これまで多くの手術をしてきました。当院には１０年通っています。途中他院に移りましたが、約１年前から戻られて私の得意の手術を受けに来られました。他院の修正も兼ねてきました。
本症例の患者さんは外人的に出来る美人です。体幹の骨格がしっかりして、四肢が長く、身長もある美人体型で顔面は面長です。白人の特徴に近い遺伝子を持っているのでしょう。実は術中起きてもらう際に腹筋だけで座位に出来ました。私「こんな女性初めてです。」と叫んでしましましたら、患者さん「鍛えていますから。」と当たり前にお答え！。非アジア人(白人と黒人)は身長があるだけでなく四肢が長く、胸郭が厚くその分筋肉も豊富です。患者さんは意識しているのか先天的にその様な要素を備えているのか判りませんが、格好良くゴージャスです。
でも私は顔面を更に美人にしてきました。１０年前から５年前までには切らない眼瞼下垂手術２回、眉下切開、鼻唇溝プロテーシス、鼻尖軟骨移植、切らない下眼瞼下制術、付随して下眼瞼たるみ取り筋皮弁法、切らない鼻翼縮小術、６年前には白唇短縮術５㎜。
２年前の再初診時の診療内容を書きます。眼瞼部計測値は眼裂横径３２㎜：内眼角間３０㎜：角膜中心間６５㎜とやや離れ気味でも窓は大きくしていて離れていない。頬骨幅１３６㎜で５等分なら２７㎜ずつでも患者さんは目尻に余白を感じます。何故なら白人でも目の大きい人は目尻の外側の余白がないからです。
眼瞼は重瞼ラインが緩んで開瞼が低下しました。まず目尻切開とJowl Lift。その後眼瞼下垂手術切開法に切れ長整形を併施しました。なぜか右外が弱り追加しました。その結果切れ長整形と眼瞼下垂手術の間の皮膚が余りました。
その後鼻の修正手術に移りました。ブログの他の版に載っています。今回鼻が落ち着いたので切れ長整形の追加と眼瞼部追加切除をすることにしました。
先ずは２年前の眼瞼切開手術前の画像を提示します。
術前眼瞼部二葉。力を入れていない図と開瞼力(目力)を入れてくれた図。下に近接画像。
その手術後１ヶ月です。
眼瞼下垂手術切開法の結果はクッキリ、パッチリです。切れ長整形についてはよく挙がっていますが、目尻より外側の線と眼瞼の境目がまだ余っています。対して２回追加切除してきました。
今回追加切除と骨膜固定の強化を行いました。同時に口角挙上術を希望されました。
先ずは眼瞼の画像を診ていきましょう。
上の２年前の手術後の経過としてまだ足りない面があります。目尻から外側の切れ長整形手術は微妙なカーブを作るのが難しいのです。
眼瞼部近接画像は耳前部まで載せます。こめかみの余白を見るためです。それに近接画像で診ると、傷跡が見えて引き込まれていません。
デザインは、左右共ラインを延長して幅１．５㎜切除。骨膜に重瞼固定。眼瞼内で埋没を追加。
術直後は若干の腫脹で重瞼が乱れます。
近接画像で傷がある分こめかみが狭くなって見えます。
そして今回口角挙上術も併施しました。計測上内眼角間３０㎜：鼻翼幅３５㎜：口唇横軽４６㎜で、黄金比率の５：８で求めると４８〜５６㎜で最低３×２＝６㎜は拡大したい。白唇は短縮していて赤唇は厚くしているので口唇の縦横のバランスが合っていない(厚すぎるという意味)ため、５０％の目的としては口唇横軽の拡大を、残り５０％の目的として口角挙上を求めた。
中下顔面の画像を診ていきましょう。下列に術前と術直後の画像。
下列に近接で術前、デザイン、術直後です。
計測して左右差が１㎜なので４５度で右５㎜、左６㎜としました。結果は口角の高さが揃いました
右斜位像。腫脹で赤唇がより厚くなります。
左側面像。腫脹により赤唇、白唇共に外反します。
ここでご好意により全顔面の画像を診ていきましょう。
術後１週間で抜糸しました。
なんてキラキラした目元なのでしょう！。明るいキャラクターが表出していますが、眼裂横径が大きくなった、いやそう見えるからでもあります。吸い込まれそう。魅入られそう。
眼瞼部近接像では微妙なラインのカーブがまだ不明ですが、目尻の外側の顔面が減って見えるのは間違いない効果です。
口角挙上術の効果は見事ですし、何しろ軽快が早いのです。術後４８時間までは腫脹が亢進したそうですが、翌日からどんどん引いてきて７日目の画像は下の通りです。
口角が挙がっていても赤唇が分厚くなっていると怖いのですが、こうして腫脹が引いてきたら、可愛くなります。赤唇を増量していますから縦があるので口唇の横径を拡大して比率が整っています。キャラクターが明るいので口角と相俟って可愛く、赤唇の厚みとはっきりした赤唇縁が白人の女優の様なはっきりした口元を呈しています。
