カテゴリー別アーカイブ: 美容医学博士

2016 . 9 . 14

派手目な手術はタレント性をアップさせます。

当院の売り!、黒目整形が大流行となっています。本来、切らない眼瞼下垂手術を皆様に浸透させるために命名したのです。切らない眼瞼下垂手術NILT法は、適応を間違わなければこんなにいいものはありません。しかし、適応が限られる。戻りもあり得る。でも黒目そのものを大きくするのではないのに、考え違いしている患者さんがいらっしゃるので説明が大変なのです。 こうなれば、定着する切開法も黒目整形の一種だと主張し、さらに眼頭切開=蒙古襞の拘縮解除術=Z-形成法も黒目整形の一種だとしてしまおうと考え、今回提示症例とさせていただきました。 症例は、24歳、女性。先天的には一重まぶただった。昨年他院で埋没法を受けて奥二重っぽくはなっている。でも御覧のように皮膚が余剰で眼窩脂肪の膨隆も残る。LF:挙筋滑動距
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2016 . 9 . 6

切らない眼瞼下垂手術=黒目整形=NILTは万能に近い・・の2週間後

これまで重瞼術を繰り返して来て、満足を得られない患者さんにはこの手術をお奨めします。とにかく結果が良い。かといって目立ちすぎない。ダウンタイムは若干増えても日常生活には支障を来さない経過です。 上が術前術直後です。明らかに開いて、重瞼はくっきり入りました。 2週間後の経過画像です。 近接像でも見られるように腫脹が遷延しています。だから開瞼が不足なのか、それとも締めが弱いのかは解かりません。とにかく重瞼線の下が腫れていて、結果が出ていません。もちろん左の前頭筋収縮が強くて眉が挙がっているから重瞼の幅が動的に揃っていません。BTXが必要かもしれません。 切らない眼瞼下垂手術=黒目整形原法=NILT法は重瞼をクッキリさせ、目の開きをパッチリにします。何度も言
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2016 . 9 . 1

美容医療の神髄-歴史秘話第57話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その33「札幌編」”

12年次は平成10年、1998年です。突然思いついたのですが、毎回テーマがアッチコッチに飛んで時間軸もずれることがあるので、題名の後ろに何とか編と書き添えることにしました。 銀座美容外科におけるフルタイムの美容整形というか、美容外科的診療経験は私を一団飛躍させました。それまでいくつもの美容外科チェーン店にバイトに行っていたし、銀座でもバイトして美容外科診療に携わっていたのですが、フルタイムだと勉強になりました。患者さんに対する責任を感じながら、経営も考えていかなくてはならない。ところが、銀座美容外科の経営は傾いてきていました。前にも述べたように、銀座美容外科医院は父が常に一人で診療してきました。父が病気となったために私が常勤したのですが、患者さんは結局一人分しか来ません。そして、父の療
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2016 . 8 . 25

PRP注入で増幅すると、こんなに若返ります。

PRP療法は、目の下の下眼瞼の半月形の膨らみ=目袋の下の半円形の溝=頬瞼溝=別名クマ取りと、鼻の横から斜め下に流れる溝=鼻頬溝=別名ゴルゴ13ラインを埋めて若返るには、第一選択の治療と言えます。 症例は57歳、女性です。実はこれまで切らない眼瞼下垂=黒目整形=NILT法を受けているので目元は元気な印象なのに、目の下が年齢を感じさせてしまう症例です。 まずは画像をご覧下さい。 上の画像は左が注入前、右が注入直後です。 上の画像で左斜位で、クマを斜めから見て比較してみましょう。 注入前には目の下に半円形の溝があり、これが影となってクマに見えます。クマは調子の悪い人が疲れている時に見えるので、いつも疲れて見える=先が短く感じさせてしまいます。 ゴ
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2016 . 8 . 24

切らない眼瞼下垂手術=黒目整形=NILTは万能に近い!

これまで重瞼術を繰り返して来て、満足を得られない患者さんにはこの手術をお奨めします。とにかく結果が良い。かといって目立ちすぎない。ダウンタイムは若干増えても日常生活には支障を来さない経過です。 上の画像は術前術直後です。まだ直後の画像しか無いので、困った表情を呈しています。さすがに直後は突っ張るし、麻酔でいやな感じがする。点眼麻酔の影響で目が赤い。腫脹(腫れのこと)は無くはない。つまり出来上がりは日々やって来ます。 まず数時間で局所麻酔が切れます。糸を出す点にごく微量しか入れていないのですが、知覚低下はいやな感じがします。数時間で戻ります。ちなみに麻酔が切れても糸の点は0.1㎜大の孔なので痛くありません。ただし閉じ切るのに最低1日は掛かるようです。 局所麻酔はまぶた
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