GWは2日間休みました。歴史の話題はまだ尽きません。16年次からの開業の話題が続いていますが、まだ実業の話題に戻れません。そんな中父と私は二人三脚の様にして、形成外科出身の美容外科医の世界と、非形成外科医で美容整形かあがりの美容外科医の仲を取り持つべく暗躍していました。私もいやでもその流れに首を突っ込みます。これは何回も試みられたうちの一場面です。
ところでもう一度、この世界のグループを整理して説明しておきます。形成外科と非形成外科医に分けます。
戦後高度成長期に美容整形が興隆しました。彼らは独学です。外国の文献を呼んで学んだ医師はまだましな方で、すごいのは他の美容整形院に知り合い(彼女とか?)を受けさせて、プロテーシスを抜いてみて真似るという人体実験みたいな方法も行なわれました
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可愛い女子には黒目整形=切らない眼瞼下垂手術(NILT法)の応用です。
今回はNILT法=切らない眼瞼下垂手術=黒目整形の症例を掲示します。
症例は22歳、女性。とにかく広い二重を求めて来院。皮膚の余剰は年齢的に少ない。となれば切らないで重瞼を作りましょうということになります。でも、開瞼が強くないから、広い二重瞼にすると、相対的に眼瞼下垂になり眠そうになる。前葉を持ち上げる量が増えるので重さで開きにくくなり得る。これを医原性眼瞼下垂症といいます。他院で受けられてよく起こしてきます。であるから、埋没法で重瞼を作る際に切らない眼瞼下垂手術を併施するべきです。
下に術前と術直後、そして1週間後、2週間後の画像を提示します。
ご覧の様に初めはオーバーに開いていたのが、1週間以内に丁度よくなり始めますが、腫れが残っていました。2週間ではカラコンし
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目の縦横径が小さい。ラインもかくかく。平行型の二重を希望もいろいろ要素があります。
今回の症例はPuffy eye の典型例で、しかも眼窩隔離気味。目が離れていると目が開く訳がないという典型的な症例です。
症例は、25歳の女性。先天性一重瞼で数年前に埋没法をして一応ラインは決めている。とにかく目が離れていてだから開きにくい。二重のラインも自然なカーブに出来ない。2年前に切らない眼瞼下垂手術を受けたがラインは気に入らない。そりゃあそうです。内側がカクっと曲がっている。 今回重瞼線を平行にしたい。下垂は再発したから開きたい。切開してPuffy eyeを解消したい。目頭の拘縮が強いため目頭部が縦に突っ張るのを治したい。いくつかの点を同時に治すなら、やはりいつものやつが適します。
理学所見を提示します。内眼角間40mm、眼裂横径24mm、角膜中心間63mm。挙筋
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症例患者は大喜び!私も楽しみました!
黒目整形切開法と目頭切開Z法の結果はこんなに素敵です。まずは経過を追って画像を提示します
上左図が術前、上右図が術直後です。
上右図が術後1週間の抜糸時、上右は術後3週間。
そしていよいよ術後3か月となりました。
この数か月画像提示を承諾いただいた症例が続いていました。ブログをご覧になった患者さんが多く、実はプライスダウンすると公表したので、このセットでのお勧めをしたところ、予め診療内容をご理解されてから来院される患者さんがほとんどで、こぞって手術を受けられたからです。
結果的にこの数週間は術後3か月での完成を見る、魅せるタイミングの症例が続いています。何度も言いますが、診療に限らず、患者さんとのコミュニケーションが必要です。こうしてブログでこち
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美容医療の神髄-歴史秘話第88話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その63”「銀座から地方都市へ5:美容形成外科学医」
時系列は混乱していますが、美容整形出身の美容外科医である父と、形成外科医であり美容外科開業医の道を進んだのは私が16年次で平成14年は西暦2002年でした。開業後まず、形成外科側の美容外科医グループ間に交流を広げました。
前回Om.先生と父との関係から、日本美容医療協会4人組との暗闘を記しました。でも開業後は4人組と深い付き合いをします。私は開業後、いくつかの団体に所属しました。臨形には正式に所属しました。美容医療協会は発足時に加入しましたが、臨形とISAPSにも加入したので、JSAPS側の美容外科医とは頻繁に会合を重ねました。ある時は協会の講習会にも参画しました。その際講師のH先生は私を手招きして助手をさせました。重鎮の配下である事を若い医師に見せ付けたのです。
そんなある時I
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