今回の症例は、23歳、女性。二重瞼で、挙筋筋力もLF13mmと充分ですが、37/24末広型の二重瞼のラインを平行型にしたいとの希望で、来院されました。先週に引き続き経過画像を提示します。
上左画像が術前、上右画像が術直後でした。
1週間経ち、抜糸しました。
ま田茂や、目を細めた瞬間に撮影してしましました。診察時に御対面しながらお話をしている際には、パチっと目を開いていて症例患者さん本人も「目が開きやすくなったし、大きくなった気がする。」と満足されていたのにです。
目頭切開は、蒙古襞という異常形態を取り除くだけでなく、開瞼を阻害している蒙古襞の拘縮を解除する事により、開瞼を良好化する手術です。その理論から、Z−形成術を利用した当院の目頭切開手術は最適と考えられて
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カテゴリー別アーカイブ: Z皮弁法
当院の眼頭切開術はすべての日本人に適応します。形態改善の目的のみならず、機能改善の目的ですから!
今回の症例は、23歳、女性。二重瞼で、挙筋筋力もLF13mmと充分ですが、37/24末広型の二重瞼のラインを平行型にしたいとの希望で、来院されました。
とにかく術前と術直後の画像を提示します。美容的な改善は明らかです。その上眼裂も大きく見えます。さらに二重のラインを目頭まで出せて、平行型に出来ました。
実際には術直後は局麻の影響と疲労で開瞼の向上がはっきりとは見られません。ただし、黒目の内側の隠れ方が違います。術前は黒目の上にかかるまぶたの縁が斜めなのに対して、術後はほぼ水平です。それだけ黒目の露出面積が増えたということです。
当たり前ですよね!。目頭切開=内眼角部の蒙古襞による拘縮解除術は黒目整形の効果を与えます。術前の画像で見ると判ります様に、目頭に縦方向の弓状
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子供っぽい目元を大人っぽい眼に。黒目整形=眼瞼下垂手術埋没法と、目頭切開Z-形成術法=蒙古襞の拘縮解除術:3か月で完成としましょう。
ご覧の様に、目の窓の横幅が小さい。眉毛を挙げてしまう。目力が弱い。目元が子供っぽい症例。今回3ヶ月の経過を提示したいと思います。
症例は20歳、女性。生来の一重まぶたで、挙筋筋力(滑動距離)は13㎜と正常下限ですが、開眼時に常時前頭筋は収縮しています(眉毛を挙げています)。もちろん、一重まぶたによる皮膚性眼瞼下垂があるからです。それに、眼裂横径が25㎜、内眼角間距離が36㎜と眼裂狭小傾向です。傾向というのは、数字的には正常範囲だからです。間が36㎜は標準偏差内ですが、顔が小さい(体格も)ので、それとの比率としては、離れて見えます。つまり小顔、開きが弱い、横幅が小さい、その結果眉毛を挙げている。これらの症状が揃っているため、形態的に子供っぽく感じられ、社会機能的に損失を来していると考えら
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日本美容外科学会の第38回総会に参加して。−興味のあったトピックスⅠ−
9月22日火曜日と9月23日水曜日は日本美容外科学会の第38回総会が開催されました。ここでの為になった話題をピックップします。と言っても、やっぱり眼瞼ですか?。と辟易されるかもしれません。
他の分野も聴講したかったのですが、学会のプログラムがそうはいかないのです。学会は予めプログラムと抄録が配布されますが、三列の配列で、見たいものが重なるため、偏ってみることになってしまいます。鼻やリフト等は聴講できませんでした。
眼瞼のうち;目頭切開、眼瞼下垂、下眼瞼のシンポジウムをじっくり見ました。そこでまず、ブログを書く前に、もう一度前抄録を読み返してみました。
その前に学会とは何をするところかを説明します。まず学会とは、学術的提示と議論の場所です。ある学術分野の世界的な知識を持った有
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子供っぽい目元を大人っぽい眼に。黒目整形=眼瞼下垂手術埋没法と、目頭切開Z-形成術法=蒙古襞の拘縮解除術:4週間でキレイ。
今回の症例は、解り易い題名の割になかなか結果が見えない症例です。
上左図から時計回りに、術前、術直後、術後2週間、術後4週間です。
術前と術後の変化は明瞭です。題名にありますが、目が離れている(球が離れているだけでなく、窓が離れている。)のは、蒙古襞が残存しているからです。一重まぶたのため、眼瞼下垂症状を呈している(開眼時に前頭筋が収縮し、眉毛が挙がっている)から、眠そうな顔つき。
以上の術前の状態を手術で改善したら、形態的に良くなるだけでなく、目の窓が大きくなれば、視界が広がり、機能的改善が得られる筈なのは、私達にとっては分かり切ったことです。
手術は、切開法による眼瞼挙筋前転術と二重瞼形成による皮膚性眼瞼下垂の改良術。蒙古襞による内眼角拘縮の解除=切除を伴
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