口周りの手術は適応が広く、上口唇の白唇の人中部の長さが15㎜以上ならば適応症例と成り得ます。ただし顔面の形はバリエーションがあります。面長の人は大抵下顔面が長く、下口唇から下も上白唇も両方長く、上白唇の切除幅のバランスを取らなければなりません。でも、先ず白唇部短縮術から入る人も多く、逆に頤骨切り術を受けてから口周りの手術を受ける人も多いのです。対して顔面の幅がある人で縦横の比が丸顔なのに、下顔面のしかも上白唇が長い人はアンバランスですから、白唇部短縮術の適応性が高いのです。そうなれば頬骨骨切りやエラ手術との前後して受ける症例もあり得ます。
顔面縦横の比は頬骨幅:顔面上+中+下長+髪で表わせます。またぞろ黄金比の5:8を当ててももアジア人では縦長の人は少ないのですが、頬骨幅が130㎜以下
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口周りの手術を段階的にしていきます。
症例は26歳女性。歯科矯正中。骨切りも予定している。赤唇部の口唇結節と口角にヒアルロン酸を入れて、口角を挙げてみた。これはシミュレーションとして有用で、このまま保ちたいので手術を検討された。計測すると、内眼角間37mm:鼻翼幅36mm:口唇幅50mmで黄金比率の5:8を参照すると目じり方向に5mm挙げるデザインが適応。手術直前に6×10㎜の三角切除二変更しました。ご覧の様に赤唇の幅があり、白唇部短縮術を受けると赤唇が厚すぎる危惧があるため、予め赤唇切除を予定した。口唇結節を細く尖らせたいため中央は3mm切除に留め、口角付近は4mm切除のデザインとした。歯牙3が下がるなら口角の内側は無理して取らなくてもいいとも考えた。白唇部短縮術は後日赤唇の厚みが判ってからシミュレーションして検討することとし
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こめかみ(側頭部生え際)リフトはこうやるんだぜ!
症例は46歳女性。これまで15年以上お馴染みの患者さん。13年前までは父の患者さんで、もちろん私も携わって来ました。定期的に御治しをしています。だからだけでは無く、とにかく若さと美しさを保って来ました。患者さんは美しさを保つのが大変なんです。もちろんアンチエイジングの年頃ですが、これまでにフェイスリフトも受けていて下顔面は綺麗!(自慢かよ?)、上口唇短縮術は私にとってのの第一号ですから、これも下顔面の若さを保っています。注:残念ながら5年間で再伸展が感じられますが、これは後戻りではありません。今回はまだ手を付けていないこめかみリフトをして中顔面の改善を図ります。
早速画像を並べてみます。
まず正面像の術前と術直後。
右斜位像
左側面像
術
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丸顔の可愛い印象なのに上口唇だけが長いと冗長感。
丸顔の症例と面長の症例に分けると、面長の人で下顔面が特に長い人の多くは、頤も長く、バランスに苦慮します。最近では骨切り術を受けてから上下口唇のバランスを撮る症例が増えました。対して丸顔の人で下顔面だけが長い人は冗長です。そして上下口唇のバランスを考慮しないでもとにかく短くしたら顔面3分割の上中下の比率が合うので、手術計画が立て易いです。本症例は典型的です。ご覧の様にすっきり感が得られます。
症例は27歳女性。人づてに聴いて来院されました。白唇長18㎜で平板。上顔面(生え際〜眉下)=53㎜:中顔面(眉下〜鼻下)=52㎜:下顔面(鼻下〜頤尖)=68㎜と圧倒的に下が長く、その中でも上口唇25㎜:下口唇43㎜と黄金比率の5:8と比して上口唇が長い。赤唇そのものも薄い。手術適応です。創跡の広がり
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口周りの手術を、使い分けました。遠方から有難う御座います。
予めメールでお問い合わせを戴いていた遠方からの患者さんです。メールで画像も送って来られて、一応手術適性が判る様にして予約いただくことも出来ます。
症例は25歳女性。白唇長:鼻柱基部〜赤唇炎中央=18mmと15㎜以上は長い部類。側方から見てC-カールはあり、正面像で人中は浅いが狭く、弓の形は明瞭です。E-ラインは直線上です。鼻翼幅が39㎜ですから鼻翼縮小術皮弁法を2.5㎜×2で34mmを目指したい。内眼角間距離も36㎜ですから、目頭の蒙古襞も、一辺4mm60度のZ-形成術で2.5mm寄せて33.5mmを目指したい。このように顔面の計測でプランを立てないと不自然なバランスになります。口角挙上術もしたいが一歩ずつ進めたい希望で後日としました。その際口唇幅は49㎜ですから、鼻翼や内眼角間との比
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