面白い症例で、組み合わせ手術による確実な結果を得るべくデザインに腐心しましたが、最終結果が出るまでは日時を要すると考えられます。評価はまだ下せないので、症例の紹介はコピペが主体になることをお許しください。
症例はアラウンド40歳の女性。顔のバランスとして下顔面の割合が長いタイプである事を治したいと来院されました。いきなり、「見た中で一番形がいいし、創跡の位置が適切で、それでいて創跡がほとんど見えなくなっているのはこちらだけです。」とお褒めに預かりました。
サイズ計測に入ります。鼻柱基部〜Cupid's bowの底を計りますが、15㎜でした。これまで書いて来た様に15㎜が基準です。実は私、一目見てあんまり長くないかも、でもなんかモッタリしている口元だなあ、と思ったのでいきなり計って
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切開法の経過が落ち着いたので微調整しました。微調整なので説明を加えます。
昨年9月末にJAASで眼瞼下垂手術のデモをした患者さんを、ずっとメンテナンスしています。これまでの経過画像を提示します。今回は微調整なので、開瞼の仕組みの一つである、神経系についても説明します。
上の画像は術前術直後です。
上の画像は術後1週間と術後3ヶ月です。
今回右眼瞼の内側に切らない眼瞼下垂手術を追加しました。
近接画像では反転して比較します。今回の術前の眼瞼部の近接画像です。左図が右眼瞼、中央の図は左眼瞼の反転、右図は左眼瞼です。
術後1週間の画像です。左図が右眼瞼、中央図は左眼瞼の反転、右図は左眼瞼です。
こうして術前と術後を、手術側と非手術側の反転画像を比較してみると、変化がよく判ります。まず第一に今回は重瞼線は
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機能的若返りにはなりましたが、次は?。
先々週に黒目整形非切開法を受けられた患者さんの、2週間後の経過写真を撮らせてもらいました。黒目整形はその名のとおりに、黒目の露出を増やす手術です。
症例は58歳、女性。先天的には奥二重だった?。一度埋没法で二重を広げている。ハードコンタクトを30年、ソフトコンタクトを10年装用してきた。LF:挙筋筋力(滑動距離)13mmと先天性筋力低下ではなく、後天性腱膜性眼瞼下垂症ではある。緑内障があり、開放隅角か閉鎖隅角かは不明だったためフェニレフリンテストは回避しました。診察中、ブジーを当ててシミュレーションしてみると、重瞼線を1mm挙げれば弛緩した皮膚を持ち上げられるし、形態的にやり過ぎ感も呈さないことが見て取られた。本症例は切らない眼瞼下垂手術が黒目整形として有用な患者さんだと判断し
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口唇(白唇部)短縮術はこれだ!
いきなりこれだ!って書いてみましたが、要するに鼻の下を短くする為の最高のデザインがこれなんです。まだ手術直後ですが、いきなり画像からお見せします。でも正直言って、当日の画像だけでは皆さんの評価の対称にならないと思います。これだ!も何もあったものでは無いかもしれません。ですから、術後経過の参考になるのはまだまだ先になります。本日は術前の診察時の内容が主体のなります。
上の2画像は術前と術直後の正面像です。
上の2画像は術前と術直後の右斜位像です。これが印象をよく示していますから、今回は提示しました。術前はぺたっとしているのが、術後にしまった感じになっています。
それでは説明します。症例はアラウンド40歳の女性。顔のバランスとして下顔面(*注1)の割合が長いタイ
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美容医療の神髄-歴史秘話第75話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その51”「相模原市から隣の大和市へ編5:美容外科・形成外科学」
大和徳洲会病院は200床以下の中病院ですが、各診療科を揃えていました。今考えると当時の院長の趣味でもあったのでしょう。彼は茅ヶ崎から今や大病院の鎌倉院へ異動して行ってキャリアーアップしていきました。、大病院で各科を揃えて、レパートリーを増やして稼ぐのが面白かったのでしょう。しかし医局員が小人数なのに所謂マイナー科目の外様の医師が多いため、結果的に徳洲会プロパーの人数の割合が低く、しかも彼等は比較的若いので、いきおい外様医師が幅を利かしていました。そして、その後外様の医師が病院を運営していく様になりました。さらに徳洲会グループの上層部に根回しして院長まで更迭する羽目になるのでした。いわゆる内紛状態になります。まるで明治維新の様です。その折りには、私にも副院長の打診さえもありました。迷いましたが
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