斜位像や側面像では、まださすがに腫脹が診られます。でもE-ラインより口が後ろにあるので、下品にはなりません。
今回も顔面全体像を載せさせてもらいました。面長ですが、部品的に眼瞼部は魅入られる様で鼻は高く綺麗な本当のアップノーズ。口元はまだ経過中ですが可愛く出来ました。何とゴージャスな顔達でしょう。人の眼を引く目立つ美人が更に引き立ちます。
今後の画像を楽しみに。今回は版を変えて、全顔面画像で眼瞼部も診ながら、口角挙上術の経過も診ました。抜糸まで載せました。
そして術後１ヶ月で診せてくれました。いや明るい彼女に会えると元気を貰えます。
今回はまず全顔面像で魅せます。キリッとして映ってくださいました。美しい！。口角の傷跡は近接画像でも見えません。眼瞼は切れ長整形と埋没の追加で目元がハッキリして顔面とのバランスが見事に取れています。
斜位像でも側面像でも口元がセクシーですが、E-ラインより口唇が後方にあるため品があります。
今回は眼瞼部の画像を後段に載せませした。
というのも近くで視ると・・
ラインが、右眼瞼の目尻よりも外側の切れ長整形の固定はできましたし、目尻の内側にMT法(埋没法)を追加してくっきりとしましたが、目尻の直上が落ちているのです。そこには重瞼固定をしていません。左はいいのに・・・。
こうしてもう一点追加することになりました。私としては何回でも会うたびに元気をもらえる患者さんなので近々させて下さい。その後も経過画像を頂けます。お楽しみに！、は私の方です。
その後、右眼瞼の切れ長整形の隣の前回のMTとの間の点にもう一本追加しました。
一目見て、左右の重瞼線が眼瞼縁に沿って、しかも目尻を越えて外側まで、綺麗な流れができました。線の一番外側からこめかみまでの余白の距離がほとんどなくなりました。
近接像で診ると、目尻から外側の切れ長整形での引き込みは徐々に浅くなっていきます。これが自然な深さです。
顔面全体像で口元(下顔面)、中顔面の鼻と眼瞼。上顔面は額の前突と広さ。そして輪郭との対比を診ると。部品費が日本人離れしたゴージャスな大きさで、はっきりした顔立ちです。日本人(アジア人)のフラットで彫りのないぼやけた顔立ちとは対照的です
両側面像でも！
両側斜位像でも！
眼瞼の外側の余白が減って輪郭と部品のバランスがゴージャスです。目はキラキラせせて写って下さいました。魅入られます。
ところで３次元的に診ると、赤唇から赤唇縁、そのすぐ上の白唇が多いかも。ヒアルロン酸なら今後修正していく計画を立てましょう。ですからまた診られます。お楽しみに！私も！。
当院では、2018年6月に厚生労働省より改定され施行された「医療機関ホームページガイドライン」に遵守しブログを掲載しています。 医療法を遵守した情報を詳しくお知らせするために、症例写真・ブログに関しましても随時修正を行っていきます。症例写真の条件を一定とし、効果だけでなく、料金・生じうるリスクや副作用も記載していきます。ブログにも表現や補足の説明を付け加えさせていただきます。
施術のリスク・副作用について：・麻酔薬にて、アレルギー反応を起こす場合があります。その場合は適切な処置を行います。・腫れは個人差がありますが、手術直後から少し腫れがあり、翌日がピークで徐々に引いていきます。目立つほどの大きな腫れは１～２週間程度です。・術後のむくみや細かな左右差の改善には、３ヶ月程度かかります。・内出血が起こった場合は完全にひくまでに２週間程度かかることがあります。・感染予防のため、抗生剤を内服していただきます。・手術直後は、つっぱりを感じることがありますが、２週間程度で改善していきます。・目頭の切開部位は、目やにがでる場所ですので、消毒にご来院下さい。・手術当日は、洗顔をお控え下さい。・手術後３日間は、飲酒・激しい運動・サウナ・入浴など、血流が良くなることはお控え下さい。・手術後１週間（抜糸まで）は、切開部位のお化粧はお控え下さい。・ケロイド体質の方は傷跡が残りやすい場合があります。
費用は、切開法の眼瞼下垂手術は保険診療ですが、切れ長整形は１５万円＋消費税がかかります。追加時は長さにより数万円です。口角挙上術は２８万円＋税です。なお顔面全体のブログ掲載を承諾して頂くと、４０％offとなります。
