2017 . 3 . 11

知性的で美しい患者さんを素敵に。2週間もすれば魅力的な結果!

素敵な結果を見せてくださった症例の患者さんに感謝致します。綺麗なのは私の手術が上手なんだからと云われても、それ以上に症例患者さんが素敵だからです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAまずは術後2週間で完成に近づいています。

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傷跡はまだ見えますが消えますから心配ないです。

客観的に見て、本症例の患者さんは黒目整形が似合う。可愛さアップだけでなくイメージを汲み取ってのデザイン調整が効を奏しました。知性的でキリッとした雰囲気ができたと思いましたが、さらに可愛らしさもアップしました。

もう一度画像をご覧下さい。下の画像は術前と術直後と1週間後と2週間後です。

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短期的な経過がお判りますね!標準的です。

症例説明はコピペします。22歳、女性。先天的には狭い二重瞼。3年前他院で埋没法。ソフトC.L.を1年間装用した。埋没したら右の下垂が露見したとのこと。肩凝り、頭痛も生じてきて自ら眼瞼下垂症を疑われたそうです。LF14mmと正常範囲だが、MRDは2.5㎜と落ちている。つまり後天性腱膜性眼瞼下垂症でしょう。眼裂横径25mm、内眼角間33m、角膜中心間57mm。蒙古襞の被さりは多くないが、拘縮は強い。前回は平行のラインにデザインされているが、埋没では緩んだし、目頭付近の引き込みが消えた。この蒙古襞ではそうなる。フェニレフリンテストではよく開くので、LT法で挙筋修復が適応する。埋没法ではこのラインは外れ易い。蒙古襞の拘縮が邪魔をしているため、ぼやけたラインになる。吊り目で野暮ったい印象も呈する。前頭筋の収縮が常時あり、眠そうな生命力がない様に感じさせる。現在大学生で時間を作れるので、眼瞼下垂症手術切開法と蒙古襞の除去を同時にする予定を立てられました。

デザインを説明します。ラインは前回の`平行型`のラインで7mm弱とし、しわを作りながら眼球のカーブに沿わせます。切除は最低限の2mmを目頭から目尻まで同幅で引きます。この場合平行型のラインの延長線上に、蒙古襞に平行に襞の下の付け根から4㎜の縦辺を引き、60度のZ型を一辺4㎜で書きます。上下の切開線を目頭のZの上辺で蓋をする様に止めます。目尻より外のデザインはしわに沿ってすぼめていきます。下の画像がデザイン直後の開閉像です。OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA

この様に、手術はデザインが結果の65%を左右します。目頭切開を同時に連続してデザインすることは難しく、その審美眼を持つ医師は少ないのです。次に費用ですが、一目見て眼瞼下垂症であると診断出来る医師は多くありません。多くのチェーン店系美容整形屋は保険医療機関の申請を出来ないので、自費診療となり高額です。切開法は形成外科の研鑽を積んだ美容形成外科で受けましょう。またチェーン店系では、目頭切開を平行型二重にするために必要と薦められるようですが、それだけが目的ではありません。蒙古襞は被さりと拘縮の二面性があり、本来一重瞼の人は蒙古襞の拘縮が強く二重ができないから拘縮を解除する必要があるので、私たちの行っているZ-形成法が適しているのです。間違っても三日月型切除はしないで下さい。チェーン店系で眼頭切開を受けないで下さい。これも形成外科医だからできるのです。

本症例の患者さんは手術中に落ち着いていて、術中の出血も少ないため、1週間後には眼瞼挙筋の働きの効果もパッチリとしています。画像で開瞼量が充分に得られているのが見られます。本症例の患者さんには似合うと思います。眉が挙がらなくなり知的雰囲気が醸し出されています。眉が挙がっているととぼけた印象を与えてしまいます。目元がパッチリクッキリしているのは、キリッとした美人の要素の一つです。2週間後にはキレイとしかいいようがありません。医療スタッフも目にする度に羨ましがっています。

美容外科治療は形態的改善を、形成外科治療は機能的改善を図る目的を持ちます。どちらにしても求められる理想は可愛らしさと美しさです。目がキラキラしていると可愛い。可愛いという形容は好まれると言う意味で、可愛いともてるし、もてると経済的にも得します。でも目がパッチリしていると心の美しさを感じさせます。美しさは、豊かさです。社会的な豊かさです。豊かさは経済的なものだけではありません。人生をプライドを持って豊かに過ごす為です。地位や名誉の為だけでなく、人として人格総体として、豊かにと見られることです。

美しさは(美は)、神の仕業です。真善美の一つです。真は自然の摂理ですが、人の成す行為は神のおぼしめしですから、真です。美容形成外科治療は、その意味では神の許す人の技で、正しい行為です。だから善きことです。少なくとも患者さんにとっては善で社会にとっても善です。だから美しい形態と機能は神のおぼしめしで、人間という自然物の行為ですから、自然です。

美容形成外科治療はセーケーとかいうビジネスではありません。ましてや人体機能と社会的機能を向上させるこのような治療は、人間社会のためになされるべきことです。私の前でセーケーとかいう人は反知性主義を貫く動物で、相手にしません。私はビジネスではなく、真善美を求めて社会のために努力してきました。こうしてみなさんに福音を施してきました。

今回の症例の画像を見ると、術前術後の差は外見的に形態と機能の標準化は明白ですが、その結果内面的にも向上していると感じられます。少なくとも画像上、知的で美的な雰囲気が醸し出されました。内面的にも良好な影響を与えているからでしょう。更なる経過を診ていきたい症例です。