カテゴリー別アーカイブ: 耳介軟骨移植術

2022 . 4 . 18

鼻先とか鼻の頭とか呼ばれる鼻尖形成は耳介軟骨移植が自然です。今回は鼻唇溝上三角にプロテーシスを同時に入れます。

このところ、外鼻形成の希望者が多く来院されます。私は約10年間は定番の手術をお奨めしてきました。鼻尖には耳介軟骨移植。鼻翼軟骨の縫合に依る縮小術。鼻梁(鼻スジ)にはプロテーシス。鼻唇角にもプロテーシス。鼻翼縮小術は外側切開と内側皮弁法を使い分けてきました。鼻唇角プロテーシスは鼻の為ではありませんが、必要な患者さんが居ました。 定番と言っても、何種類もの方法を駆使してきました。何故なら、患者さんの生来の形態は千差万別です。同じ顔の人は二人と居ません。だから丁寧に診察して、患者さんの希望も汲みつつ、敵する手術法を見つけていく手順が必要です。美容形成外科は医療ですから、診療が重要です。診療は診察と治療(多くは手術)です。診察の結果の診断は治療方針を提示する為のあります。値段を決めるためではあ
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2022 . 2 . 8

同じアジア人でも外鼻の形態は多様です。中国北方出身者は特徴的ですが、いつもの私の手術法をモディファイしました。

現生人類はホモサピエンスという種の生物です。ただし最近ネアンデルタール人が混じっていることも判明しましたが・・・それはあまり関係無いのでまたの機会に。ゲノム,Genomとは、遺伝子の中でも生物の基本的構造と機能を決定する遺伝子です。ホモサピエンスなら同一の物を持っています。でも遺伝子に変異は生じます。だから個体差があるのです。 約100年前からのグローバル世界より以前は、地域で変異が貯蔵されていましたから、人種差は明白でした。今でも純粋な白人とアフリカ系とアジア人は、遺伝子の発現型に大きな差があり、形態と機能に多様な差があります。もちろん肌の色は明白に違いますし、例えば一重瞼はアジア系だけです。他にもアジア系は白人に比べて鼻の高さの平均値が低いし、アフリカ系はさらに低いです。これらは遺
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2021 . 12 . 22

何回か隆鼻術等を繰り返して来た症例。その度に他院で無理な手術を受けてトラブるので毎回困った症例。でも私の造る形をを気に入ってくれているからなんとか再建します。

題名からしてなんだか分からない症例です。私も混乱しています。長年(かれこれ10年)診てきて、他の部位は満足できる結果を得ているのに、鼻は何回かうまくいったり、他院で壊してきたり、私がやりなおしてもまた壊れたりを繰り返して・・・、現在またこんなになったのをなんとか造り直そうということになったのです。何故最終兵器として私を利用したいのかは、判りません?。他の部位は良好な結果を得ているから信頼関係が成立しているからか、私が作る形態を患者さんが上位に思ってくれているのか、はたまたどうにか直したいから私ができるだけ安価に設定してあげているからかは知りません。 ただし、これまで永らく診て来たので、患者さんの特性を理解して来たつもりです。とにかく美人でいたい気持ちは他の人より強く!、派手で!、美容外
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2021 . 11 . 5

幾つもの手術を受けてきた患者さん。今回鼻尖形成術に至りました。順番があるのです。

症例は42歳女性。何年かに亘って私にかかってきた楽しい患者さんです。鼻尖から白唇、鼻翼に対しては当初から言及していました。ただし私の得意分野であるほかの面から進めてきました。実は私顔の全体像を掴みながら美容医療をしています。顔面全体像ならず、眼瞼や鼻や口や前後関係も得意分野です。 カルテを見ると、本年に入ってから鼻唇角プロテーシスの件と同時に鼻尖を治す様に書かれています。6月には鼻尖鼻柱への軟骨移植と鼻唇角プロテーシスとだけ記載されていて、7月に入って具体的なプランを検討し始めました。計測値から載せています。鼻翼幅38mm:鼻尖幅23mmだが、鼻翼は財布に凝らしているので寄せたくない。エ~!、知らなかった。かといって鼻翼軟骨が大きい。鼻柱も幅がある。鼻翼軟骨縫合+軟骨移植2枚と決めて、
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2021 . 6 . 30

患者さんからお申し出を頂き、鼻尖の移植軟骨を移動させながら、鼻唇角プロテーシスを長くして、鼻尖を高くしてみましょう。

トータルコンセプトを求めて美容医療を受けて来た患者さんで、一人の美容外科医に頼る事をモットーとして、私に罹って来た患者さんです。何と嬉しい話しでしょうか?。そうです。出来れば顔面はバランスを診ながら美容医療を施行して行くべきです。見た目は皆差異があります。でも、理想的な形態と部品や輪郭の比率はあります。その点は真面目な勉強している美容外科医の独壇場です。ビジネスに特化したチェーン店系のクリニックでは評価する時間が取れません。 症例は49歳女性。顔面形成に邁進して来た明るい女性。目がパッチリした美人顔で、はっきりした顔立ちを活かすため、美容医療を受けて来た患者さんです。今回は鼻尖部から鼻柱基部への修正点を指摘されました。 そもそも2年前に私が隆鼻術を施行しています。鼻尖中心化+耳介
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