本症例は他院術後例に対する黒目整形非切開法=切らない眼瞼下垂手術=NILT法での修正手術ですが、改善が見られます。この経過は使えます。
まずは両側眼瞼部の画像をご覧ください。
症例は38歳、女性。先天的には一重瞼だった。じれまで4回埋没法を受けている。その際に眼瞼下垂状態を指摘されたこともあった。目頭切開も受けた。
理学所見を取ると、眼裂横径25mm(一重瞼では平均25mm、二重まぶたでは平均26.5mm)、内眼角間36mm(一重瞼では平均36mm、二重まぶたでは平均33m)、角膜中心間62mm(平均60mm)と目は離れていないで、蒙古襞は残存し拘縮が見られ、しかも左側には傷跡の陥凹が診られる。LF11mmと正常下限眼瞼下垂ではある。左眼瞼の方が開瞼が弱いためッフェ
▼続きを読む
二分鼻尖(鼻の頭)の改善だけで普通にできます。
Bifid nose と洋語で書いて、訳すと二分鼻尖と訳します。先天性疾患の病名で口唇裂の伴うことが多いので形成外科領域ではよく使われる言葉です。
知っての通り、顔は胎児のときに両側が離れていてだんだん中央に寄ってきます。中心線はその際に合わさるのですが、口唇裂は鼻孔の底から上口唇が合わさらなかった結果です。当然鼻尖も軟骨が離れています。これが二分鼻尖Bifid noseです。
しかし、先天性疾患ではなくても、鼻翼軟骨が離れている人は少なくないのです。鼻翼軟骨の形は鼻尖の形として顕われます。鼻尖の丸い人の中の多くは二分鼻尖に近いのです。
今回思いついて、取り急ぎフリーハンドで図を作ってみました。パソコン用のブルートゥ―スマウスでデスク上で書いたのでうまく書けませんでした。が
▼続きを読む
▼続きを読む
美容医療の神髄-歴史秘話第91話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その66”「銀座から地方都市へ9:美容形成外科学医」
16年次に医局を辞して、開業をした頃の美容外科の世界の話題が沸騰して6回続けました。まだ書きたい事があったのですが、一度診療の場面に戻ります。そもそもE先生のクリニックを継承した事が発端で話しが違う方に行ってしまいました。
大分県は大分市が県庁所在地ですが、すぐ隣の別府市も経済的な圏内です。近年は湯布院も圏内です。前にも言いましたが、別府に行くと、どう見ても顔を触ったと考えられる人が普通に出歩いています。それもどことなく粋な人で、水っぽい人が多いのです。要するにその昔、高度成長期から、温泉芸者や飲み屋の女将とか、もちろん身体を売る人もいて、女性が稼いで街の経済を支えていたのです。決して温泉のお湯が経済を支えていたのではないのです。女性は気立てと身体もですが、見た目が商売道具ですから、皆
▼続きを読む
▼続きを読む
可愛い女子には黒目整形=切らない眼瞼下垂手術(NILT法)です。
今回はNILT法=切らない眼瞼下垂手術=黒目整形の症例経過を掲示します。
症例は22歳、女性。とにかく広い二重を求めて来院。皮膚の余剰は年齢的に少ない。切らないで重瞼を作りましょうということになります。でも、開瞼が強くないから、広い二重瞼にすると、相対的に眼瞼下垂になり眠そうになる。前葉を持ち上げる量が増えるので重さで開きにくくなり得る。これを医原性眼瞼下垂症といいます。他院で受けられてよく起こしてきます。であるから、埋没法で重瞼を作る際に切らない眼瞼下垂手術を併施するべきです。
下に術前と術直後、そして1週間後、2週間後の画像を提示します。
今回4週間で撮影した画像です。
ご覧の様に初めはオーバーに開いていたのが、1週間以内に丁度よくなり始めますが、腫れが残っていま
▼続きを読む
▼続きを読む
唇は印象を変える。ただし3か月でも傷跡は見えます。
面白い症例で、組み合わせ手術による確実な結果を得るべくデザインに腐心しましたが、最終結果が出るまでは日時を要すると考えられます。3ヶ月で患者さんに評価はいただきましたが、まだまだ見せていただく事になりました。症例の紹介はコピペが主体になることをお許しください。
症例は40歳前後の女性。顔のバランスとして下顔面の割合が長いタイプである事を治したいと来院されました。「見た中で一番形がいいし、創跡の位置が適切で、それでいて創跡がほとんど見えなくなっているのはこちらだけです。」とお褒めに預かりました。
サイズ計測に入ります。鼻柱基部〜Cupid's bowの底を計りますが、15㎜でした。これまで書いて来た様に15㎜が基準です。実は私、一目見てあんまり長くないかも、でもなんかモッタリしてい
▼続きを読む
▼続きを読む