2018 . 6 . 14

口周りの手術を別々に。白唇部短縮術からするのも必要に応じてありですね?。しかも経過が早い。。

症例は25歳、女性。本年3月に口周りの手術を希望されて来院。確かに白唇の長さ=鼻柱基部〜Cupid's  bowの人中部は20mmと長い。顔面縦比を測ると、上顔面56㎜:中顔面58㎜:下顔面68㎜と下が長い典型例です。その比率は上口唇長(白唇+赤唇)28㎜:下口唇長(赤唇+頤)45㎜で上下口唇の比率は黄金比の5:8に近い。つまり下口唇も上口唇も長い。E-ラインは5mmプラス(口唇突)。顔面部品横比は、内眼角間35㎜:鼻翼幅36㎜:口唇幅50㎜と黄金比の5:8に合わせると、口唇幅は5mm拡大しても良い。この様に診察したが実は4月に骨切り予定とのことなので、予め口唇の診察を受けておこうと考えた賢明な患者さんです。 4月に再来しました。頬骨骨切りと下顎V字切除+頤前突術でご覧の様な顔面骨格で
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2018 . 6 . 13

可愛い女子はもっと可愛く!口元の手術は高級な技術!

とにかく、口周りの手術は良好な結果が得られます。特に可愛い女子は適応を吟味して適切な手術を施せば確実に可愛さアップします。本症例はその点で最も解り易い例です。 症例は32歳、女性。歯科で矯正したら口唇全体の傾斜が下がって白唇長16mmとそんなに長くないのに、長く見えるようになった。その結果赤唇は外反は保たれているが、白唇は以前よりは内反した。頤には脂肪注入がされていてご覧の様にE-ラインは一直線上。顔面縦比は上顔面60mm:中顔面55mm:下顔面62mm/上口唇24mm:下口唇40mmと下は脂肪注入で長くなった。顔面部品横比は内眼角間28mm:鼻翼幅34mm:口唇幅49mmで5:8の黄金比を理想とするなら口唇幅を5mm増大したい。 上記の所見から、口唇は4mm短縮したい。白唇部は
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2018 . 6 . 13

眼瞼手術で、子供っぽさから大人顔に!

この数ヶ月は眼瞼の症例提示が多かった様ですが数えてみるとやはり口周りの方が多かった様です。ところがこの数週間は眼瞼手術の経過観察の画像が多くなりました。日程的な巡り合わせです。術前から、デザイン画、術直後、術後1週間の画像では変化は判るけれど、切開手術ではまだダウンタイム中です。完成は3か月としています。このところその時期の画像を載せたブログを沢山書きましたから、それを見てラインする患者さんが引っ切り無しです。今回も見事な結果で魅せています。 症例は、32歳女性。先天性一重瞼。アイプチしても二重にはならない。LF, Levator Function,挙筋筋力または滑動距離:瞼縁が閉瞼から最上方視まで動く距離は13mmと正常下限。皮膚は第一眼位(顔面正立位で正面視時)で瞼縁に被さり、見か
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2018 . 6 . 7

年に一回のスレッドリフトとPRPで若々しく保とう!。

今回の症例は42歳の女性。ほぼ毎年一回スレッドリフトとPRP療法で、若さを保ってきました。”いつものやつ!”みたいに手術治療や注入治療を受けられます。今年もこれがいいとされました。永久的治療でないのですが、メンテナンスになります。その継続でいい感じに保たれています。アラフォーに於ける加齢性形態的変化それは何か?。そこがポイントです。顔面を上中下に分けて診ると判ります。尚上顔面は眼瞼が支配しますが、これまでに治してあります。 画像を見ながら説明します。 正面画像は左が術前、右が術直後です。中顔面と下顔面は本来は眉下〜鼻下〜頤尖をいうが、契約で下眼瞼から下の画像とします。加齢現象で形態変形が起きて見えるのは、下垂と減量です。見えて来る部位は、先天的な形体の差が影響しますから若
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2018 . 6 . 7

久し振りに鼻の手術を載せます。鼻スジにプロテーシス、鼻尖に耳介軟骨移植。ついでに、黒目整形非切開法の追加も。

久し振りに外鼻を手術した症例を掲示します。私は30年前に北里大学の美容外科・形成外科入局以来、外鼻の手術に数多く携わってきました。実はチェーン店系では、のべつまくなし同じ形の(出来合いの)シリコンプロテーシスを短時間(<1時間)で廉価で入れるので、人数では叶わないですが、トラブルも多いし、患者さんに合わない形が頻繁に見られます。 私達美容形成外科医は主に軟骨移植とシリコンプロテーシスの併用手術を行なっています。今や定番で学会でも認められています。これが綺麗ですし、症例に合わせて作るので自然状態を損ねない。トラブルも少ないし、半永久的に長持ちします。ただし手術時間は圧倒的に長く、本症例でも約3時間を要しました。だから症例はチェーン店系の半分以下です。 実は更に、他の手術が多発してい
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