2018 . 5 . 10

定番となりました口周りの手術でも、症例の差はあります。

毎日口周りの手術を行っています。口周りの手術に於いてはバランスが重要です。私は毎回強調してきましたが、顔面全体の中での縦横の比率に応じて治すべきです。その点では症例ごとにバリエーションがあります。実際にいくつかの手術を組み合わせた症例も多くありますが、白唇が長い人を短くする手術が基本です。白唇部だけ短縮すると相対的に口角が下がるので、99%の症例が口角挙上術を併施します。また、白唇部は加齢に因り長くなり、赤唇部は加齢に因り薄くなり貧相になります。だから加齢顔貌の改善のためにも効果的な手術です。だからむしろ、先天性に長い場合それだけで人格に影響してしまいます。 症例は37歳、女性。上顎が下がっていて弛みや間延びした印象があると感じて来院。その前に丁寧にメールで相談事項を送ってこられました
▼続きを読む
2018 . 5 . 10

男子も口周りは気になります。口元がすっきりした!。

これまで男子の口周り手術は数え上げても十例は居ません。何故かと言えば創跡を隠すのが難しいからです。これまで毎回書いて来ましたが、口周りの手術は美容外科治療の最終兵器となる場合が多く、女性にとって至上の武器ですが、男性に於いては如何でしょう?。見てきたら意外と手術の適応性は高いのかも知れません。 男性の社会的有用性を高める為に、美容医療を利用してもらいたいと願っています。実は口周りの印象は、特に男性にとって大きな意味を持ちます。鼻の下が長いと社会的が低下します。だから男性にとっても、口周りの手術の有用性が高い症例が多いのです。 症例は23歳、男性。口元が間延びしてるのを気にして、本ブログを見い出すに到り来院。白唇長を計ると20㎜で長い。早速最大限の5mm切除を求められました。契約上
▼続きを読む
2018 . 5 . 9

美容医療の神髄-歴史秘話第109話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その84”「地方都市27:美容外科医は辛いよ!」

平成14年、2002年。私の医師歴16年(現在30年次です。)です。この頃は美容外科の世界でも今に至る激戦が続いていました。1992年(これより10年前)に日本美容医療協会が発足した時から非形成外科医の美容整形屋と形成外科出身の美容外科医の対抗心が表面化してきましたが、私と父はこの頃首を突っ込んでいました。そりゃ~そうだ。父は非形成外科で私は形成外科医ですからね。 その後、昭和50年代にT先生がチェーン店(新幹線整形と呼んでいました。)を展開したころから、個人開業の形成外科系美容外科医と非形成外科医の美容整形屋(父を含む)がまとまって、チェーン店系の非形成外科医が対立する様に構図が置き換わったのです。 何回も書いてきましたが、美容外科医は形成外科出身者と形成外科以外の科目しか修練
▼続きを読む
2018 . 5 . 5

美容医療の神髄-歴史秘話第108話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その83”「地方都市26:美容外科医は辛いよ!」

一見すると誰が得をするか判らない。少なくとも稼ぐ私が偉くなったように勘違いする経営体制のための借金ですが、そこに落とし穴三つありました。税務面と利息の額と返済義務の問題です。 先ず税務面ではこうなります。元来ロイヤリティーは、医院を借りる際にオーナーに投資してもらったのに対して、不動産等の持ち主であるオーナーに使用料として払っている形になるので、あくまでも経費です。私が確定申告時に申告して税額を減らし、オーナーはどのように申告しているかは判りませんが収入になっています。ところが上に挙げた様にロイヤリティーは減額して、返済は月100万円=年に1200万円ですが、その借金の返済は経費に相当しません。返済費用分の収入には税金が掛かります。つまり収入が同じなら税額が増えます。もちろんオーナーは
▼続きを読む
2018 . 5 . 2

E-ラインが品のある人には、さらに白唇短縮術と口角挙上術でお淑やかに、知性的に!

いくつかのサイトで、私の行なう口周りの手術の話題が載っています。 ○創跡が綺麗で目立たない。○形態の設定が適切。○手術前の評価が念入り。○美容学に基づいた顔面バランスの評価に依る手術法(デザイン)の選択が丁寧に為される。等々の評価を頂いている様です。私が真面目に【診療】しているからでしょう。主にブログに載っている画像と説明の内容が評価されています。ただし一部には、×カウンセリングが長くて面倒。×希望通りの切除を避ける。等の悪評もある様です。更に×数症例に於いては創跡が見えるのですが、許容されています。 最終的に創跡が見えるのは、年間約100例のうちの一例以下で、それぞれに原因も考察されているから、読んでいる患者さんは理解しています。それに正直に、改竄無く提示しているので信用が得ら
▼続きを読む