のホームページやブログは作成費用だけしか負担していませんから、広告宣伝ではありません。あくまでも情報提供です。 そして情報いうよりは、知識を披歴しているつもりです。知識は真実を説明します。事実は画像で提示します。提示許可の症例にはサービスしていますが、こちらで選んでいるのではありません。 もちろんブログに症例を提示する目的は患者さんに結果の良しあしを認識していていただきたいからです。そして経過も予め理解していていただき診療に臨むためのスケデュ
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