この数種間に症例提示の承諾を頂ける患者さんが頻出されました。目頭切開が続いています。要するに症例提示を見て「私も私も!」と芋づる式に希望されるからでしょう。良好な形態を作れて経過を正直に提示して来たからと自負しています。皆さんに悦んで頂いているので、私達としても嬉しい限りです。
症例の2週間目の提示を致します。
上左が術前、上右が術直後です。
上左が1週間の抜糸直後、上右が2週間で経過を見せて頂きました。
画像上術後しばらくは開瞼が不良とに写っています。痛いのでしょうか?、突っ張るのでしょうか?。目頭切開=蒙古襞の拘縮解除術は、開瞼を阻害する皮膚の突っ張りを無くす事が主目的であると、これまで何度も言い続けてきました。なのに、術直後は腫脹と創の痛みで開き
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カテゴリー別アーカイブ: 皮弁
眼頭切開が評判です。当院独自のZ-形成法による蒙古襞解除術はこのような症例にも使えます。
これは難しい。形態をどれだけ作り上げるかは、デザインが60%以上の割合で左右するのですが、他院の修正手術では限定されるからです。しかも前医が医局の先輩で知り合いなだけに、逆に聴きにくいから詳細が不明です。手術当日中に解ってくる事がありました。
症例は35歳、女性。3年前に他院で目頭切開を受けたが、効果不足との訴え。
内眼角間距離39㎜ 眼裂横径26㎜ 挙筋筋力は13㎜だが、腱膜性眼瞼下垂症に対して切らない眼瞼下垂手術を受けている。顔が横に広がっている感じなのでもう少し目の窓を寄せたい希望に対して、一辺4㎜のZ−形成法による目頭切開を予定しました。
上左図が術前、上右図が術直後です。充分に効果が得られています。計算通り目頭が1.5㎜ずつ開いて内眼角間距離は36㎜にな
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当院の眼頭切開術はすべての日本人に適応します。形態改善の目的はちょうどいい。
今回の症例は、23歳、女性。二重瞼で、挙筋筋力もLF13mmと充分ですが、37/24末広型の二重瞼のラインを平行型にしたいとの希望で、来院されました。先週に引き続き経過画像を提示します。
上左画像が術前、上右画像が術直後でした。
1週間経ち、抜糸しました。
ま田茂や、目を細めた瞬間に撮影してしましました。診察時に御対面しながらお話をしている際には、パチっと目を開いていて症例患者さん本人も「目が開きやすくなったし、大きくなった気がする。」と満足されていたのにです。
目頭切開は、蒙古襞という異常形態を取り除くだけでなく、開瞼を阻害している蒙古襞の拘縮を解除する事により、開瞼を良好化する手術です。その理論から、Z−形成術を利用した当院の目頭切開手術は最適と考えられて
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口周りの手術:口角挙上術と鼻唇角下制術の術後経過と創跡の評価
先月施行した口角挙上術と鼻唇角プロテーシスの組み合わせによる口唇(白唇)短縮術の効果と創跡の状態を見ていきましょう。皆さんも評価して下さい。
もう一度下の4枚の画像を見比べて下さい。上左が術前、上右が術直前のデザイン、下左が術直後、下右が術後1週間で抜糸した直後です。
結果は一目瞭然。いい感じが作れています。術前は鼻の下(白唇部)が間延びした感じ。術後はしまった感じ。キリッとして綺麗な口元です。
もう一度簡単に説明します。鼻唇角とは、鼻柱が白唇部に立つ角度、鼻唇基部とも言います。正確には基部は人中陵と交わる点で、角は側面から見た角度です。角度は90度が望ましく、鈍角(90度以下)だと鼻が上向いている。鋭角(90度以上)だと喰い込んでいる鼻に見えます。近年栄養状態の向
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口周りの手術:口角挙上術と鼻唇角下制術の術後経過と説明。
前回提示した口角挙上術と鼻唇角プロテーシスの組み合わせによる口唇(白唇)短縮術の効果を見ていきましょう。年末年始が多忙だった為に1週間目の経過画像が遅れてしまいました。申し訳ございません。なんだかなあ!電車が遅れたときの言い訳の放送みたいですね、お許しください。
抜糸直後で血液がちょっと付着しています。
何はともあれ、上の4枚の画像を見比べて下さい。上左が術前、上右が術直前のデザイン後、下左が術直後、下右が術後1週間で抜糸した直後です。
一目見て、感じが作れています。術前は鼻の下(白唇部)が間延びした感じ。術後はしまった感じ。キリッとして綺麗な口元です。鼻の下の目に付くポイントは、鼻唇角と口角にあり!。その意味ではよく判る症例で
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