まずは目頭切開から。目頭の蒙古襞は被さりだけではなく、拘縮を伴います。何度も書いてきましたが、拘縮解除の為にはZ-形成術が適応です。医学的に自明です。患者さんにも必ず、口を酸っぱくして強弁してきました。ところが巷間の非形成外科医が主宰し、”直美”が多く勤める、金儲け目的で、美容的素養と知識や技術を持たない、S.やT.をはじめとしたチェーン店系の美容整形屋では、蒙古襞が被さっているから二重瞼が綺麗に出来ないとされ?!•••、目頭の蒙古襞切除術を薦められます。結果は!•••、目の窓が不自然な形態となり、拘縮も解除されないから、機能的にも前葉性眼瞼下垂状態は改善しません。多くの症例では、重瞼ラインも綺麗に繋がりません。
拘縮とは皮膚や皮下組織、場合によってはその深部にある筋までが突っ張ってい
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口周りの手術は得意分野。ブログを覧て、久し振りの掲載。丁寧に創痕が見えなくします。形態は特に綺麗と云われます。。
私はもう10年以上前から、口周りの手術を多数例手術してきました。ただしただ手術してきただけではありません。細かい診察に基づいて手術プランを立ててから、手術時間を充分に用意して、丁寧に手術してきました。
私の手術デザインには、いくつかの優位な特徴があります。1、鼻柱基部だけを短縮するのではなく、両側鼻翼基部まで短縮して、富士山型を防ぐ。2、鼻孔底隆起の下の折れ返り線を切開します。3、患者さんの元の形態と希望に依りますが、両側鼻柱基部と人中陵の縫合時に寄せて、人中をはっきりと狭くし、Cupid's bow 赤唇縁の弓型を強調し、赤唇中央の丸み、口唇結節を前向きにして、セクシーにします。
私は形成外科と美容外科を37年間診療してきました。形成外科領域では口唇裂を診療します。何度も書きま
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NILT法=切らない眼瞼下垂手術。黒目整形とも呼びますが、別に黒目を大きくするのではありません。
最近”直美”が話題に上がっています。直美だけでなく転科参入者も増えています。そして美容医療に携わる多くの医師は、その様な出自の危ない医師です。実は昔からの大きな問題点です。これから書く”直美”と”転科医”の話題は、私が父から伝達された歴史的見解です。その前に皆さんが知らない前提を教えましょう。医師は専門分野を深めたいのですが、大学医学部の6年間では浅い最低限の知識だけしか教えません。専門分野の知識と技術は、卒後国家試験に受かって医師の資格を得てから、現在は2年の卒後臨床研修と最低4年の専攻科目での症例経験を得て、学会認定の専門医を取得しなければ身に着けられません。研修と症例経験と学術的知識は、各学会が認定した大学病院を初めとした認定施設でしか受けられません。考えてみれば市中クリニックでは、ビ
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スレッドリフト。何故かと言えば、やはりダウンタイム。同時にPRPで何箇所かの陥没も埋めます。
私はスレッドリフトが好きな訳ではありません。たまたまこのところ、スレッドリフトを受ける患者さんが、モニター制(画像と診療内容を開示して、主に私はブログに載せる契約)を希望されることが多いからです。スレッドリフトはダウンタイムが軽い(短い)のですが、糸=スレッド,Treadは高額ですから、料金はまあまあ掛かるし、間違いなく年単位で後戻りしますから、繰り返す患者さんも多いからです。みなさん知っていると思いますが、スレッドリフトの糸は溶けて吸収されなければいけません。昔(前世紀)に、危ないビヨーセーケー医に非吸収性の糸(金の糸も含む)を入れてもらった患者さんが居ました。必ず後年、皮膚から飛び出してきます。ですから、スレッドリフトは絶対吸収性材料を使わなければいけません。との事で、今回スレッドリフト
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切開リフトと非切開リフトは、ほぼ同数施行していますが、なぜかスレッドリフトのブログが続きました。同時進行の眉下切開リフトも丁寧に手術して載せさせてもらいます。
何故スレッドリフトと切開リフトがブログに載るのかは、モニター価格(20%オフ)だからでしょう。ですが、スレッドリフトは持続性がない為、年単位で繰り返すから、実は負担が増えるのです。少しでも負担を減らすために、モニターを申告される患者さんが多いのでしょう。なお、さらに今回は、眉下切開も載せます。保険の手術で3割負担ですが、今回混合診療を避けて、保険手術の翌日に自費手術を行いました。同時にブログ提示をさせてもらえることになりました。
糸によるリフトは多種の方法があります。糸の種類も多様です。まず二つに分けます。リフト効果を求める方法と、張りを造る方法です。前者は始点を顔の上方のどこかに置いて、下方に向かって入れた糸に棘などの引っ掛かりが着いていて、それで持ち上げる方法です。後者は更に二つの
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